虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2022-04-19のスレッド一覧 5463件

「えっと、こういうの何て言うんでしたっけ?確かハゲの国の言葉で……ああそうそう、ショギョームジョー」 我が意を得たりて聖女は白い手を叩く。花壇に咲く真新しい亡骸から染み出した血液が、いつもの散歩道を赤黒く染め上げていた。 「毛多き者もついには滅びぬ、ひとえに風の前のハゲに同じ……あれは実によい詩ですね。癒やされます」 表情を観察する限り、彼女に皮肉の意図は感じられなかった。つまりは本心から間違えて覚えているらしい。 「四肢に聖痕を埋めた聖女であろうと、こうして死んでしまえばただの肉。せめて死骸を兵に出来れば御の字ではあるのですが──おや?」 信じられない失態だった。どうやら私は、地に伏せる聖騎士の亡骸を爪先で弄ぶ彼女から自然と遠ざかっている事に気付けなかったらしい。 「ふふ、引きましたかハゲ?いいんですよ、私こう見えて悪役ですからパンピーには怯えられてナンボです。貴方が逃げ出したいのなら──」 拒絶の意志を込めて、一歩。二歩、三歩。近付いていく。 「……勝手にしなさい。どーせ私達もショギョームジョーなんですから」 つまり、いずれ滅ぶ? 「ええ。そして──その後はたぶん、皆、一緒に」

22/04/19(火)23:24:09

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「はい、席に着いてください」 「ヒョエッ……」 思わず素っ頓狂な声を上げてしまいました。 古典の授業。いつものおじいちゃん先生の姿はなく、代わりにあたしことアグネスデジタルのトレーナーが教卓に立っていたのでした。 「古典の藤原先生は少し体調が優れないそうで、今日は僕が代理として授業させていただきます。よろしく」 普段(オタモード)のトレーナーさんとは打って変わって真面目で落ち着いた雰囲気を纏う姿に、教室内のウマ娘ちゃんたちから黄色い歓声が上がっています。 「今回は『古典を勉強するモチベーションを上げてほしい。授業内容は任せる』とだけ言われているから、僕の好きな題材をやらせてもらうね」 トレーナーさんが黒板の右側に大きく"枕草子"と書きました。 これは流石に知ってますよ。『春はあけぼの……』でしたっけ。清少納言が書いた随筆……エッセイですよね。割りと誰でも知ってる内容のような……。 「君たちは、古典についてどう思っているかな?」 クラスメイトのウマ娘ちゃんたちは苦笑いしながら顔を見合わせています。 「読みにくい。意味がわからない。つまらない……と思っているとしたら、それは非常にもったいない」

22/04/19(火)22:43:40

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最終回はアシリパさんがこれからどう生きていくかが焦点になると思うのね 予想はアシリパさんはアイヌの村で暮らしつつ和人の学校に通うと思う 伝統以外の知識も身につけなければいけないと思って村から近い学校に通うんだ 杉元も北海道が気に入ったのとアシリパさんや村を狙う残党が居るかもしれないと近くの町に部屋を借りるんだよね護衛的な意味で その家に学校帰りのアシリパさん(とついでに白石も)がよくたむろしてさ 普段と違うハイカラさんが通るみたいな格好で学校での出来事を話す姿に杉元は目を細めるんだよ そんなある日アシリパさんが募る想いを杉元に打ち明けるんだけど 「アシリパさんはこれから色んなことを勉強して色んな人と出会うから卒業してそれでも俺のことを想ってくれるんなら一緒になろう」って答えるんだよね 数年後の卒業式に参加した杉元の元にアシリパさんがやってきて杉元に「約束忘れてないよな!」って抱きついて 杉元は「アシリパさんは可愛いからすぐに彼氏が出来ると思ったんだけどな」とか言うんだけど横で白石が 「こんなこと言ってるけどこいつ縁談とか全部断ってたんだぜ」って言って 「あ、こいつぅ!」ってみんなで笑い合って完

22/04/19(火)19:02:24

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大人気イラストレーター、メガドボ先生と新進気鋭のどしゃぶりそふとが贈る怪作! 「ハピネスシンドローム」 ■あらすじ 贔屓の球団が強姦されたことで精神の平衡を失ったウマ娘、メグロハンシィーンは「予祝」という怪しい儀式に傾倒するようになる。 ふざけ混じりに儀式の真似をするウマ娘が現れたのを皮切りに、儀式は少しずつ浸透していき、いつしか怪しげな団体がクラブ活動と称して宣伝を行っている姿が見られるようになり、学園は怪しい雰囲気に包まれていくのだった。 そんなある日、トレセン学園に通うウマ娘であるドンテンスカイは怪しげな色紙を高額で売りつけられそうになっているところをキングというウマ娘に助けられる。スカイを助けたキングは儀式よりもトレーニングに励むように叱咤し団体の活動を批判するものの、後日行方不明となってしまう。 キングの消息を追うスカイは、ニジウラノフラワーというウマ娘に出会い団体への潜入を助けてもらう。可憐なニジウラノフラワーに淡い恋の予感を覚えるスカイは、キングとフラワーを団体から引き離そうと奔走するのだが、周囲の人間がどんどん巻き込まれていくことに精神を蝕まれていくのだった…。

22/04/19(火)17:56:12

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