「クンリケンが欲しいんですけお」P氏はつぶやいた。
P氏はふたばのクンリケンを手にするのが昔からの夢だった。最近、近所のH氏がA氏、K氏、M氏という三人のクソコテに対して、手のひらに収まるぐらいの小さな機械から出る光で、スーッと消滅させたのを目撃したのだ。
(あれはきっとクンリケンに違いないんですけお)
H氏に譲って欲しいと頼んだのだが断られてしまった。そこでP氏は、H氏の家に忍び込んでその機械を自分の家に持ち帰ってしまった。
「長年の望みが叶ったんですけお」すると、うhうhh!!と自分に話しかけてくるゴリラが現れた。
「ようし、さっそく試すんですけお」P氏が小さな機械のレバーを捻ると、巨大な光がゴリラを消滅させてしまった。しかし、その光はP氏まで巻き込んできたのである。
「ど、どうなってるんですけお…」
翌朝、機械を盗まれたことに気づいたH氏がP氏を訪ねたが、誰も出ないので鍵を見栄で破壊して部屋を調べると、こうつぶやいた。
「はああ,さてはP氏め、あの機械を管理権と間違えて使ったな。あれは管理権ではなく、クソコテ抹殺装置なのだ。それにしても、まさかクソコテ自身が使ってしまうことになるとは…」
18/05/02(水)22:12:10
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