ボスはおよぐのが好きだ、好きで好きでたまらないのでついにスイミングスクールどころか、学校のクラブ活動まですいえーぶと言う有様だ。
スイミングにはコースがあり、最初の時間は未就学児のちびっこ達、4時頃にはボス達のような児童コース、そして最後に18時からは中学生や大人も交えたマスターコースだ。
ボスはまだ平泳ぎの練習中なので児童コース、それでも。終わる頃には8時、陽は明るいがコドモにとってはもう夜半だ。
コナミスポーツクラブ(旧ピープル)の帰り道、タントくんの助手席で懐かしさにかったチーズドッグ(肉まん什器でむされたワッフルのような菓子)をかじりながらボスと帰路を共にする。
「ボス、なして学校でも泳いでるんだ」
「だって好きだし…およげねぇ下の子に教えたり、楽しいぜ。この間バカケン抜かしてやったよ背泳ぎで」
「そうか!すげぇなボス」
ボスの泳ぎは男子顔負けらしい。片手で頬張るカスタードドッグが美味しく感じる。
19/08/02(金)23:43:03
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