虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2018-01-14のスレッド一覧 6633件

ヒグマとキンシコウはママ依存症患者─ママゾンの駆除に追われていた中ついにその発生源を見付けることに成功した 案の定発端はリカオンだった 捕らえた他のママからママゾン化の反応はなかったのだ そしてそんなバイタリティ溢れてるのは…一人だけだからだ そして二人はリカオンの足取りを掴み…対峙することとなった 「随分手際がいいんだな…キンシコウそっくりだ」「そしてあの強さ…ヒグマさん顔負けですね」先輩達…!「だからこそ!」「ここであなたを止める!」 二人が得物を振りかぶったその時─手拭いが二人の得物を弾いた「リカオン!逃げるんだよよよ!」そう、カピバラが助けに来たのだ カピバラ…すまない! リカオンは駆け出した 「どうして邪魔したんですか!?」「先輩が後輩を倒すのかよよよ!?」「先輩だからなぁ…止めるんだよ!!」カピバラの尻を叩き始める二人…しかしカピバラは叫び続けた 逃げろ、逃げて母として生きろと 例えその声が届かなくても 逃げ延びたリカオンは泣いていた 自らの存在が災厄をもたらしている事に そしてそれでも母としてありたいと思う心に そして自らを救ってくれた友に 涙と母乳が止めどなく溢れた…

18/01/14(日)22:16:04

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今晩もマスターが私をマイルームに呼び出した。 ―――妙だ。今日はシミュレーターの種火狩りで指示はなかったはず。 「ジャンぬ!バスター攻撃!続いて天草はバスターからのソフトクランチ!トドメは茨木、バスターで頼んだ!」といった風に必ず紛れ込ませてくるはずなのだが…。 この頃のマスターの執着に辟易していたのは事実だが、こうしてまた風変わりに呼び出されるのも薄気味の悪さを感じさせる。 招きに応じて尋ねるとそこにはリリィがいた。師匠、師匠と妙に懐いてくる娘だ。 「いや、実はリリィがソフトクランチってなんですか?私もしたいですってせがんで仕方がなくてさ」 まさかそれを教授しろと仰る?…前はこのような方ではなかったはずなのに。 どうあれ、この説明を終えなくては開放されない様子。私はリリィに丹念に、努めて肝心なところを暈しながらレクチャーしていった。 感心するかのようにふんふん頷くリリィの様子に思わず苦笑してしまう。 どうやらリリィは私の説明に夢中なようだ。息を荒げているマスターの様子は意識の外にあるらしい。 「…!アップ!ダウン!アップ!ダウン!オーバークランチ!」 マスター、頼みますからお静かに。

18/01/14(日)03:40:42

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