虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    21/07/19(月)23:26:48 No.825304142

    私は【先生】と出会って色々と話を聴いた。 先生はトレセン学園でトレーナーをしているみたいだけど、色々あって今は仕事に出れないみたいだった。 だけど先生が悪いことをすることはないと私は思っている。 なぜなら私を助けてくれたから。 そう思っていたら先生が声をかけてきた。 「なぁマメちん」 マメちんと呼ばれて一瞬誰の事かわからなかったけどこの場には私しかいないから自分の事だろう。 「マメちんって私のこと?」 「そうだ、遠くから見かけたら小さくて真っ黒で黒豆みたいだったからマメちん」 「マメちん……」 普段は体が大きいからそんな扱いをされたことが無かった私はなんだかこそばゆい感じがした。

    1 21/07/19(月)23:27:12 [s] No.825304321

    そんな事を思っていたら先生がこんなことを言ってきた。 「なぁマメちん、走ってみたいと思ったことはないか?」 これまでの優しげな雰囲気なガラリと変わってサングラス越しの真面目な視線が私を見る。 「えっと……そんな事考えたことが無かったからわからない」 なぜかこの問いには適当に答えることが私には出来なかった。 「そうか……また明日ここに来るから一晩考えて答えて欲しい。俺は君に才能を感じたんた」 と先生は言って去っていった。 その日の夜、家族にこんなことがあったと話をしたら「自分でしっかりと考えて答えを出しなさい。どんな選択をしても私達は応援するから」と言われた。 寝る前に私はトゥインクルシリーズで走るウマ娘達の動画を見た。 本当に私に才能が有るのだろうか。 先生の言葉を思い出しながら私は眠った。 そして翌日の放課後、先生と出会った場所に向かった。

    2 21/07/19(月)23:28:42 [s] No.825304988

    同期組の中では話題に出るものの比較的影の薄いマメちんの怪文書です 原作のエピソードが色んな意味で濃いのでトレーナーとの関係性がウマ娘に置き換えたら相思相愛だけど年の差に悩んでたりするのかなみたいな感じかもしれませんね