虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2018-01-20のスレッド一覧 6890件

どうして…こんな事に… 白濁に汚され尽くしたサーベルタイガーは光の失われた目で自問自答した もっとも普段からハイライト入ってないが 遡ること数時間前 ハンターとしての研修の為リカオンと共に行動をしていた 初めの内は偵察力に優れ気配りも出来る頼もしい先輩だった そう…ある時までは 「奇遇だねねね…その子は?」おやカピバラ 私の子のサーベルタイガーちゃんよ「あなたの子になった覚えはないです…」何故か認めてくれないけど「反抗期だねねねきっと」 そう、ママ友との邂逅だ すっかり母として振る舞っておりもう止められなかった そしてここで致命的ミスを犯してしまったのだ…「あの…弟子、だと思うんです…ほら『子』って入ってますよね?」 リカオンの豹変ぶりを知っていた為なるべく穏当に済まそうと言ってしまった『弟子』という単語…これがいけなかった その瞬間リカオンとカピバラの目付きが変わった 弟子…だと?カピバラ!!「継承の試練だよよよ!!」何処から取り出したのかガラガラを振り回し始めた するとどうしたことが母親達が集まってくるではないか! これより!当代ジャパリマザー継承の儀を始める!!『母っ!!!!』

18/01/20(土)20:27:15

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父と野球をしていた時の話だ。その日は父が居なかったので僕は壁と送球勝負を行っていた。 でもブロック塀は弁慶の如き鉄壁の守りで、勝ち星が皆無なまま赤星ばかりが増えていた。 積み上げた星が邪魔で足元が覚束なくなり、いよいよ帰ろうかという頃。夕焼け色の原っぱにふらりと姿を現したのは湯川だった。何時のころからか梨園に住み着くようになった昆虫の一種だ。 gff(蠅や御器噛りは秒間百回も羽を震わせて飛ぶという。叶う事ならそれ以上の速度で肉体を動かしたいものだなあ) なるほど。同じパ虫類として負けてはいられないという事か。その向上心は見習わねばなるまい、と深く感じ入った事を覚えている。 しかし生与の才には限界がある。万が零、飛び六法までは至れても、大サリエリが体験した昏いdivine lineが必ず立ち塞がってくるのだ。人間という種がいかにピッチングの練習を重ねても、ブロック塀より先にキャッチングの限界が来るように。 でも湯川は一瞬だけ限界の先に至った。かつて湯川と呼ばれた肉塊は硫酸を受けた瞬間、筋肉を高速収斂させ秒間億万コイに成功。 その後、湯川がどうなったかは僕と父と、ゴミ捨て場にたなびく煙だけが知っている。

18/01/20(土)04:57:37

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