「従者……というのは、その、……主人の性処理を手伝うもの、らしい」
夜分遅く突然ぐだおの部屋を訪問したジークは数分ばかりの沈黙後
ぐだおの顔を伺いつつ、ほんのりと頬を桜色に染めながら言った
「それに、今の俺は端末であり貴方のサーヴァントだ。性行為は、魔力供給にもなる。……だから」
殺マシュ、もとい風魔の頭領と同じ声の邪竜ジークはぐだおの前でおもむろに服を脱いでいく
己の身体よりも細い、均整のとれた象牙のように白く美しいジークの裸体からぐだおは目が離せない
同性の裸体なぞ見ても面白くない、はずなのに
無意識のうちにぐだおはゴクリと息を飲んだ
「マスター……その、俺ではいたらないかもしれないが……マスターの性処理を…手伝わせてほしい」
教えてくれればその通りにするから、と血の涙石のような瞳を羞恥で潤ませた邪竜は
消え入りそうな小さな声で言った
18/04/30(月)23:43:39
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