虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2017-10-09のスレッド一覧 6916件

「たまには外に足を伸ばすのもいいかもな…意外な収穫もあったしな」どこか上機嫌で地下迷宮へと帰るツチノコ「まぁ…やっぱりこっちの方が落ち着くが…あ゛ぁぁ゛あぁぁ゛ぁあ゛!?」 ドアを開けるとスナネコを抱えたリカオンがそこには… 「なっ…なにやってんだお前ぇぇ!!」見ればわかるでしょ子育てだよっ!!「見えるか!そいつ泣いてるじゃないか離してやれよ!!」全く…この子すぐ泣き叫ぶからわざわざ静かな所で授乳してたのに…っ!起きる前にツチノコちゃんも授乳してやる! スナネコの放りツチノコに飛びかかる 「ふざけんな!こっち来んな!おい逃げるぞ!」スナネコを背負い一目散に駆け出すツチノコ 長年地下迷宮に居るだけあって地の利は大いにあったようで何とか撒くことに成功したようだ 「けほっ…ありがとう…」「ったく…何があったんだ?」「お散歩から帰ってきたらお家にリカオンがいて…拐われて…気付いたらここに…」「災難だったな…落ち着くまで少しここに居ろ」「本当ですか?ありが…あああ…」「おいどう…う゛ぉあ゛はっ!」 迷路の運動会…なかなかエキサイトだったわ二人とも ゴールは母の腕の中ってね? 地上に悲鳴は届かない

17/10/09(月)19:30:56

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畑の隅に、小ぶりのスイカが残っていた。幾分肌寒いこの頃まで、よく残っていたものだと思った。 一人で食べてしまうには何か勿体無いように思って友人を呼んだ。 無礼な男だった。不潔で悪臭を放ち、常識などドブに捨てた様な男だった。 彼は大口を開けてスイカをむさぼり、卑しい事に一玉丸々食べてしまったのだ。 そして彼はそのまま帰った。 翌日彼に会うと、何やらむず痒い様だった。原因は本人以外の誰の目にも明らかだった。 頭の上にスイカが芽生えていた。彼は顔が大きすぎて頭頂部まで手が届かないのだった。 やがてスイカが育ち、大きな実が沢山生ってくると人々は勝手に収穫し始めた。 どうして俺のスイカを。怒った彼はスイカの蔓を根から引き抜いてしまった。 後には広い広い穴が開いた。 何故だか途端に彼の頭はいかがわしい男達の溜まり場となり、ぽっかり空いた穴は精液で一杯の池になった。 すると今度は男達が釣りを始めた。泳ぐ精子を釣り上げながら陽気な宴を開く。 頭の上で連日連夜の大宴会。 流石に彼はたまりかね、自分で自分の頭の池に身投げしてしまった。 今、また一つスイカを見つけた。落ちかけた夕陽が覆いかぶさって来た……。

17/10/09(月)01:30:11

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