虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。

2018-06-16のスレッド一覧 6641件

『ようこそ!ジャパリパークパビリオンへ!ここで観察できるのはただの動物だけじゃない!ここに来た君ならもうわかるだろう?そう…フレ』ガガー 『緊急警報!緊急警報!パビリオンにセルリアン侵入!大変危険ですのでお客様はただちに避難を…』ザッ 『パークのLBは!?』『起動済みです!』『今すぐ…』 『ふざけやがって学者共め!こいつはただのセルリアンじゃないぞ!逃げ…おいお前!』『フレンズ一人で何が出来る!?早くこっちに…はぁ!?』『嘘だろ…ATすら弾く相手を殺りやがった』 『無事かお前…!?何をムグッ』『隊長!?うわぁこっちに!』『来るな!来るなぁぁ!!もう満足したろ!?』『ひぃぃい!助けて!助け、た…あああああ!!』 『っ!保安部隊が何者かに襲われ…』『早く救助を!』『ですが生存しておりバイタルは正常…いえ!サンドスターが!』『まさか…』ガコォン! 『きゃああ!!』『カコ博士!早く逃げ…』『アワワワ…』『やめてリカオン!お願い!』『どうして?助けを求めたのはあなた達…つまり私の子供でしょう?さ、母乳…飲みましょ?』 ここはジャパリパークパビリオン…誰でも歓迎する場所 だが出ることは何人足りとも…許されない場所

18/06/16(土)21:40:34

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ジガは完膚無きまでにボコボコにされた。 血溜まりの中の身体はピクリとも動かず、ただ尻に刺さった一輪の百合が敗北の風に揺れている。 焦ったのは白の部隊である。まだ連載が終わるまで時間があるのに、ここで主役が負けて終わりでは格好がつかない。 窮地のジガを救うべく、居酒屋で作戦会議が開かれた。 「コウちゃんがあんなにだらしないなんてねえ」ため息をつくシュラアに命令者が牙を剥いた。 「あんたのせいでしょあんたの。手加減って知ってる?意味分かる?」 「まあまあ、シュラアさんが悪いわけじゃないですよ。普通は大逆転してくれると思うじゃないっすか」 「そうよそうよ。だいたい私じゃなくてランダに任せなかったのが悪いのよ」 「うっさいわねー。命令聞く前に親子喧嘩おっぱじめたのそっちでしょうが。責任とってここの代金払いなさいよ」 醜い内輪揉めが始まった。白の部隊の団結に亀裂が入りかけたその時、居酒屋の扉が蹴破られ、大剣を構えたコウが現れた! 「シュラア!今度こそお前を殺す!」 なーんだ、ジガ無事だったんじゃん!安心して勝負を受けたシュラアが進み出て、酒瓶でコウの頭をカチ割った。 次号、再びジガ大ピンチ!

18/06/16(土)21:15:09

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さんざん食って飲んで騒いだ後、ランダが「そろそろ終電なんで」と言い出し、 命令者と一緒に獣騎たちは千鳥足でぞろぞろと祖国へ引き上げていった。 後には大量の酒瓶と空の皿、積もりに積もった居酒屋のツケが残った。 形はどうあれ、人類と怪獣の戦いはこれにて終幕となったのである。 人々は日常を取り戻した。年月を経るごとに戦いの記憶は薄れていった。 コウもまたジガという正体を隠し、勤労に励む社会人になっていた。 居酒屋のツケを完済した今となっても、コウには働く理由があった。 「おかえりコウ君!」自宅に帰ったコウをエプロン姿の紗綾が抱き締める。 「ただいまイタタタ」元軍人の嫁の抱擁にコウの骨がメリメリと軋んだ。 「おぎゃー!」奥の部屋で赤子が泣くのを聞いて紗綾が慌てて走っていく。 鉢金家の中での騒々しくも平和な日々。これこそコウが働く理由だった。 疲れた体を湯船に沈めつつ、コウは己の得た幸福を噛み締め、小さく笑った。 と、唐突に風呂場の戸が開かれ、命令者とランダが姿を現した。 命令者は黒いローブ姿で杖を握り、ランダは革鎧を着込んでいる。 驚愕するコウの頭蓋を命令者の杖が叩き割った!次号、ジガ異世界転生!

18/06/16(土)20:04:10

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