仕事や責任なんて忘れて年頃の子供らしく遊ぶ!って決めてデートに来て途中まで無邪気に楽しんでたのに
空気の読めないライブキャスター通信が入って考えるよりも先に反射的にそれを受けようとする
キョウヘイ君の腕を後ろからそっと抑えて「今日はまだお休みの日でしょ?」って囁いて
オフに集中できるようにしてくれるルリちゃんとかいいと思うんだ
でもキョウヘイ君はルリちゃん自身自分と同じような立場故の抑圧を日々感じていて
その分普通の人らしい喜びに対して貪欲な事を薄々悟っているから
この言葉は僕のためなのかな……それともルリちゃんのためなのかな……って想いが一瞬だけ去来して、
でも耳を撫ぜるあたたかい吐息とキョウヘイ君を魅了する甘い声と押し付けられる柔らかい身体と優しい匂いに包まれてなにもわからなくなって
その間にライブキャスターの通信は切れてるの
19/09/08(日)23:37:03
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