虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。

2017-12-04のスレッド一覧 5367件

ロッジの倉庫を探検していると見慣れないものが目に入った タライに収納して図書館で調べてみるとピアノと言うらしい ヒトはこれを使って音楽を奏でたりしたそうだ 使い方も鍵盤を叩くだけとお手軽 物は試しと図書館にあった「楽譜」を元に演奏開始 最初は静かに少しずつしっかりと音を乗せていく 冬の冷風に吹かれた博士ちゃん達がうっとりと目を細める 通りすがりのヒグマちゃんが何だと顔を覗かせる 「博士、これはもしや」「もしや、リカオンはピアノで無力化出来る…?」「まさか、私はそんなこと信じないぞ どうせ声をかけたら」 聞こえてるわよヒグマちゃん 集中が切れるからおしゃべりは後でね「…そんな、そんな、本当なのか!?」静かにね? 再度音を叩き出す 軽快な指の動きに合わせるようにリズムはどんどん早くなり そしてリカオンは母乳を吹き出して倒れた ふふ 流石に素人が扱いきれるものではないわね「大丈夫なのですか!?」「助手、早くアリツさんを呼んできてくれ!私はキンシコウを!」 その後リカオンはロッジのベットの上で目を覚ました それから3日後 母乳でピアノを演奏することを覚えた途端お母さんに戻ったのだった

17/12/04(月)23:13:09

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あー子供欲しい 一人ごちながら巡回きてると見慣れない物体が目の前に現れた 不気味に光る一つ目 真鍮色のボディ 胴体の中に揺らめく白い液 バスと似たようなもんかな? 眺めていると「それ」はおもむろに動き出し私に右腕にあたる部分を向けた 不味い、直感が私を突き動かした タライを構え回避をした瞬間─ビュンと私の横を熱線が貫いた 嫌な臭いがする 直撃した訳でもないのに母乳コートしたタライの表面が焦げ付いていた だが単調だ 攻略は容易い タライを投げ付け隙を作りすかさず核を抉り出す 危険度はダンチだがセルリアン相手と大差ない 「それ」はたちまち停止した 抉り出した核の中にある白濁液…成程母乳か 試しに味見を…! 頭の中に情報が流れてくる 彼らは「ベックス」とかいう機械生命体らしい 一つの意思を全体で共有しているようだ そしてここに来た目的は彼らにとっての最適化 つまり侵略だ 当然見過ごす訳にはいかないので核を母乳で満たしリプログラミング おらっこれが母性だ!! どうやら彼らは私を理解不能な存在として認識したようでたちまち去っていった 母は最強! ただ一つ…全自動授乳マシンと化した端末を置き去りに─

17/12/04(月)23:08:38

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みずべちほーのパトロールも済んだしそろそろ帰ろうかな 何やらまたマーゲイが騒いでるが…いつものアレだろう そんな風に考えていたらプリンセスが血相を変えて向かってきた 「ちょっとリカオン!ジェーンを一体どこに連れ去ったのよ!!!!」えっちょっ何「とぼけないで!どうせまたあなたが誘拐したんでしょ!?」あの…落ちつい 「落ち着けるか!」イワビーまで…「自分が何したのか!よく考えろ!!」そういや暴走したとき誘拐したんだっけ…それはごめんなさいだけど今回は私は何も…「嘘よ!」 「二人とも落ち着いて…リカオンさん嘘は言ってなさそうだよ」「それに本当なら私達も無事じゃ済んでないもんねー」「ぐっ…確かに」「言われてみればそうね…」どうしよう私以外にそういうのやりそうな子…結構心当たりあるわこれ… でも私以外の誘拐事件…他のママ友はそういうことしないだろうしこれ本当に不味いやつじゃないか? よし…私も探すの協力するよ 今日はママは抜きだ!オーダー内容、行方不明者の捜索開始! 「大丈夫かぁ…?」「今は信じよう…」「早く探そー?」「ええ…行くわよ皆!」 「待って…私も…」鼻血を出しながらマーゲイも後に続いた

17/12/04(月)21:22:33

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