虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2020-12-10のスレッド一覧 5036件

「あの、魅ぃちゃん?これは……どういう事なのかな、かな?」 「し、ししし知らないよぉ!?」 慌ててレナに弁解してみるけど、向けられる怖い視線は変わんない。 帰り道の途中で突然立ち止まった圭ちゃんに、様子を聞いてみただけなのに!なのに!! ……い、いきなり抱きついてくるなんて、想像してなかったよ!! 「俺は……俺はもう、間違えない……正直に言うんだ……」 「ど、どうしたのさ圭ちゃん!?」 私に抱きついてる圭ちゃんは、私なんて気にせず何かブツブツ呟いてる。 「……魅音!!お前は本当に可愛い!鬼なんかじゃなく、人形とか、フリフリの服とかが似合う女の子だ!!」 「……うえぇ!?いきなり何だよぅ!?」 「行こうぜ!俺、魅音にプレゼントしなきゃいけない物があるんだ!魅音にお似合いの、可愛いヤツ!!」 脳の、処理が、おいつかない。かお、あついや。 だけど、圭ちゃんは私の手を引いて歩き出す。もう離さないのかと思うくらいに、強く握り締めて。 何が起きてるのか全然わからないけど。レナは、なんかすごい怖いけど。 でも、圭ちゃん、私を女の子って見てくれてるんだ。だから、このまま連れてかれちゃっても、良いよね?

20/12/10(木)22:12:48

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「あのっ!スペ先輩に訊きたいことがあるんです!」 「な、なにかな…?」 いやに神妙な顔をしたスカーレットちゃんが詰め寄ってきたので、思わず身じろぎしてしまいます。 適当に流しちゃダメなんだろうなあ。 「その、スズカ先輩のことなんですが、どうして胸が、えっと、すっごく控え目なのに色気はあんなに凄いのかなって!」 「言い方」 私に尋ねたのはスズカさんにお熱なのとルームメイトだからなんでしょうけど…ううん、いきなりそんなこと言われても困ります! …でも後輩が頼ってくれてるんです!ちゃんと答えなきゃ!普段使わない部分まで頭を使わないと! 「…はっ!わかったよスカーレットちゃん!」 「なんですか!」 「スズカさんは元々リギルの人で、あそこには色気のある人が多くいる…きっとそこで色仕掛けを学んでいたんだよ!」 「な、なるほど」 「それにスズカさんって艶やかな表情する時あるでしょう?リギルにもスズカさんフリークの副会長さんがいるし、それをどこまで真似出来るか見てもらったらいいんじゃないかな?」 「わかりました…アタシ、特訓してもらってきます!」 ふう、どうにか誤魔化せました…先輩って大変ですよね!

20/12/10(木)12:09:42

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