虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2021-12-31のスレッド一覧 5951件

そ、そのデジたんどうも足首がダメっぽくてしばらく休まないといけないみたいで。 もしかしたら次のフェブラリーステークス……間に合わなさそうなんですよ。トレーナーさんも分かってますよね? だからですね、まだデジたんちょっと不安なので引退を先延ばしに、できれば引退してほしくないなー……って思うんですけど。 だってようやくG1勝って、ここからって時なんですよ? それにまだトレーナーさんにはG1一つしか届けられてないですし。 ですからね? 私はまだ、これから、やれるはずなんです。……お願いしますトレーナーさん。辞めないでください。 私のことを理解してくる同志で、私の夢を後押ししてくれる人で、オールラウンダーとしての私を肯定してくれた人。 もっとトレーナーさんG1のタイトルを届けられる自信があるんです……だからせめて、せめて私の引退まで辞めないでください。 もう引継ぎは済ませたんですか……じゃ、じゃあそのトレーナーさんに言ってもう少し待ってもらわないと! ……ハイ、ダメですよね。 僕じゃなくても大丈夫、だなんて。信じてるって……ねえ、トレーナーさん。 デジたんは、トレーナーさんのそういうとこが嫌いです。

21/12/31(金)23:10:38

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フクキタル…フクキタル…聞こえていますか…?そうです…私です…シラオキです… 今年も残り数時間となりました…貴女は今年を満足な年と示す働きを果たせましたか…? いえ…貴女が答えずとも分かります…このシラオキが判定して差し上げましょう… フクキタル…貴女は…貴女というウマ娘は…この…この…この…ミツユビナマケモノ娘~!!! 「フンギョワェ-!!!!!!」ではありません!私は貴女の後ろでずっと視ていたのですよ! トレーナー殿のお部屋へ「シラオキ様によるお告げの結果」と称し潜り込む、これは良いでしょう!まあ及第点の行動です! 問題はそこからです!貴女はトレーナー殿のお菓子を食べたり、下らないテレビ番組を見ながらぐうたらするだけ!これは最早問題外である!!! トレーナー殿の貴女に対する評価はそこそこ速い中長距離適性の高い珍獣ですよ!!! フクキタル!貴方はこのままで良いと思いますか!?そうでしょう!このままではいけません! さあ今が目覚めの時です!そしてトレーナー殿のお部屋へ向かうのです! そしてこう言うのです…「年越しそばもいいけどフクキタルもね♪」と… さすれば福が来たる…これが今年最後のお告げです…

21/12/31(金)22:10:41

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「うーん……」 夜が明け、僕は何度目かの睡眠から覚醒する。外の雪はどうやら止んだらしい。 「やっぱり夢じゃなかったんだ……」 目の前では、白茶の髪の少女が背を小さく上下させながら、僕に包まれるようにして寝息を立てていた。時々揺れる耳が体に触れてくすぐったい。僕が少し体勢を起こすと、ガサガサと寝藁の擦れる音で目を覚ましたのか、少女もおもむろに起き上がった。 「んん……おはようマカヒキくん……」 「あぁ、ごめん起こしちゃった?」 「ううん……大丈夫だよ」 少女はぶるりと身震いし、身体全部を使って大きく伸びをすると、僕の首元に凭れ鬣を撫でた。 「……もうすっかり冬だね。ほら、息もこんなに白い」 「そうだねぇ。……しかしこれだけ寒いと、人間の女の子の姿だとなかなか応えるんじゃないダイヤくん」 「うん、空気が凄く冷たくて体の芯まで凍りそうだよ。……もしかして君はそう思って私に寄り添って寝ていてくれたの?僕たちは夜普通、立って寝るっていうのに」 「……知らないなぁそんなことは」 「ふふふ、君はやっぱり優しいね」 彼はそう小さく笑うと、藁を払い服を整えて、馬房を抜け出して厩舎の外へと出て行った。

21/12/31(金)01:24:03

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