虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2019-11-14のスレッド一覧 5395件

死んだかぴるす君。当然だ。私がここにいるのだから。私がいれば君は死ぬ。私が存在する瞬間に君の死は確定する、君は常に死んでいる。 ぴるす君は死に贖罪の鐘になっている。君はどうするのだぴるす君。私は君を殺しはしない、もう死んでいるからね。これから死ぬ君は既に死んだ君だ。私が殺すから死ぬのではない、君が死んだから私が殺すのだ、時に矛盾など起こり得ぬ。時間は連続体ではない。意識だけだぴるす君、意識だけがただ偶然に時を歩く、それは乱歩、それは酔歩!君の脚など見るに堪えぬぴるす君! まだ這いずるか。散りゆく花の美を信ずるかね?しかし儚さゆえの美しさなど、蜉蝣の嫉妬に過ぎぬのではないか?そうではないと言うならば、不変の美もまた許容する他に道はない。そして永久を良しとした時、君の旅は終わるのだ。 歩け!鐘の音の元へと向かうのだ。明日とは生命の消耗だ。朝焼けとは世界の喀血だ。だのになぜ明日へ向かうのか。君の行き先は全て死だ。ならば目指すべき理想とは、過ぎ去りしあの日にこそあると思わんかね? 過去を望むか、それもよい。これから死ぬ君は今死んだ。湯川君、鐘を突きたまえ。死んだ彼のために、死にゆく彼のために。

19/11/14(木)22:14:10

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この度のショーには種も仕掛けもございません 我が助手を入れたる鉄の箱をこの剣にて、一!二!三! どうでしょう皆様!箱はバラバラでも中の男はこの通り無傷にございます! 拍手ありがとうございます。以上人体切断マジックショーでした! 達人の剣閃は常人の認識の及ぶ物に非ず。その鋭きは宙に舞う紙を寸法をそのままに二枚に断つことさえ… 『ぴるす』なる醜男は見も知らぬ管理人の愛を感受する物狂いでありその命は蝉の抜け殻より軽い 支離滅裂の言動をするこの男をしかし有用の者として拾い上げたのは一人の老人であった その見世物には易く殺せる者こそ相応しいという高度な判断である 狂乱する男であったが鋼作りの箱が切り裂かれ外の光を目にした時は生への安堵と愛しさに涙した 夜、醜男が管理権を求め彷徨っていると突如視界が低くなり総身が雨を浴びたかの如く濡れた 転び水溜りにでも嵌ったかと思えば違う 両足は欠け腹腔からは蛇の如き腸が溢れていた 喉から吹き出る鮮血が天の月さえ覆い隠したのを目にすると痛みを感じる前に醜男は絶命した 活殺自在の刀刃は時を選ぶことさえないのだ。翌日血塗れの骸は昨日の見世物とは無関係として処理された

19/11/14(木)15:49:28

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