虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。

2019-02-26のスレッド一覧 5109件

チャオ、ゆりちゃん、元気?お母さんは元 気だよ、カンガルーの王子様は、ゴリラの 友達と、泳いでいる人の口内に針を突き刺 し遊ぶため、その場を立ち去った、顔色が 灰色のゴリラ、シルバーバックですらない ただの下民、奴が王子様ならそんな奴とつ るむはずがない、嘘をついた偽王子は、友達と名乗った下民と、湖の藻屑と成り果てればいい、友達の末路なんてそんなもの、私がそう呟いて辿る帰り道、歳老いた梟はしゃがれた声で歌い始めた、ゆりちゃん、ゆりちゃんごはんですよ、たった一本しかない森の木に耳障りな木霊が響く、私は犬特有の唸り声を挙げながら梟に噛み付いた、お腹を満たしてテレビを点けても、外の世界はあいかわらず、灰色のノイズでできている、友達と王子様の灰色に腐乱した溺死体を思い出しながら、海も魚も空も雲も灰色の点、薄灰色の点、黒っぽい灰色、灰色の点、灰色の声、乱雑なノイズでできた世界を眺めていた、お父さんがお仕事の時はいつもそう、灰色のゆりちゃんが灰色の食卓で灰色のスープを飲んで食べる、お家にはもう帰れないの?お父さんがいるから大丈夫よって、今日も私は灰色の部屋に座ってる、お父さんがいるから

19/02/26(火)22:28:42

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カツカツと、音が響く。 何時からだろう。この生活に違和感を…………いいや────既視感を感じたのは。 治療したはずの患者を何度も見かけたのは何故だろう。意識を失ったスルーズを見たのは何度目だろう。厄介者と名乗るメルトリリスと話すようになったのは何時からだろう。 何時から、研修医として働き始めたのだろうか。何故、ここに居るのだろうか。 ─────カツカツと、音が響く。 自らの呼吸音すらもうるさく感じる。足音だけが歩いていることへの実感を伝えてくれる。 ここに来たのは何故だろう。 疑問、疑問、疑問。疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問疑問─────。 自らの行動が分からない。自らの過去が分からない。自らの記憶が分からない。 唯一分かるのは、先に進まなければならない事だけだ。 足音すらも、耳に響かなくなった頃。 閉鎖病棟の最奥。窓は無く、光は無く、音は無く、故に閉鎖され尽くした部屋。たった一枚の扉の前に立つ。 この扉を開けなければならない。この先に進まなければならない。彼女に、会わなければならない。 ─────扉に鍵は掛かっていなかった。

19/02/26(火)22:03:52

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「あはははは!!雪ちゃんお誕生日おめでとーー!!キスキスッ!!」 2月26日は雪さんの誕生日(非公式)とされている。実におめでたい日。 雪さんは俺の嫁と常日頃から宣言する「」達がどうやって嫁を祝うか… 「」から雪さんへの愛が試されてる。夫婦間を巡る愛… 違いますか? 「あははは!!!雪ちゃんはメイドだから嫁イドですよ!!!!!」 『逝きさんは本当に、優しいですね・・・ 今日も笑顔が素敵ですよ』 そう言って逝きさんの頬に手を当てる雪さんの表情は慈愛に満ちて… これはまるでお母さんのようだ。虹裏メイドはみな雪さんの妹や娘みたいなものなのだろう多分。 どんな理由があれ「」に付き添い、「」が虹裏に居る限り傍にいる虹メはみな雪さん属性がある。 『ところで「としあき」さん』 改まった顔で言われたので、「」は思わず心中身構えてしまう。 「としあきじゃないです…」 『そうですね「としあき」さん。雪も三つ目になりましょうか?』 「「としあき」でいいです…」 『これからも、逝きさんを素敵な笑顔にしてあげてくださいね』 「もちろんです逝きさん愛してる!」 『(いつ逝きさんを嫁イドにするんでしょうね・・・?)』

19/02/26(火)00:11:25

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