虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2021-07-19のスレッド一覧 5472件

拝啓 アヴァロンの先輩野郎へ 夜行バスの中はカプサイシンと吐瀉物の臭いでいっぱいですが、理想郷の花畑の真ん中で異聞お父さん野郎と戯れる先輩におかれましてはますますご清栄のこととお怨み申し上げます 今日のお昼は住民の方にご挨拶してなんやかんや仲良くなってお食事会にも呼ばれたみたいで本当に楽しそうでしたね。私達の御飯はビスケットとスルメとぬるい水でした 夜はメリュジーヌさんを膝に乗せて柔らかな秋の風を頬に受けながら天体観測ですか。こちらの窓は全て締め切られているのでモニター越しの夜空でも本当に綺麗に思えました 湯浴みはもちろん寝る時までメリュジーヌさん当然のように引っ付いてましたね。でも先輩熟睡でしたね。ずいぶん慣れてらっしゃるんですね。たった今エリザベートさんとネロさんが子守唄を歌い始めたので私は今夜も寝不足になりそうです。そもそも昼夜の感覚がありませんが ダヴィンチちゃんがダメになってからアヴァロン行きバス内の状況は悪化の一途を辿っています。全部先輩のせいです この手紙が届かない事は分かっていますが、せいぜい相応の覚悟しておいて下さい 敬具 せめてシャワーを浴びたいマシュより

21/07/19(月)23:55:41

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星も月も綺麗な夜は散歩するに限る!ねぇホップ君もそう思うだろうそうだろう! クルクルクルッと回りながら空を見上げたら月も星も私を中心に回るってものよ今科学の話はしていないよ!チ。! ホップ君!月はなぜ綺麗だと思う?元々綺麗だからよ!は…花の!違いますけど! 月が綺麗なのはね…アレだよアレ…夜は暗く営みは古く…アレ!綺麗だと思う人が居るから綺麗なんだよ!な…なんだって…! どっかの皮肉屋さんは手が届かないから綺麗なんですよ…フフン…!って言ってたけどね!手が届かないって誰が決めたんだまったく!物理法則のやつめ!夢がない! ここでクイズです月をポッケに入れるにはどうしたらいいですか!シンキングタイムは2秒!はい終了! こたえ 月を掴むポッケに入れる たったこれだけ!これだけじゃない?ホップ君は科学者なのに頭が硬いね!カチカチ!ごつごつメット! つまりやらなきゃ始まらないって事だよ!私だって最近星を掴むような事やったからね!やったら出来るもんさ! まあ私の場合本当に星が降ってきたってのもあるけどね! つまり何が言いたいのかって?そうだね…ホップ君と見ると月はいつもより綺麗に見えるねって話だよ

21/07/19(月)22:54:19

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私は同性愛者ではありませんが、大谷翔平さんと一緒に渓流で涼みたいです。 私たちは真夏の日差しを避けて、せせらぎに素足を預けるでしょう。 私は翔平の頬を流れる汗を目で追うたびに、その先の険しい胸板、艶やかな素肌を予感します。 そのうち私は川面を躍る光のような昂りに耐え切れず駆けだして、上流の岩陰で水行の真似事をするでしょう。 しかしどんなに身を清めても、むしろ私の懸想は磨かれて、愛の所在をより確実にしてしまうのです。 結局私はフラストレーションを抱えたまま翔平の元へと戻るでしょう。 びしょ濡れの私を見て、翔平が笑いかけた刹那、私の中に大きく角張った塊が生まれます。 塊は人生の中で削られ磨り減っていくでしょう。 やがて本当の愛のみで形作られた小さく滑らかな結晶となって、私たちの胸にはめ込まれるのです。 夏が去ってから私たちはめいめいの道を歩いていきますが、いつかはどちらかが先をゆき、もう一人は取り残されるでしょう。 それから近いうちに彼は再び渓流を訪れます。 彼は変わらぬ景色を見渡してから、おもむろに川底に横たわります。 そしてとめどない流れの中に仄かな温度を感じつつ、一際大きなあぶくを吐くでしょう。

21/07/19(月)19:37:28

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同期ということもありそれなりに仲良くしているトレーナーから手紙が届いた。今の時代にわざわざ手紙を使う時点である程度察しはついていたけれど、封を切るとそこには、 「またこういうのかあ…」 「どうしたの、お姉ちゃん?」 「知り合いが結婚したんだってさ、ほら」 『私達結婚しました』の文面と共に、彼とその担当ウマ娘の2ショット写真が載せられていた。 「トレーナーとしてどうなの? とは思うんだけどね…」 明確に禁止されているわけではないけれど、教育者として教え子に手を出すのは…ましてやそれが大人の男と若いウマ娘となると見た目としてもヤバい。けど結婚したどのウマ娘達も、幸せそうな笑顔で写っているものだから、外野がとやかく言うことでもないのかもしれない。 「知り合い?」 「そうそう、特にここ最近は同期の中でまだ結婚していない組ってことでよく話してたんだよね」 「そっか」 カレンチャンもその手紙を食い入るように見つめている。やはりカレンチャンも若い女の子、恋愛事には興味津々なのかも。 「…まだ早いかな」 「うん? どうかしたの?」 「なんでもないよ♪」 あっ! カレンチャンがウインクした! カワイイ!

21/07/19(月)18:24:45

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僕(最強種)はすこぶる上機嫌だった なんたってマスター(恋人)の誕生日に二人きりのヴァカンス。アヴァロンの休日。ここなら厄介事を持ち込んでくるのもいないし、時間の進み方だって違うから好きなだけのんびり出来てしまう ふんわり香る太陽の匂いに包まれて、湖の傍の花畑に二人して寝転ぶ。僕に腕枕したままうとうとし始めるマスターの頭を優しく撫でると、ただでさえ緩んでいた目尻がもっと蕩けて。なのに律儀なマスターは、ふにゃって笑いながらちゃんと僕の頭もナデナデしてくれる 撫でて、撫でられて、撫でて、撫でられて。あぁ、しあわせだなぁ…… 「知ってるかい?この湖面はね、外の風景がモニター出来るんだよ」 戯れにそんな事を言ったりして、湖を覗き込む。殺気立った英霊を過積載した狭苦しいバスと世界のテクスチャの狭間をひた走る竜がアヴァロンに向かっている様子が映し出されて、ちょっと不快になった。迎撃策を考えておかないといけない── 少しシリアスになった僕の様子を心配したのか、マスターが少し近くへ抱き寄せてくれた。仕方ないので、今はこの暖かさに包まれてよしとする だってしょうがないよ、こんなに素敵な午睡なんだから……

21/07/19(月)12:53:52

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一流の朝は一杯のコーヒーから始まるのよ。ゴクゴク…苦いわ…お砂糖とミルクもう少し足してっと、ゴクゴク…甘いわ… あら?ウララさんも飲みたいの?いいわよ、もう一杯淹れてあげるわね。ウララさんはお砂糖もミルクもたっぷりがいいわよね? はいどうぞ。気に入ってくれると嬉しいわ。甘くて美味しい?うふふ、ありがと。ウララさんの笑顔を見てると私も幸せな気持ちになるわね。 え?私の笑顔も素敵?…もうっお世辞はいいから早く着替えなさいな。トレーニングするんでしょ? 笑顔も素敵…彼もよくそう言ってくれるわね…笑顔「も」って事は…って色々と考えちゃうから止めて欲しい…いえ止めないでいいのだけれど…ちょっと照れちゃうのよ… あまり彼の前でそんな表情は見せたくないから正直困っちゃうのよね…一体どうすればいいのかしらね… …んぇ!?ウララさんなっ何かしら!?…あっお着替え終わったのね。あ…ウララさん…上着裏返しよ…しっかり表向きになさい。 えっ!?キングちゃんもトレーナーに表向きになればいいと思う!? それはそうだけど…って早く上着を着直しなさーい! 全く…ウララさんってばこういう時やたら鋭いんだから…表向き…か

21/07/19(月)06:07:08

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ある日曜日の事…トレーナーさんとアタシは商店街で買い出しに出掛けてましたとさ。おしまい。 冗談はさておき、まあ買い出しに行ったのは本当で、相変わらずのおっちゃんおばちゃんによる「未来の夫婦」攻撃を、華麗に受け流してた! ごめん嘘!トレーナーさんってば笑顔で「幸せにしてみせますよ!」とかあちこちで吹聴し出すもんだからみんなは大喜び…ふぃー…この先が思いやられるよ… そんなこんなで順調に買い出しを終えたアタシ達は、このままトレセンへ戻る事にした。 すると急に降りだす雨!うひゃあ!雨宿り雨宿り!と慌てるアタシをよそに、トレーナーさんは懐からスイと折り畳み傘をお出ししてきた! ラッキー!さっすがトレーナーさんじゃん!そう思いながらトレーナーさんのさす傘にお邪魔することに。 暫く歩いてアタシは気付いた…これって相合傘じゃん!?アタシは思わず戸惑うけど、トレーナーさんはアタシが濡れないよう身体を寄せてきた… んにゃーっ!と叫びたくなるのをこらえ…アタシ達はそのままトレセンへ… トレーナーさんの体温、暫く忘れられなかった…ホント罪作りだよ…トレーナーさん左肩濡れちゃってるじゃん…はあ…勘違いしそう…

21/07/19(月)04:21:56

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