虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。

  • iOSアプリ 虹ぶら AppStoreで無料配布中
  • 場所は... のスレッド詳細

    削除依頼やバグ報告はメールフォームにお願いします。 個人情報,名誉毀損,侵害等について積極的に削除しますので、メールフォームより該当URLをご連絡いただけると助かります

    18/12/31(月)22:51:40 No.558605148

    場所は佐賀でもだいぶ名の知れた大型ライブハウス。 時はアイドル対バンイベントの終盤。 ゲスト枠として参加したフランシュシュの出番まで会場の転換時間も合わせて15分程度の予定。 前の番のユニットの熱演や観客の盛り上がりが軽く響いてくる控室で準備を終えて座して待つはゾンビ一同。 しかし7人+プロデューサー1人が揃って待機しているべきであるのに、この場にいるのは5人だった。 「全く…リーダーってばこのタイミングで何やってんだか」 「まぁまぁ。様子見のリリィはんも付いてるのでありんすから心配する必要ありんせん」 「私は見えませんでしたが巽さんのメイクがよれてしまったなんて…相当な転び方したんですね」 「幸太郎さんがステージ演出のことで呼び出されちゃった後にサキちゃんってば…」 「ヴェアァ、ア゛ー」 「でも応急処置の道具置いとってくれて良かったぁ、ってたえちゃん!衣装汚れるけん座ってないとダメ~!」 「ンガ」 苛立ちを見せる者、楽観する者、床に寝転がり這いずる者。 個性豊かな彼女ららしく色々な待ち方をしているが 不在の2人…サキとリリィが本当はどこで何をしているのか真に知る者はきっといないだろう。

    1 18/12/31(月)22:52:01 No.558605309

    「もご、あむぅ、ちゅ、じゅるる…」 「あー…サキちゃん、あっ、…うぅ、そこぉ」 化粧室。 ライブハウス従業員による掃除の手が行き届いているおかげかショッピングモール等のそれ並に清潔感のある空間になっている。 だが「派手に転倒して化粧を崩してしまった」という理由でメンバーから離れ駆け込んだ二人は鏡の前にはいない。 二人は今、一つのトイレブースに一緒に入っている。 ステージ衣装のスカートとショーツを脱いで荷物かけにかけて、便座の奥に座り股を突き出すようにするリリィ。 サキはリリィと向き合ってその股ぐらに顔を突っ込み口での奉仕に励む。 膝を折り脚を開いて腰を下ろし、さらに背も丸めている。 一人なら猶予のある個室でも二人で入ってるのでかなり厳しい体勢だが、こんな場所の床に膝を突くなど考えたくもない。 片手で隣との壁を突いて脚への負担を減らそうと足掻き、もう一方は時々リリィの男の部分を弄る。

    2 18/12/31(月)22:52:49 No.558605683

    「んもっ、ぷふ…まられねぇのかよひんひふぅ」 「あう…ごめんねサキちゃん…たぶん、もうちょっとぉ…!」 「ったく、早く出さねぇとぶっ……かぷ、んぶっんっんっんぐっ!」 「あっ、あぁん!」 (あ゛ーもうっめんどくせぇ!こっちも焦る!あと声抑えろ!) いつものクセで『ぶっ殺すぞ』と続けそうになるが萎縮させて仕切り直すわけにもいかず素直に咥え直す。 包皮を唇でこそぐようにゆっくりと少しだけ剥き、その敏感な頭を唾液でぬめる舌の先で撫でる。 そこから根本まで咥え込んだ竿全体をなぞるように這わせ、纏わりつかせていく。 「ひんっ!?あっ、ん、ああっ!」 強力な刺激に悲鳴混じりの嬌声を上げ、リリィは高まり続ける。 廊下を通る者があまりいなかったことと いてもステージの熱狂が小さなBGMとして流れ続けていてきっと聞こえなかったことは幸運だった。

    3 18/12/31(月)22:53:03 No.558605795

    むっ!

    4 18/12/31(月)22:53:12 No.558605877

    する方もされる方も言葉は少なく、自分がしていること・されていることに集中している。 舌で先端を弾くように舐める。 口をすぼめて唇や内頬で絞るように包み込む。 舌や口だけでなく頭の前後も加えていきサキはリリィを絶頂へと追い詰めにかかる。 「ぶぢゅっ、ぷちゅ、ぢゅるるるる」 時折身を捩らせてビクンと体を跳ねさせるリリィの姿にサキはその時が間近だと感じた。 (もっと、もっとだ)と淫猥な献身に励む自分の姿に疑問は無い。 あっ、あっ、と小さく声を上げて体を強張らせるリリィにとどめを刺さんがためアクセルを回す。

    5 18/12/31(月)22:53:28 No.558606024

    「あ、で、出る、サキちゃん!リリィ、もう!」 「……!」 その声を受けてサキはリリィを咥え込み、口内で舌を暴れさせて嬲ることで返答とした。 遠慮なんか要らん。このままぶっ放せ。 「ああああ、あっ!サキ、ちゃぁん!」 サキに許されるがまま、リリィはその名を呼びながらとうとう果てた。 「あ…っ!あ、あ、あっ…うあ!は、はぁぁんっ!」 「ん゛っ!…んっ、んっ、ぐっ」 「あー…あー…!」 リリィの小さな痙攣に合わせてぴゅくっ、ぴゅくっ、とサキの口内へと粘液が吐き出される。

    6 18/12/31(月)22:53:56 No.558606258

    「………んっぷ、んぐ、むぐぅ…」 射精を終えて萎えたリリィのモノから口を離し 口の中に溜まった可愛げの無い滾りを自分の唾液と混ぜて飲んでいく。 しょっぱいようなえぐいような、ともかくこの先も美味と評することは絶対に無いであろう味だ。 それでもゴクリ、ゴクリと少しずつでも飲み込んでいくのを止められず、その度にゾクゾクした感覚が背中に走る。 「……ぶ、はぁ……あ…あー…」 サキが息苦しさや生臭さでぼうっとした頭のままリリィの顔を見上げると 自分を見下ろす上気した顔とちょうど目が合う。 はぁはぁと息をついてだらしなく開かれたサキの口の中にリリィが放ったものは見当たらない。 『ちゃんと飲んだぞ』 その様は絶頂後の余韻でふわふわしたリリィの頭に幻聴を響かせ、サキの頭へ両手を伸ばす。 「はう……サキちゃん…」 髪と頬にさわさわと触れる幼い手をくすぐったいと払うこともせず、サキはリリィと視線を絡め合った。

    7 18/12/31(月)22:54:56 No.558606765

    「ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくがらがらがらがらがらがらがら……ぶへぇ」 口周りのメイクが落ちないよう気遣いながらペットボトルの水で念入りに口をすすぎ洗面台に吐き出す音が続く。 「あー匂い大丈夫か?…イカゲソ齧っとけば誤魔化せるか?」 はー、と自分の吐息を確認するサキの後ろで衣装を着直したリリィが何か言いたそうにもじもじしていた。 がさつな雰囲気が付き纏うし事実そうだが、 鏡越しのリリィの様子に気付ける目も持つのが二階堂サキという人間(ゾンビ)なのだろう。 「おん?どやんしたとちんちく?言っとくが2発目とかはいくらなんでも」 「う、ううん違うの!えっと……サキちゃん、顔見せて?…うん、ちょっとだけしゃがんで」 さっきまでの行為で本当にメイク崩れが起きてないか見てくれるつもりだろうか。 疑問符を浮かべながらサキはその言葉に素直に従い膝を少し曲げ、顔同士をおおよそ同じ高さにまで持っていく。 ちゅ。

    8 18/12/31(月)22:55:44 No.558607194

    「んっ」 「いつも、ありがとね」 ほんの数瞬の間密着していた唇同士を離してからリリィが言葉を紡いでいく。 「サキちゃんいっつもリリィのことちんちくー、まさおー、ってからかうからそういうとこはきらい」 「でもね。リリィが危なかったり困ったりしてると助けてくれるよね」 「…パピィ蹴っ飛ばしたのはちょっとやりすぎだけど」 「リリィの、その…こっちのことも。」 「気持ちいいとか助かってるとか…そういう感じじゃなくって。嬉しい」 「だから、えっと。………ありがとう。サキちゃん」 不満点も混じったが途切れ途切れの言葉で気持ちを打ち明けていく。 今の自分達に時間的余裕が無いのはリリィも当然分かっているが、血を送らない心臓の高鳴りがそうさせた。 「ちんちくお前…」 紅潮しながらも自分を見つめてくるリリィの笑顔にサキはようやく言葉を返した。

    9 18/12/31(月)22:57:42 No.558608190

    エッチなサキリリよか…

    10 18/12/31(月)22:58:14 [ちんべら:まさお(佐賀)] No.558608433

    「…さっきまでお前のちんべら咥えてた口にようキスなんてしよるなぁ」 「は?」 「汁まで全部飲んどるのに…匂い一応気ぃつけとけよ?」 「は?」 台無しである。 一世一代、は大袈裟だがそれでも普段からの感謝と好意をちゃんと込めて素直に表現したつもりだというのに。 血流が止まった青緑の肌を原理不明の不可思議メイクで塗り固めた顔がみるみる怒りの赤で染まる。 「~~~~っっ!!サキちゃんきらーーい!!!」 「うおっ!?」 「リリィ先に行ってるからね!ふーんだ!」 数秒前までの可愛らしいはにかみ顔はどこへ消えたか。 2号、6号と名を隠すことも忘れた憤慨の言葉を叩きつけながら、ドスドスと床を踏み鳴らし去ってしまった。 「あっおいちんちくー?………そがん怒らんでも」

    11 18/12/31(月)22:59:12 No.558608893

    「…ふぅー」 別にキスなど初めてのことでもない。 というかもう数えるのをやめてから長いというくらいに行為の中で回数を重ねてきた。 それでもリリィとこういった触れ合いができることを サキはちゃんと大切なこととして受け止めて喜ばしく思っている。 …受け止めているのにからかいを先に放ってしまうのはリリィと向き合うとすぐ湧き出す性という他無い。 自分の唇に残る一回り小さく柔らかい感触を思い返しながらそっと指でなぞる。 「………へへっ」 意識が向いてないのでサキは気付いていないが 化粧室の大きな鏡には目を疑うほどに女性的で、柔らかな微笑みを浮かべる少女が映っていた。 「っとー、やべやべやべやべやべ」 ぼんやりしている場合ではない。急速に頭のギアが切り替わる。 早く戻ってスタンバイに入らないと愛やさくらに何を言われるか分かったものではない。 「おーいちんちくーちょっと待てやー!ぶっ殺すぞぉー!」

    12 18/12/31(月)23:00:31 [終] No.558609434

    俺が離れてる間にドタバタしたそうだがステージでのライブは無事成功で何より。 ちゃんと自己申告してきたドタバタの張本人たる《サキ》の正直さに免じて ステージ直前テンアゲゾンビィなのはいいが出先ではもっと慎重に動け、的なお小言で済ました。 中身はともかく俺のフレンドリーな喋り方が気に食わなかったのか膝のいいヤツを入れられたがな。 まだ腹痛い。 ハリウッド直伝メイクに欠かせないアイテム達は予備までちゃんと回収・在庫確認したので寝床へ入る。 しかし万が一他にメイク修正しようと思った奴がいたら弁解でほうほうな目に遭うとこだったかもな。 予備セットのキャップ開けたら全部銀紙付いたままだったぞ。 ―――――《巽幸太郎》の日記より

    13 18/12/31(月)23:01:41 No.558610051

    >「…さっきまでお前のちんべら咥えてた口にようキスなんてしよるなぁ」 余計なこと言うなや!

    14 18/12/31(月)23:08:00 No.558613052

    ちんちくのちんちんに関わっていくサキちゃん増えて…

    15 18/12/31(月)23:08:58 No.558613530

    やらしか!やーらしかではなく!

    16 18/12/31(月)23:16:05 [追加] No.558617187

    誰もがとうに寝静まった深夜。 掛け布団を布団に入った時と表裏も上下も反転させる奇怪な寝相を見せるサキの枕元に小さな影が静かに這い寄る。 「んがが……かぁ~…」 「…サキちゃん。寝てる?」 「ん゛ん~……がぁ、ご…」 「起きないでね?」 「…すぅ~~…」 「サキちゃん」 死人そのものの顔色の寝顔をじっと見つめ、その肌や髪に触れたいという気持ちを抑えながら小さく呟く。 「大好き」 もう一つ、言葉で伝えようと思っていたのに言う勇気が出せなかった言葉。 恥ずかしいからといって伝わるはずがないタイミングを選んでおいて この言葉と気持ちが都合よく伝わらないかと願いながらリリィは自分の布団へ戻っていった。 「…………おやすみ。また明日」

    17 18/12/31(月)23:17:37 No.558618135

    リリィはん!!!抱きなんし!!!!55!

    18 18/12/31(月)23:21:26 No.558620035

    いい…

    19 18/12/31(月)23:23:48 No.558621468

    いつもからかったり年の差あるのに同レベルのケンカしたりしてるとこメンバーの皆に見られてるような二人が実は影で…ってよかですよね

    20 18/12/31(月)23:26:43 No.558622952

    >リリィはん!!!抱きなんし!!!!55! それが無理ならせめてキスくらいはしなんし!!!!!