虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2020-08-04のスレッド一覧 5633件

ぽぽろんちゃんも道に迷ってた人に正しい道を教えてあげたらその場面を見てたぺこら様がずっと今のは誰ですかってしつこく聞いてきて知らない人だって言っても全然信じてくれないから鬱陶しくなってぽぽろんちゃんの大切な人って嘘をついてそのままぺこら様を振り切って逃げるんですけど逃げる直前にぺこら様の目付きが凄いことになってたのが妙に気になる その日の夜に寝ようとしても顔も忘れてしまった道に迷っていた人が大変なことになるんじゃないかと思ってじっとしていられなくて夜中に出歩いてしまう 当然その人に会える訳もなくてむしろ街は凄く静かで段々と心配をしてた自分が馬鹿みたいだなと思ってコンビニにでもよって帰ろうと思うと急に手を捕まれる 振り向くとぺこら様がいてこんな夜中に出歩くなんてあの人と会う約束をしてたのかとか聞いてくる 答えられないでいると嘘をつくのはいけないぽぽろんちゃんの大切な人は自分だからあの人にそれを伝える為にずっと待っていると言い出すぺこら様 ぽぽろんちゃんが逃げようとすると掴んでいる手を引っ張って既成事実を作ろうと無理やり近くのぴののアパートまでひっぱっていくっていうのをやりたいんですけど

20/08/04(火)23:09:27

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近頃すっかりこの仕事が板についてきたらしく、テーブルに酒が残ってると気が滅入るようになった。 「クソが……おっと」 つい悪態を吐いて、自省する。客は全員ハケたとはいえ、一応まだ営業中だ。 「オレさまには落ち度ねえけどな」 あの眩しい笑顔がいけ好かねえ博士見習いは、決まってマスターが休みの日を狙ってやって来る。 昔の約束だか何だか知らねえが、まだ顔を合わせられないらしい。巻き込まれるオレさまはいい迷惑だ。 そんでマスターの話をあれこれ聞こうとして、最後にダンデライオンを頼んで、一息に呷って帰るまでがお決まりだ。 「……2杯ともテメーで飲めっつったろうがよ」 ガラル人がどいつもこいつも好んで仕方ないカクテルの王様、ダンデライオン。 今日はそのダンデライオンのうちの1杯が、手を付けられないままカウンターで汗をかいていた。 流しに捨てようとして、思い止まる。良し悪しを見定めてやるつもりで、グラスを一気に傾けた。 「気に入らねえ」 温く、また薄くなって、作りたての切れ味はない。そのくせ、リカールの嘘甘さがいつまでも舌に残る。 「気に入らねえよ」 オレさまはダンデライオンのことも、好きになれそうになかった。

20/08/04(火)03:30:48

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