ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
19/02/26(火)00:17:58 No.572198230
紅「“ずっと夢を見て 安心してた”♪」 ｢｣「いや今日はセブンイレブンじゃなくて駅前のスーパーだし」 紅「不思議ね、｢｣の言うとおり失恋ソングなのにコンビニのテーマソングだなんて」 ｢｣「言葉ってさ、前後の意味で思いっきり意味が変わってくるよね」 紅「そうね｢｣みたいなのだわ。そうでしょ？」 ｢｣「え？どういう意味だ？思い当たる節がないぞ」 紅「『お菓子作りは得意だけど大酒飲みだ』と『大酒飲みだけどお菓子作りが得意だ』なのだわ」 ｢｣「いやいやいや！いいたいことは解るが色々とそういう話じゃないしっ！」 紅「うふふふふふっ…ん？これは……」 ｢｣「どうした鼻をスンスンさせて。いっとくが俺はオナラとかしていないぞ」 （どげしっ！） ｢｣「の゛！油断していた……鳩尾に八寸肘がぁぁぁっ！ 紅「嗅いでみなさい。｢｣の大好きな匂いなのだわ」 ｢｣「ん？スンスンっ……あ、この香りはっ」 紅「そう。｢｣の大好きな沈丁花なのだわ」
1 19/02/26(火)00:18:47 No.572198446
紅「嫌みのない、優しくて甘い香りなのだわ」 ｢｣「沈香の匂いに似ているから沈丁花って名前になったらしいけど沈香ってどんな香りなんだろうな」 紅「お線香を売っているお店に行ったらあるのではなくて？」 ｢｣「あ、そっかぁ。今度通販で……いや駄目か」 紅「お香なら何処でも売っているはずじゃないかしら？」 ｢｣「実際に嗅いでみないと好きとかいいとか解らないじゃん。やっぱ店まで行かないと」 紅「そうね。食べ物以上に匂いって好みが分かれるし、試してみないとなのだわ」 ｢｣「……匂いってさ、記憶と一番深く結びつくっていうよね。匂いだけで」 紅「｢｣にも匂いから思い出すものってあるのかしら？」 ｢｣「いっぱいあるよ。沈丁花だけで楽しい想い出も悲しい想い出も蘇ってくる」 紅「ひとつの匂いで両方あるというのはなかなか複雑な物ね」 ｢｣「それにしてもいい香りだね。仄かなのは少ししか咲いていないからかな」 紅「いい匂いね。そうなると沈香……その沈香というものが気になってきたのだわ。沈香ってどんな匂いなのかしら」 ｢｣「あのさ真紅……沈香って連呼するとなんか別な物を連想しちゃったよ俺」 （……ﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶ!）
2 19/02/26(火)00:28:34 No.572200875
「」化していく真紅さんだ