虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2017-10-23のスレッド一覧 5128件

さばんなに遊びに来たフォッサ 何やらトムソンガゼルと何者かが追いかけっこをしている光景を見た 「お!かりごっこかい!私も混ぜておくれよ!」駆け寄るフォッサだが…「来ちゃダメ!早く逃げて!」必死に声を出すサバンナシマウマ「えっ?ムグッ!!」 「はぁ…はぁ…ごめんね…」「な…何かあったのかい?」「リカオンが…さばんなの子に授乳して回ってるの…今ルルちゃんが引き付けてくれて…みんなを逃がしてって…」「そういえばじゃんぐるでも最近リカオンがどうのこうのって…クジャクなんかずっと震えながら繰り返したしまさか…」「あっ…あれ…!」 怯える二人の目にしたものはアードウルフに覆い被さるリカオンだった…だがそれは自然界における摂理の表れではなく母と名乗る狂ったフレンズの蛮行だった… そしてよく見ると何者かがアードウルフを押さえ付けていた 見覚えのある姿…あれは…「ルルちゃん…なんで…」「あ…あの子も起きて…」 口から母乳を垂らしながら恍惚の表情で歩き出すかつてフレンズだった二人 そして…彼女達を変えてしまった張本人リカオン 二人は抱き合い嵐が過ぎるのを待った だが母子の摂理とは無慈悲な物だった…

17/10/23(月)20:44:10

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暗い壁をじっと見つめていた。そこには豆粒の様に小さな穴があった。 過去の囚人が空けた物か、ささやかな自由への希望であった。 しかしそれは悲しい希望であった。国家を掌握し強権を振るう染五郎は、箴言した私を監獄へ放り込んだ。 脱出すれば彼と再び語り合わねばならない。 いずれ避けられぬ事でもあるが、和解出来るか、ただ不安で堪らなかった。 夕食は蕎麦であった。自分のを食べ終わった同房の囚人が物欲しそうに眺めてきた。食欲がなかったので彼にやってしまった。 彼は食べ終わるとその場に眠り込んだ。その姿を眺めていると囚人服の裾に一本、ほつれを見つけた。 つい強くそれを引き抜いた。すると服はするすると崩れ、のみならず彼の体その物がほどけて一本の糸に変わってしまった。 糸は全て蕎麦であった。 私はそれで絨毯を織る事にした。幾日かかったか、新入りの殴られ犯される声も耳に入らず一心に織り続けた。 やがてそれは完成した。絨毯はすぅっと宙に浮き上る。魔法の絨毯に違いない。 私は壁の穴に希望を込めて見得を切る。見得は壁を静かに切り崩した。 外は夜明けの星空。遠く山の端を金色の朝日が緩やかに昇り、急ぎ私は飛び立った。

17/10/23(月)20:41:29

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紅「ここまで天気が悪いと逆に清々するのだわ……」 「」「その台詞は胸に刺さります。俺はいいけど真紅が可哀想だよなぁ」 紅「別に?温水プールで泳いでサウナに入ってゴロゴロしてると夕ご飯なのだわ」 「」「本当はホテルの周りを散歩とか別館行ってお茶したりとか」 紅「山に登ってオコジョに逢いにいったりなのだわ」 「」「ごめんなぁ。こんなときに旅行に行く計画を立ててさぁ」 紅「気にしないで頂戴。「」が悪いわけじゃないのだわ」 「」「ありがとう。大体こんな時期にこんなでかい台風が来るとか酷いよなっ」 紅「そうね。それに毎年『あの年は台風でなにもできなかった』と思い出話ができるのだわ」 「」「なんかそれ、遠回しに責められている気がするぞっ」 紅「うふふふふふっ。あら翠星石からメールなのだわ……『水族館でカワウソ見るから羨ましくねーですっ』ですって」 「」「お土産のオコジョ饅頭、買い忘れないようにしないとね」 紅「あと写真も送ってきたわね……器用ねタオルでリスさんなのだわ」 「」「どれどれ?楽しいよねこういうのでゴッコ遊びって。俺も大好きだった」 紅「その話もっと聞かせて頂戴。そういうお話大好きなの」

17/10/23(月)00:10:37

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