虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2019-08-27のスレッド一覧 5239件

酷暑も和らいだので毒にも薬にもならない話をするんぬ その昔、地方の温泉地なんかに『〇〇劇場』『××座』みたいなのがトタンに書かれた妙な劇場があったんぬ てかストリップなんぬ 居酒屋で知り合ったオッサンは一時期ハマっていたらしく、慰安旅行のついででギャハギャハ笑いながら見るのが常だったそうなんぬ ただ三回に二回はハズレもハズレ、残り一回も酒なしじゃ正視に耐えないというインスマスぶり 「一番ひどかったのはアレだな」と遠い目をして語るのは、東北のとある地にてお目見えした劇場 『金髪、金髪いるよ』という客引きのおばちゃんについていくとあら不思議そこは未知の世界 お婆ちゃんの家くさい畳部屋の真ん中にはカラーボックスのお立ち台。せんべい座布団が雑に並び、音源はまさかの小さいラジカセ 「こいつぁダメだ」と気づくも遅く、無理やり座らされてミュージックスタート 畳をガラっと開けたのは、コントのインチキ外人めいた金髪カツラを被った、推定体重100キロ年齢50歳のババアだったという… 「でもな、下の毛を金色にしてたのだけは評価してる」と締めの言葉を述べたんぬ ぬは「そっすか」とだけ答えてウーロンハイを飲んだんぬ

19/08/27(火)15:53:31

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魔王城聳えし母港に魔雷が轟き、ロイヤル寮にあるQEの居室へ直撃し粉砕する。 空を分厚く覆う暗雲は混沌の時代の到来を示していた。 魔王城の麓では満身創痍の女騎士がひとり、剣を手に荒い息を整えている。 彼女はダンケルク。ヴィシア聖座の聖騎士――いや、聖騎士だった者だ。 この世界における光の勢力、アイリス教国もヴィシア聖座も魔王シキカーンによって滅ぼされた。 二国の陥落により、世界は魔王によって支配されることになったのだ。 それにより聖騎士団最後の残党としてのダンケルクの戦いも終焉を迎えようとしていた。 「最早これまで…しかし、敵に頭を垂れるつもりはありません…!」 魔王の軍勢に完全に包囲され、退路はない。命運はここに尽きた。 しかし筆頭聖騎士としての熱い矜持がここに来て更に抗戦意思を燃え上がらせた。 後世に最後の聖騎士は無様に膝を屈したと記されるわけにはいかぬ。 最期まで雄々しく戦い果てたと語り継がれねばならぬ。それがいつか光信ずる者たちの心の拠り所となろう。 「ヴィシア聖座護教騎士筆頭ダンケルク――参る!」 悲壮な覚悟を固め、最後の突撃を行う。その影へ一斉に魔王の軍勢が襲いかかった…。

19/08/27(火)01:16:16

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