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2019-11-13のスレッド一覧 5197件

どうしたぴるす君。奇妙な夢を見ていた? 奇妙というのは当然だろう。夢とは無秩序にて不規則なもの。 だが見ていたというのはいかん、嘘はいかん、それは憎むべきペテン。言葉とは綿、真理とは水、浸せば石が如く打ち据えよう、首も絞められよう、だが君の言葉は軽い。 夢に視界など不要だ。どうだ。そうなった君であっても、微睡みの中で夢へと誘われる。 夢は見るのではなく耽るもの。夢とは人間性なるものの最後の領域、狂気という悪魔に堕された産土神の墓場、合理という虚構、秩序という混沌、理性という欺瞞、言語という混線、聖書に謳われる獣とは社会的動物なるもののことだとは思わんかね? 血と震えが止まらんかねぴるす君。よい。胎児は踊るもの。君はもはや夢を見る他にないのだ。 正気と理性が我々をひねもす照らすなら万魔殿となりえよう、この梨園、聖域たる舞台でさえも、奉じるべき神も降ろすべき霊もなく捧げる技だけが残りて。 私はもうゆかねばならぬ。夢なるものを人に示し、遍く世界の片隅で狂乱と狂気に震えるもののところへ。例え一匙の水に過ぎずとも。 死んでしまったかぴるす君。そうだろうとも。君の産声など許されはしないのだから。

19/11/13(水)23:36:11

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