虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。

2019-01-21のスレッド一覧 5102件

グラサンがくしゃみをしました。 ピアノの前に座って作曲していたグラサンがくしゃみをしました。 「部屋寒かとや?」と聞くと、照れくさそうに「少しな」と言うのでエアコンの温度を上げてやりました。 屋敷はがばい広い上にボロいので、冬はバリ寒いらしいです。 作曲に集中している時のグラサンはてこでも動かないので、アタシらが色々世話をせんばいかんっちゃけど ゾンビやけん、寒さ暑さにはどうしても気が回らないことがあるのです。 もしアタシが生きとったら、生身だったら、もっとグラサンの役に立てるんかな。 こがん時はどうしてもそんな考えがよぎってしまうのでした。 エアコンの温度は上げたけど、グラサンの首元はとても寒そうでした。 人間だったなら、腕でも回して温めることが出来るんやろうけど、アタシの体は熱を奪う事しか出来んとです。 アタシは少し考えて、グラサンの後ろに立つと、自慢の長い髪をグラサンの首に巻いてやりました。 「マフラーばい。ぬくかろ?」 自分でやっておきながら、アタシは恥ずかしさで声が震えてしまいました。 グラサンは静かに「おう」と言うとスン、と匂いを嗅いで「それにとてもいい匂いがす 以上です。

19/01/21(月)22:03:03

54レス

家に帰るなりマスターは私に抱き着いてただいまのちゅーをします。おかしいですねー私は玄関で手を広げてキス待ち顔で待機していただけなのにマスターには本当に困りますねー。 ……えぐいほど舌を捻じ込まれました流石に引きます。 「レイちゃん、いいかな」 そのまま手を引かれて寝室まで……ってこれは嫌な予感がします。雑なエンゲージの合図ですし、そんな時の彼は間違いなく精神的に参っているのでお嫁さんとしてケアしてあげないといけませんやはりこんな時妨害の多い国防魔法の強さを再確認出来ますね普段隠語にしてますけど。 「ダメですよ、マスター。ちゃんとイチャイチャが貯まらないとエンゲージはお預けです」 男は何も言わずにただ、深い溜息を吐いた。消耗した瞳で婚約者を眺め、ただそれだけだった。 「あの、マスター?ご飯食べませんか?お風呂も……」 「……そうだね」 何かもっと掛ける言葉はないのでしょうか。妻として、愛する人に出来ることは。レイの思索は殆ど無意味だった。彼が求めているのは歪なもので、それは愛と呼ぶには余りに不完全。 抱き締めたまま離そうとしないその手を払うのは簡単で、けれどレイはそう出来ずにいた。

19/01/21(月)21:34:13

40レス