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2022-05-18のスレッド一覧 5570件

「はい、確かに。原稿は受け取りました」 「ん。よろしく頼むね…」 府中某所、とあるファミレスにて。メジロドーベルは少しでも疲れを回復させるかのようにミルクティーを煽っていた。否、この場においては“メジロドーベル”という呼び方は相応しくない。彼女は“メジロレトリバー”、正体不明の天才少女漫画家である。世間では見目麗しいウマ娘とも、高身長のイケメンとも、物静かな美女とも噂される謎の人物、その正体こそ彼女であった。 「今回は流石に大変だったわ…何せレースも被ったから…」 レース、勉学、そして漫画の連載。超絶殺人スケジュールをこなす彼女は正真正銘、自他共に認める天才少女漫画家であった。たまにそのことを鼻にかけてる節があるのが腹立つとは彼女の編集者談。 「あの、先生。一つよろしいですか?」 「何?トレーナーとデートする時間さえ惜しんで必死に描いた私の原稿に何か不満でもあるの?」 「いえ、原稿に不満はありません。〆切さえ守れば最高の漫画家なのになぁって思うくらい素晴らしい内容でした」 「そう。なら、何?早く帰りたいんだけど」 「アシスタント雇いませんか?」 「却下」 「話を聞いてください!!!」

22/05/18(水)23:03:24

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