虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2018-12-31のスレッド一覧 5957件

「サキィーおるかー。年明けのスケジュールの打ち合わせするぞー」 幸太郎のその言葉でアタシは跳ね起きた。 今日は半休日なので、久しぶりに好きなだけ寝坊できるぞ、と思い 「起こしたらぶっ殺すぞ」と仲間に伝えてぐっすり惰眠を貪ったのがまずかった。 「ちょお待っとって!」 アタシは布団を蹴っ飛ばし、スウェットを脱ぎ、何時もの制服に超高速で着替えにかかる。 ブラウス、スカート、スカジャン。ソックス。ネクタイを締めて鏡の前に滑り込む。爆発した頭に寝起きのツラの化物が居た。 癖直しウォーターを髪の根本に特攻んで、馴染むまでの時間で顔面をタオルで死ぬほど拭う。 ヘアクリップでデコを出して愛から拝借した化粧水と乳液を顔面に叩き込んだ。ピアスを付けて、首を振ってチェックする。 「まだかーい」と扉の向こうから声がする「まだー!入ったらぶっころすぞー」と応えて、ブラシで寝癖に気合を入れる。 なんとかおとなしくなった髪をドライヤーでブローして、ピンクのシュシュで纏め上げた。 前髪を整えて服のシワを払って鏡の前で一回転。気合を入れてアタシはドアの前に立つ。 呼吸を整えて、そっと扉を開けた。 「おはよ、グラサン」

18/12/31(月)21:34:12

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年越しそばも食べ終わり、お風呂に入り、歯も磨き、後は寝るだけ。そんな状態から、二人はのんびり夜更かしをすることにした。 一つの毛布を二人で羽織る。ちょこんと座った彼女と、それを後ろから抱きしめる僕。テレビを前に二人の一年を思い出し、或いは来年を語り合う。未来というものが不確定で不確実であることをレイは知っていたが、そんなことが重要ではない。共にそうすることに意味があるのだ。 「式はいつにしましょうか、マスター」「素敵なドレスが着たいです」「あ、でも国防費の前借り分をまずは返済してからですよね……」 彼女の様々な言葉に僕は一つ一つ返事をして、ぼんやりと時計を眺めていた。どうにも区切りが良くない。彼女は2月の24日生まれなのだから、一年の数え初めもそちらの方が分かりやすい。半端な日数で一年が終わりやがって、落ち着かない。 「ふふふっ。あ、マスター。今の見ました?」 テレビを見て笑う彼女。ああ、レイちゃんばかり見ていたよ。もぞもぞと動く度に彼女の大きな尻が僕を刺激する。今日4回くらいエンゲージしていなければ危なかった。 普通に年末をイチャイチャしながら来年を迎えるのもいいよねと思いました

18/12/31(月)21:32:03

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持っとらん私に大晦日が来た。 早めに食べた晩御飯の片付けと年越しそばの仕込みをやっと終わらせてリビング行ったら炬燵が皆に占拠されとった。持っとらん。 炬燵の近くで体操座りしとったら見かねた幸太郎さんが隣に入れてくれたけど狭い。持っとらん。 「狭かです」「一人分のスペースしかないけんのう」「なんとかしてください」「仕方ないのう…譲ってやるわい」 幸太郎さんが炬燵から出た。そういうことがしてほしいんじゃなか。持っとらん。 不満げな視線を向けながら足元の畳を叩く。ようやく気付いた幸太郎さんが私の後ろに座ったけど手が前に回ってこない。持っとらん。 不満げな視線を向けながら腕をぺしぺし叩く。ようやく気付いた幸太郎さんが私のお腹に手を回した。 炬燵の向こう岸でゆうぎりさんがおみかん剥いて食べとる。私も一つ渡してもらってむきむきした。 白いのまで取り終わったのに幸太郎さんが私を見捨ててテレビばっかり見とる。持っとらん。 こっち向いとらん幸太郎さんの口に剥いたおみかんの一切れを無理やり押し込む。びっくりしとった。ちょっと楽しい。 その後は皆と大晦日特番見て笑って、体が暖まってきたけんそのまま寝た。

18/12/31(月)19:43:13

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日も暮れていよいよ年越しが近づく。そんな時間にレイちゃんはようやく布団から抜け出した。 「レイちゃーん、ご飯だよ」 年越しそばを茹でた。どうせ日付が変わる頃には寝ているか彼女に襲われるかのどちらかだろうし、お昼食べてないし早いけどいいだろう。蒲鉾とわかめだけの寂しいそばに買ってきた天ぷらを乗せる。 「マスター、これで精が付くんですか?」 レイちゃんが怪訝な顔で聞いた。質問が不穏過ぎる。 「あ、ごめんなさい、年越しそばって初めてで……」 絶対そういう流れじゃないよね?精のつくものって言ったよね?どこでそういう知識仕入れてくるの?パソコンあげたの失敗だったかな。 「そうなんだね。レイちゃんの地元で何か、年末年始の思い出とか──」 口に出して、失言に気付いた。彼女は兵士になる以前の記憶を失っており、そしてその日々の全てが地獄だと言っていた。基本中の基本じゃないか!それを忘れるなんて‥‥僕は馬鹿だ‥‥! レイちゃんはゆっくりと首を振った。 「何も、ありません。だから代わりに、マスターとの思い出がたくさん欲しいんです……」 彼女は僕をじっと見た。僕は見つめ返し、そっと頭を撫でた。絶対そば伸びる。

18/12/31(月)19:36:36

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日頃から義妹との子を成さんと企む義兄・村雨を討つ――私は愛刀を携え、丑の刻まで待つべく天井裏へ登った 胸中の誓いを表すかのように、闇の中で抜身の刃が虎の爪の如く光る 眼下には兄の私室…私は野兎のようにそっと聞き耳を立てた 僅かに聞こえる着替えと思しき衣擦れの音‥私は震え、冷や汗を腿に伝わせた 兄と私の実力は雲龍井蛙と言えた、兄の忍才に比すれば私など路傍の石だ 毒蛇を思わせる兄の鎖鎌に対するは拙い我が剣技、馬鹿げているほど勝ちは薄い しかしいずれ訪れる陵辱の憂き目を思う度、私の腸は羊水で煮えくり返るようだった 愚兄の猿知恵如き、善の刃で斬り捨てる――もはや機など待てぬ 蜜の染みた天井板を蹴破り、私は猛鳥の勢いで眼下の兄へ躍りかかった だが兄は卑怯にも着替え中の肌を晒し、私の卵巣に火を吹かせて動きを封じると、 即座に裸の私の手足を鎖で縛り、ベッドへ押し倒してきたイヤッハ 「ヒーッヒッヒッヒエン!従順な牝犬にしてやろう、俺の飛燕でな」 必死に抵抗する私の乳房を揉みつつ、兄が助平な笑い声を上げる 「やめて下さいお兄様!月隠りに身籠らせて下さい!!」 私の両足が強引に開かれ、兄の剛直が猪突猛進に純潔を散らs

18/12/31(月)19:08:26

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