虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2021-03-13のスレッド一覧 5846件

……っなんだカフェか。すまない、最近どうもあちこちで寝てしまうんだ。いやぁ他人の論文を読むってのが想像以上に良い入眠儀式でね。これもまた科学さ。 あぁそうだ、君の言うとおりだとも。睡眠による体力回復の効率化には整った睡眠環境が肝要だし、自己管理はあらゆるウマ娘の基本だね。 ふぅン……君は最近の私を幼児か何かかと勘違いしていないかな? 確かにぼさぼさの髪は洗ってドライヤーでよく乾かさなくっちゃあな。肌は美容液で保湿しなきゃだめだ。全身のストレッチも日々の疲れを取るのには欠かせない。 明日のトレーニング計画も既に練ってある。別にそう大した事じゃない、信じられないくらいマメに蓄積されてたデータを応用してるだけさ。 喉も乾いているんだが……紅茶は寝る前には駄目なんだ、睡眠の質を下げてしまう。だから糖質オフのココアを──あぁ、別に君が作らなくともいいよ。モルモット君との約束でね、これのレシピは企業秘密なんだ。だから私が作る。 あとは、そうだな。枕元にいくつか論文を……おいおい、これくらいは許してくれよ。私の安眠のためなんだ。 大丈夫だよカフェ、私は大丈夫だ。 ……一人で、なんだってできるとも。

21/03/13(土)23:15:40

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ジェニーってジムの休憩中に「そういえば衣舞紀、毎日咲姫ちゃんにお弁当作ってあげてるって本当?クラスで噂になってるよ♪」って聞いたら「毎日ではないわよ?ほら、あの娘一人暮らしだから…ほっといたら何も食べずに過ごしてそうなんだもの」と全然聞いてないことまで返ってきて相変わらずお世話焼きさんねと感心し「フォトンは皆姉妹みたいな雰囲気だけど、衣舞紀は特にお姉ちゃんって感じ!…そうだ、私も衣舞紀お姉ちゃんのお弁当食べてみたいな~!」と好奇心と悪戯心半分で試しに言ってみたら「貴方お昼はいつもピキピキのみんなで学食じゃない……あとお姉ちゃんだなんてやめてよ…」と言いながらも満更ではなさそうだったのでイケると踏んでプッシュしたら作ってもらえることになりその時衣舞紀さんもフォトンにはない独特のノリと押しの強さにペースを持っていかれながらもジェニーの年下らしい可愛げに悪い気はしなかったので咲姫ちゃんと一緒に食べない予定だった日にジェニーの教室にお弁当持っていったらそのままピキピキの全員とお昼を食べることになりいやまあ別にいいんだけどできれば先に言ってほしかったわって思った衣舞紀さんって風潮はあったらしいね

21/03/13(土)21:48:38

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ウマ乗りという言葉がある。この言葉はかつてウマ娘が意中の男性と結ばれる際に自前の強靭な膂力で男性を組み伏せ、強引に結ばれようとするのが一般的であった時代のウマ娘の姿を指して生まれた言葉であり、今まさにキングヘイローがトレーナーの上で跳ねているその有様を示すものである。 「あと、もう、少し……!」 小刻みに腰を上げて落とす。それは睦み合うのでなく、乱暴に快楽を得るための、ヒトだけに許された極めて動物的な行為であった。 「ん、く、うぅ……!」 呻きながらひときわ腰を強く打ち付け、キングは全身を大きく震わせた。数秒ののち、細く息を吐きながらトレーナーの胸板に額を預ける。キングは行為の終わりを味わうこの時間がたまらなく好きであった。 「……えっ」 しかし気づけば天井が視界に入り、トレーナーの体重が全身にかかる。上下逆転。貪っただけ、貪られるのだ。自分がそうしたように。 「こら、ちょっと待ちなさ───」 絶頂の余韻で力が入らず、自分よりもずっと非力なはずの男に征服され、都合のいいように使われる。屈辱に似た快感が被虐欲の上で渦を巻き(イメージを損なう表現のため省略されました。続きを読むにはここをク

21/03/13(土)21:35:19

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なんだいモルモット君その顔は。私だって川に足を浸ける事くらい造作もないんだぞ? 大体水泳のトレーニングをさんざんやらせたのはモルモット君の方だろうに。 まぁいい、あっちの河原で少し話そうじゃないか。君のコーヒーが飲めないのは残念だが、こうして話が出来るだけでも得られるものは多くあるよ。 何の話を……?おいおいそれすら忘れたのか?私と君が話すんだから、話題はもちろん世界と科学について、だろ。 そうだな、まずは、ええと。……おかしいな。実験内容を忘れた事なんて無かったはずなんだが。じゃあアレにしよう、あれは大層おかしかった。カフェも笑っていたな。 アレって……アレさ。何だったかな。モルモット君のせいで忘れてしまった。 しょうがないだろう。うまく、言葉が……出て、こないんだ。 待ってくれ。まだ何も話していない。お腹も空いた。喉も乾いてる。部屋が汚いんだ。トレーニングも集中できない。なのに君はっ…… ──君は、ひどいやつだ。 あぁ……まったく悪い夢だったよ。結局目も覚めてしまったし、残念だが安眠実験は失敗だな。 カフェ、すまないが少し付き合ってくれるかい。なんだか今、無性に走りたいんだ。

21/03/13(土)20:15:09

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サボり魔モルモット君へ 送信実験を開始する。 こちらは春だ。私は元気だよ。君があまりに仕事をサボるものだから、コーヒーを淹れるのも随分と上手くなってしまった。今度君にもごちそうしてあげよう。 それと、最近はよく散歩をするようになったよ。自然の観察からは多くの気づきを得られる。それにほら、ゆっくり歩いていれば車に乗る必要もないからね。 君に試したい薬もずいぶん貯まってきた。最新作はすごいぞ、体内で自動的に病原菌を排除する特殊な抗体を精製するんだ。実験が成功すれば不治の病も治るようになるかもしれない。君のためにもなるんだから、早く治験させてほしいものだ。 最後に、感情について。私はいつか君に話したよな。感情と科学は切っても切り離せないものだと。ならトレーナーたる君の役目は、私の感情を良い方に傾けるべくあらゆる行動を取る事だと思わないかい?具体的には部屋の掃除と食事の提供と退屈しのぎ、それとくだらない話に付き合ってほしい。週に一度は私も作るからさ。 書く事も無くなったから、12853回目の実験はこれで終了する。 もし届いていたのなら、いつでもいい、返信をしてくれたまえ。 君のアグネスタキオンより

21/03/13(土)18:38:01

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