トレーナーに彼女が居ることはずっと前から知っていた。というか本人が話してた。
ウチと出会ってちょっと経った頃に聞いて、ウチとしてもトレーナーが好きぴとずっしょの方が良いと思ってた。
その時は、トレーナーはあくまでトレーナーで、ズッ友だと思ってたから。
ズッ友が幸せならそれは嬉しい。応援したい。それは、その時は本当に本心だった。
トレーナーは、恩師で、恩人で、ズッ友で、大切な人だ。だから、幸せになって欲しい。それは本当のはずなのに。
何時からだろうか。トレーナーのスマホ、その待受画面から目を逸らしたのは。何時からだろうか。トレーナーの部屋にある2人の写真を視線から外したのは。
何時からだろうか。トレーナーを、目で追ってしまうようになったのは。
21/12/01(水)23:55:42
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