「レイちゃん……もう無理……」
マスターを攻め続けてついに敗北宣言を頂きました。しかし普段散々やられてるので今日は仕返しです!今日はマスターが干からびるまで求めちゃいますよ!
「そんな……レイちゃん……」
「ふふ、マスター……❤」
あっまた元気になりましたね?そのマルチロールした閃刀のホーネットビットを私のエリアゼロが受け止めます!
「……レイちゃん、どんな夢見てるのかなぁ」
だらしなく口元の緩んだ寝顔の彼女をそっと撫でて目を瞑る。何度も何度も求め合い気付けばこんな時間になっていた。ご飯も食べずに朝から晩までエンゲージなんて……と思ったが、彼女は気にもしていないのだろうか。
「……大好きだよ、お休み、レイちゃん」
「んん……」
寝言か返事かは分からないが、唇が少し噤まれた。そんなことをされると僕も少しだけ、少しだけ求めたくなってしまう。起こさないように。或いは起きないように。そう祈って唇を軽く重ねた。
楽しい夢、そこに僕はいるのだろうか。繋いだ手も重ねた唇も、答えは教えてくれなかった。
19/03/30(土)23:57:55
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