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17/12/04(月)00:13:50 SS「あ... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1512314030397.jpg 17/12/04(月)00:13:50 No.469714954

SS「ああ麗しき黄金時代をもう一度」

1 17/12/04(月)00:14:19 No.469715062

「……え?」  赤星小梅は、自分の見ている光景が信じられなかった。  それは悪い冗談であって欲しかった。夢であると言われればそちらを信じた。  しかし、目の前で彼女の眼に映っている姿は、間違いなく現実だった。 「待って赤星さん! お願い、待って……!」  彼女の後ろで、西住みほが必死に小梅に懇願している。  だが、そんな懇願も小梅の耳には届かなかった。  それほどに、小梅が見ている光景は衝撃的過ぎた。  今彼女が見ている姿。それは―― 「……ママー? どうしたのー? その人、誰ー?」  自分と同い年であるはずの、強気で誰にも頼ることのなかったはずの、凛々しい美しさがあったはずの、逸見エリカが、幼児用のボコのイラストが描かれた前掛けを首から下げ、口周りに大量の食べ残しをくっつけ、プラスチックのスプーンフォークを持って、幼児言葉を使っていたからだ。

2 17/12/04(月)00:14:42 No.469715152

「……エリカ……さん……?」 「……?」  エリカは小梅のことなどわからないといったような目線で小梅を観る。  なぜこんなことになっているのか。一体何が起こったのか。  小梅には分からなかった。 「……ママー?」  エリカは小梅の後ろにいる、みほに向かってそう言った。  彼女に一体何が起こったのか。  それは、一ヶ月前に時間を遡る。

3 17/12/04(月)00:15:25 No.469715346

   ◇◆◇◆◇ 「うおええええええ! うええええええ!」  エリカの口から黄色の半固形の液体がこぼれ落ちていく。  エリカは学校のトイレで吐いていた。 「うえええええ! おええええええ!」  胃の内容物をすべて吐き出し、やがて水と胃液だけになっても吐き続ける。  トイレは、きつい酸と半端に溶けた彼女の昼食の臭いで包まれた。 「おええええっ! ……はぁ……はぁ……」  エリカはやっと嘔吐を止め、便器の便座に手をつきながら呼吸を整える。  今彼女がこうして嘔吐しているのは、決して体調不良が原因ではない。むしろ、問題は彼女の心にあった。 「……くそっ! くそっ! くそっ!」  エリカはバンバンと便座に手を叩きつける。吐瀉物で汚れた自分の顔などお構いなしだ。 「どうして……どうしてうまくいかないのよ……!」

4 17/12/04(月)00:15:55 No.469715463

 エリカの苦しみの原因は、彼女の今の立場にあった。  エリカは現在黒森峰女学園三年であり、黒森峰戦車隊の隊長であった。  先代の隊長、西住まほから隊長を譲り受けたとき、エリカは嬉しかった。  副隊長であったために隊長を引き継ぐのは既定路線であったとは言え、尊敬するまほから直々に夢だった黒森峰の隊長を任命されたのだ。その嬉しさは言い表せないほどであった。  だが、彼女の喜びはすぐに現実に打ち崩された。  大洗の勝利を皮切りに変革する各校の戦車道。そのことにより、かつての王者黒森峰は今までのように勝利し続けることはできなくなった。  そのことによる隊内からの信用度の下落。  さらに、勝利できないことによりのしかかる隊長としての重圧。  そんな不甲斐ない自分自身への自己嫌悪。  それらは岩を削る波の如く、じわじわと、しかし確実にエリカの精神をすり減らしていった。  そして今、エリカの精神は限界に来ていた。  結果として、エリカはこうしてトイレに向かって吐いているのだ。

5 17/12/04(月)00:16:19 No.469715584

「……ふぅ」  エリカは口をハンカチで拭き、トイレから出た。  その際、エリカは周囲を確認した。こんな無様な姿を他人に見られるわけにはいかなかったからだ。 「……エリカさん?」  そのとき、エリカに声をかけるものが現れた。  エリカは思わずハッとなり振り向く。  そこにいたのは、黒森峰で副隊長を任されている小梅だった。 「なんだ、あなたなの……」  エリカはホっと胸を撫で下ろす。  エリカにとって、小梅は気を許すことのできる数少ない人物だった。 「どうしたんですかエリカさん? 顔色が悪いようですが……」 「いえ、別に。ちょっと気分が悪くなっただけよ」 「気をつけてくださいよ。もうエリカさん一人の体じゃないんですから」 「分かってるわ……ありがとね、心配してくれて」  そう言って、エリカは小梅の肩を叩いて外に出た。

6 17/12/04(月)00:16:53 No.469715757

 小梅と話したことによって、少し気が楽になったエリカは顔を上げて歩き始める。 「エリカさん!」  そのエリカに、小梅が後ろから話しかけてきた。 「明日の練習試合、頑張りましょうね!」 「……当然よ! 明日の試合は大洗との……みほとの戦いですもの! 無様な姿は見せられないわ!」  かつての副隊長であり、エリカにとってのライバル、西みほのいる大洗女子学園との戦い。  それを誓って、エリカはその小梅の言葉に、ぐっと親指を立てて応えた。  その翌日。  黒森峰学園艦は曇天の大洗へと寄港した。そして、大洗を舞台として戦車戦を行うために、両校の代表が平原に戦車を並べ並び立った。

7 17/12/04(月)00:17:08 No.469715820

「よろしくお願いします!」 「……よろしくお願いします!」  エリカは力強く応えた。そうしなければ、エリカは今にも倒れてしまいそうなプレッシャーに襲われているからだ。  かつて黒森峰を負かせ全国一になった大洗。  その大洗に勝つことこそが、黒森峰にとっての新たな目標となっていたからだ。 「……大丈夫? エリカさん? なんだか具合が悪そうだけど……」 「……心配される程じゃないわよ。あなたこそ、相手の心配ばかりしていると足元をすくわれるわよ!」  エリカはあくまで強気な態度を見せた。  みほの前ではあくまで強い自分でいたい。それがエリカにとっての最後の矜持だった。  エリカにとってみほとの関係は一言では説明できない。  中学のときから一緒で、そのときからずっとエリカはみほを意識してきた。  競い合うべきライバルとして。共に戦う戦友として。心許せる親友として。  そのすべての関係性における様々な感情を、エリカはみほに抱いていた。

8 17/12/04(月)00:17:24 No.469715891

 そんなみほが黒森峰からいなくなったとき、エリカは裏切られたとすら思った。  だが、大洗との決勝戦で、その認識を改めた。  みほが自分の戦車道を見つけたことに、エリカは心の中で喜んだ。  そして、そんなみほとまた戦って、そして勝ちたいと思った。  エリカ自身が自らの戦車道で。  そのためにエリカは隊長として努力してきた。  しかし、隊は、結果は、決してそんなエリカの努力に答えてはくれない。  だからこそエリカは、ここで結果を出したかった。大洗に勝利するという結果を、示したかった。そうすれば、すべてがうまく好転すると思えた。  そのために、これからエリカは戦うのだ。 「……見てなさい。今日こそ私があなたを負かせて見せるわ!」  エリカはみほに背を向ける。  そして、自らの戦車に乗り込み、言った。 「行くわよ! 全車! パンツァー・フォー!」

9 17/12/04(月)00:17:40 No.469715945

「負けちゃいましたね……」  小梅が黒森峰の作戦室で、エリカに言った。 「ええ……」  エリカはうつむき、小梅に視線を合わせることなく言う。  黒森峰は結局、大洗に勝てなかった。練習試合とはいえ、エリカの目指した勝利は手に入らなかった。  その後、エリカと小梅は先に作戦室に戻り、話をしていた。 「……結局、今回も勝てなかったわね」 「そうですね……で、でも! 次勝てば!」 「……次っていつよ」 「え?」 「次っていつよ! 前回も駄目だった! 今回も駄目だった! じゃあその次は!? 全国大会!? そこで負けたらおしまいじゃない!」  エリカは小梅に喚き散らす。小梅は動揺した顔でエリカを見た。 「エ、エリカさん落ち着いて……」 「……ごめんなさい。ちょっと私、先に帰るわね」

10 17/12/04(月)00:18:01 No.469716016

「あっ……は、はい……」  エリカはそう言い、先に部屋を出ていった。  彼女は今にも泣きそうだった。もうすでに、彼女の我慢は限界まで来ていた。それでも泣かなかったのは、小梅の前で無様な姿を見せらないと思ったからだ。  エリカは早足で出口へと向かっていく。途中他の黒森峰生とすれ違ったが、エリカは気にしなかった。 「……あっ、鞄忘れた……」  そうして玄関までたどり着いたとき、そこでエリカは作戦室に鞄を忘れたことに気がついた。 「どうしようかしら……明日取りに行っても……でも財布とか入っているし……」  忘れた鞄には財布や携帯電話など、貴重品も多く入っていた。  それを放置しておくのは、いささか怖かった。 「……しょうがない。少し恥ずかしいけど、取りに帰りましょう……」  エリカは来た道を戻り、作戦室へと向かう。そして、作戦室の扉を開けようとしたときだった。 「……やっぱないよねー」

11 17/12/04(月)00:18:17 No.469716091

 作戦室の向こうから、声が聞こえてきたのだ。  エリカは少し気になり、その声に聞き耳を立てた。 「うん、そうだよねー。隊長の指揮じゃ勝てないよ」 「っ!?」  どうやら、自分の悪口を言われているようだとエリカは気づいた。  エリカは耳を扉にくっつけてさらに声に集中する。 「まほ隊長とみほ副隊長の時代は良かったよねー。普通に勝ててさー。それなのに、今の代になったら全然勝てないのね」 「うん。あーあ、転校したのがみほさんじゃなくて隊長だったらなー。そしたら、多分今年も黒森峰の勝利は揺るがなかったよ」 「……っ!」  エリカは下唇を噛んだ。  エリカでは勝てない。エリカよりもみほのほうがいい。それはエリカが最も気にしていることの一つであった。  それを、仲間達がエリカのいないところで言っているのだ。エリカにとって、それはあまりにも辛い言葉だった。 「……落ち着いて、落ち着くのよ逸見エリカ」

12 17/12/04(月)00:18:34 No.469716159

 今にも泣いてしまいそうになったが、エリカはすんでのところで我慢する。 「落ち着け私。そんなこと、自分でも分かってるじゃないか。ただ、それを部下達も思っていただけ。そうよ、ただそれだけのことじゃない……」  そうして、エリカは心の平静を保った。 「よし、何食わぬ顔をして入ろう……私は何も聞いていなかった。そう、私は何も……」  そうエリカが決意したときだった。 「ねえ、小梅はどう思う?」 「っ!」  エリカは扉を開けようとする手を止めた。  一緒に小梅もいる。その事実が、エリカの心を揺さぶった。 「……私は」  エリカは必死に聞き耳を立てる。そして、扉の向こうの小梅は言った。 「……確かに、エリカさんは隊長というより副隊長向きだと思う……みほさんが指揮してれば、理想の黒森峰になったのかな、なんて……」 「えっ……」  エリカは、そこで扉を開けてしまった。

13 17/12/04(月)00:18:49 No.469716225

「えっ、エリカさん!?」 「た、隊長!?」  中で話していた隊員達は、突然のエリカの入室に驚きを隠せなかったようだった。  当のエリカはと言うと―― 「あっ……あな、た……そんなこと……思って……味方だと……あなたは味方だと思ってたのに……あああ……」  エリカは、泣いていた。とうとう、彼女のせき止めていた感情のダムが、決壊した。 「うわあああああああああああああああああっ!」  そしてエリカは駆け出した。涙を流しながら、大声を上げて、小梅達に背を向けた。 「ま、待ってくださいエリカさん! 違うんですさっきのは! エリカさんっ!」  小梅が後ろから呼びかけるが、エリカには聞こえていなかった。  エリカは走りながらずっと呟いていた。 「小梅も私をいらないと思ってる……! 小梅も私をいらないと思ってる……! 小梅も私を……!」  エリカの頭はもうそれでいっぱいだった。  信じていた人間に裏切られた。もう隊内に自分の味方はいない。自分は誰からも必要とされていない、黒森峰にふさわしくない隊長である。  そんな考えが、エリカの頭の中をぐるぐると回っていた。

14 17/12/04(月)00:19:06 No.469716319

「もう嫌……もう何もかも嫌ぁ……!」  エリカはすべてから逃げ出したかった。現実のすべてが嫌になっていた。  だからエリカは走り続けた。走れば、現実から逃げられる気がしたから。  やがて雨が振り始めた。冷たい雨が彼女の体を打ち付ける。それでも、エリカは走った。  しかし、やがて体力の限界が来て、エリカはその場に立ち止まる。そして、エリカは大声で泣き出した。 「うわあああああああああああああああん! うわああああああああああん!」  まるで子供のように泣くエリカ。通行人達はそんなエリカに奇異の目を向ける。 「うわあああああああああああああん! うわああああああああああああああん!」  それでもエリカは泣き続けた。助けを求めるかのように。ずっと、ずっと。 「……エリカさん?」  と、そんなときだった。エリカに誰かが声をかけてきた。その声は、エリカにとってとても安らぎに満ちた声だった。 「……み……ほ……」

15 17/12/04(月)00:19:23 No.469716396

 そこにいたのは、傘を差したみほだった。どうやらいつの間にか学園艦を降りて大洗の街に来ていたらしい。  エリカはみほの姿を見た瞬間、糸の切れた人形のように、地面に倒れた。 「えっ!? エ、エリカさん!? エリカさん!」 「ん……」  エリカは、柔らかな光の中目を覚ました。 「あ? 目が覚めたエリカさん?」  エリカの目に入ってきたのはみほだった。そこはみほの部屋だった。エリカは、みほのベッドの上でゆっくりとその身を起こした。 「濡れてたから勝手にエリカさんの服脱がして拭いてパジャマ着せちゃった。一応サイズは合ったみたいで良かった」  みほは笑顔でエリカに話しかける。  そんなみほに対し、エリカは言った。

16 17/12/04(月)00:19:39 No.469716480

「……ママ」 「え?」 「ママー!」  エリカは笑顔で急にみほに抱きついた。 「きゃあ!? エ、エリカさん……?」 「えへへ、ママぁ。ママぁあったかあい。えへへ」  エリカはみほの胸にすりすりと頭を擦り付ける。  みほは何がなんだか分からなかった。 「どうしちゃったのエリカさん……? 冗談だよね……?」 「……? ママ? どうしたの?」 「……ママって、私のこと?」 「うん! そうだよママ! だってママはエリカのママでしょ?」  エリカは満面の笑みで言う。とても冗談で言っているようには、みほには見えなかった。 「エリカさん……どうしちゃったの……?」 「……?」

17 17/12/04(月)00:19:57 No.469716575

 みほは張り詰めた表情でエリカを見る。一方のエリカは、とても不思議そうな顔でみほを見ていた。 「どうしたの? ママ……」  彼女のあどけない視線が、みほを射抜く。  エリカは、幼児退行してしまっていた。

18 17/12/04(月)00:20:16 No.469716652

   ◇◆◇◆◇ 「ママー! ごはんー!」  エリカはボコの絵が描かれた前掛けを首から下げながら、プラスチックのナイフとフォークを持って、どんどんと机を叩いた。 「はいはい! 今出すから待っててね!」  みほは急いで卵を乗せたハンバーグをエリカに出した。  エリカはそれを見る笑って、きゃっきゃとはしゃぐ。 「わあいハンバーグ! しかもたまごついてる!」 「うん、エリカさんハンバーグ好きだもんね」 「うん! エリカハンバーグすき!」  エリカは満面の笑顔でハンバーグを食べ始める。その口周りには、ハンバーグソースがべったりとついた。 「ああほら、エリカさん口元汚してる……」  みほはそれを拭き取る。  拭きながら、エリカは二週間前のことを思い出していた。

19 17/12/04(月)00:20:40 No.469716765

 二週間前、みほはエリカをつれて病院に行った。そして、病院で心が子供の頃に戻っていると診断された。  治療法はなく、様子を見ていくしかないということらしい。  そして、最初エリカを病院は入院させようとした。  しかし、エリカはそれを激しく泣きながら拒否した。 「いやああああああああ! ママとはなればなれになるのやだああああああああああ! ママああああああ! ママあああああああ!」  どうもエリカはみほのことを自分の母親と認識しているらしく、離れるのをとにかく嫌がった。  なぜみほが母親に見られているのかは医者も分からなかったが、推測するに、一番心を許せる相手を、自分が一番安心できる存在として見なしているとのことだった。  みほはなるほどと思い、そして、エリカの世話をしていくことを決めた。  理由としては、エリカがどうしてもみほと離れるのを拒否するというのもあるし、みほもそんなエリカを見捨てられないという理由もある。だが一番の理由は、みほが黒森峰の旧友に電話でさり気なく事情を聞いてみたことにあった。

20 17/12/04(月)00:21:01 No.469716864

「ああ、今の逸見隊長ですか? そりゃひどいっすよー、元々ひどかった癇癪がさらにひどくなってずっと荒れっぱなしで誰もついていかないの。私も正直今の隊長は……って思いますね。でもかわいそうとも思うんですけどねー、みほさんがいなくなってからずっと孤独っていうかなんていうか……ところでなんで逸見隊長のこと聞いたんすか?」  その返答から、みほは自分がいなくなってしまったことによりエリカに重荷を背負わせてしまっていたこと、そしてそのことでエリカが孤立してしまっていたことを知った。  あのとき水没したフラッグ車を助けに行っていなければ。あのとき黒森峰に残る選択をしていれば。  そんな罪悪感が、みほを襲った。そしてその罪悪感から、みほはエリカの面倒を見ることに決めたのだ。 「ママのおりょうりおいしい!」 「そう、よかったー」  笑顔で言うエリカに、みほもまた笑顔になる。  こうしてエリカと過ごすようになってから二週間。みほはずっとエリカと一緒にいた。  学校には行っていないし、買い物はエリカの手を引っ張って一緒にいく。一人にすると「ママどこにもいかないでええええええ!」とエリカが泣くからだ。

21 17/12/04(月)00:21:27 No.469717004

 だからみほは、つきっきりでエリカの面倒を見た。  最初は大変だった。以前とうって変わってしまったエリカに、困惑もした。  しかし今は、エリカのことが愛おしくてしょうがなかった。 「まるで、本当に子供を持ったみたい……」  みほはエリカを見ながらそう言った。  みほにとって、すでにエリカは本当の娘のように思えてならなかった。  なぜそう思うのかは自分でも分からなかったが、そう思うことで、自分の中のエリカへの罪悪感が薄れていくような気がしたのだ。  そうなってからは、みほは本当にエリカを溺愛するようになった。エリカの願いはなんでも叶えたし、みほもまたエリカと離れることを拒むようになった。  ある日、みほの友人達が心配して家に来たことがある。そのとき、みほはこう対応した。 「私は大丈夫だから……でももう、学校にはいかないかも……」  当然友人達は驚く。 「どうしちゃったのみぽりん!?」 「そうですみほさん、また学校に来てください」 「西住殿がいないと寂しいであります!」 「西住さん、何か事情があるなら話してくれ……」

22 17/12/04(月)00:21:43 No.469717065

 必死の呼びかけ、しかしみほはこう言う。 「ごめん。本当にごめんなさい……できれば、もう二度と私に関わらないほうがいいかも……」  そう言って、みほは扉を閉めた。  それっきり、みほは友人達との交友を断った。 「ママ……」  ご飯を食べ終わったエリカが、みほを物欲しそうな目で見る。 「ん? どうしたのエリカさん? おかわり?」 「……んん」  しかし、エリカはふるふると頭を振る。そして、言った。 「エリカ、ママのおっぱい欲しい……」  みほのおっぱいが欲しい。エリカはそう言った。  とても正気では言えない台詞だ。普通なら嫌悪感を抱いてもいいだろう。しかし、みほは―― 「うん、いいよ。ほら、こっちおいで」  笑顔でエリカを自分の足元へと招いた。

23 17/12/04(月)00:21:59 No.469717113

「うん!」  エリカは正座するみほの足に乗る。  みほは、服をまくり上げ、ブラジャーを外し、胸を露出させる。 「ほら、お飲み」 「わぁい! んっ……」  そしてエリカは、みほに言われるがままみほの乳首を口に含んだ。 「んっ……んっ……」 「あっ……」  みほはエリカの頭を右手で抱えながら、つややかな声を上げる。  本当に母乳が出るわけではない。あくまでそういう儀式である。だがエリカが、その行為で本当に母乳が出ているかのように思い、ひたすらにみほの乳首を吸い続ける。 「んっ……んっ……んっ……」  みほの胸が先程エリカが食べたばかりのハンバーグのデミグラスソースで汚れる。  しかし、みほはそんなこと気にしなかった。  むしろ、今こうしてエリカに胸を吸われていることに、快感すら覚えていた。 「あっ……いいよエリカさん……もっと吸って……」

24 17/12/04(月)00:22:14 No.469717179

 それはエリカを使った自慰に近かった。エリカは純粋な気持ちでみほの胸を吸い続けるが、みほはそのエリカに胸を吸われるという行為に性的なものを見出していた。  その証拠に、スカートの下のみほのショーツは、ぐっちゃりと湿っていた。 「んっ……んんっ……んんっ……」 「あっ……あっ……あっ……」  エリカの柔らかい唇が、ざらついた舌が、みほの暖かな乳首を刺激する。  その度に、みほはあでやかな声を上げ続ける。  チュパ……チュパ……チュパ……チュパ……。  クチュリ……クチュリ……クチュリ……。  エリカの胸を吸う音と、みほの秘部が上げる水音が混ざり合う。 「んっ……んっ……」 「あっ……いい、エリカさん……もっと激しく……!」

25 17/12/04(月)00:22:36 No.469717270

 みほはエリカに要求する。自分の快楽を。それは母親の姿としては、少々淫靡すぎた。 「ん? ほう?」  エリカは乳を吸いながら、みほに言われた通り吸う力と速度を上げる。エリカは母親であるみほの言うことならなんでも聞くのだ。 「あああああああっ! そ、そう……!」  みほはそれに激しく感じる。そして、エリカ頭を右手で抱えながらも、空いた左手で自分の秘所をいじりだした。  チュパッ! チュパッ! チュパッ! チュパッ!  クチュッ! クチュッ! クチュッ! クチュッ!  その勢いはどんどんと激しさを増す。そして、とうとう―― 「あっ、イく……イっちゃうううううううううう!」  みほは、エリカに胸を吸われながら、絶頂した。 「はぁ……はぁ……」

26 17/12/04(月)00:23:07 No.469717388

 みほは絶頂の余韻を味わう。  しかし、エリカはそんなみほの胸をまだ容赦なく吸い続ける。 「あっ、エリカさん、今はちょっと待って……」 「んっ……んっ……」  しかしエリカは聞かない。  エリカはみほの胸を吸い続ける。  こうして、みほはエリカが飽きるまで計三度も絶頂させられたのであった。  また別の日。 「ママぁ……」  エリカは今にも泣きそうな声でみほのもとにやって来た。 「ん? どうしたのエリカさん? ってああ……」  みほはすぐにエリカの声色の理由を把握する。  エリカの着ている服――もとはみほの私服――の下が、ぐっしょりと濡れてしまっていたのだ。

27 17/12/04(月)00:23:22 No.469717456

「おもらししちゃったんだね、エリカさん」 「……うん、ごめんなさいママ」  エリカはもじもじとしながらも謝る。  そんなエリカに、みほは笑顔を見せる。 「うん、よくちゃんと言ってくれたね。ママ嬉しいよ」 「……おこらないの?」 「怒らないよ。ママがエリカさんのこと怒るわけないじゃない」 「……ありがとう、ママ……ひっぐ」  みほはエリカの頭を撫でながら言い、エリカはそのことで我慢の限界が来たのかはらりと涙を流した。 「さ、お風呂に行ってキレイキレイしましょうね」  みほはテキパキとエリカの服を脱がし洗濯機に入れると、そのままエリカを浴槽に連れて行った。 「さ、シャワー流すよー」 「うん……」

28 17/12/04(月)00:23:41 No.469717545

 みほはシャワーをエリカの下半身にかける。  じゃあ、とかかったシャワーによりエリカの股から下は見る見るうちに綺麗になっていく。 「ママ? エリカきれいになった?」 「うん、でも最後の仕上げしないと」  そう言ってみほはシャワーを止めた。  そして、ゆっくりとしゃがみ、なんと自分の舌をエリカの股間に這わせた。 「んひっ……!」 「んっ……んっ……」  エリカはビクリと体を震わせ声を上げる。みほは、そんなエリカの股間を必死に舐める。 「だめだよママ……きたないよ……」 「大丈夫だよ……エリカさんの体に、汚いところなんてないよ……」  そうして、ペロペロとみほがエリカの股間を舐め続ける。  すると、エリカがぶるぶると体を震わせ始めた。

29 17/12/04(月)00:24:01 No.469717639

「……ママ」 「ん? なあにエリカさん」 「エリカ、またおしっこでそう……」 「そう? だったら出していいよ。ママが受け止めてあげる」 「だめだよ、やっぱりきたないよ」 「さっきも言ったでしょ? エリカさんの体に汚いところなんてない。そして、エリカさんの出すものにも汚いものなんてないの」  そう言って、みほはなお舐めつつも大きく口を開ける。  一方のエリカは、顔を赤くしながら我慢していたが、やがて限界が来たのか、ぶるりと体を震わせ―― 「んっ! で、出るよママっ!」 「うん! いいよ出してエリカさんっ!」  そしてとうとう、エリカはみほにむけておしっこを放出した。 「んっく! んっく! んっく!」

30 17/12/04(月)00:24:16 No.469717701

 みほはそれを美味しそうに飲んでいく。こぼさないようにと大口を開けて、すべてを受け止めていく。  そして、エリカが完全におしっこを出し切るまで、みほは飲み続けた。 「……ママ、だいじょうぶ?」 「……んはあ……うん、大丈夫だよエリカさん。ありがとう」  みほはエリカに笑顔を見せた。  エリカは心配そうな顔でみほを見たが、みほはその後またてきぱきとエリカの体を拭き、服を着せて、またもとの活動に戻っていった。  こうした日が、何日も続いていった。  みほとエリカの、閉じた日々。  それは、永遠に続くかのように二人には思え、そしてそれでよいと思っていた。  しかし、そんな二人の元に、とある客が訪れた。  それこそが、小梅であった。

31 17/12/04(月)00:24:42 No.469717824

   ◇◆◇◆◇ 「えっと、ここですよね……」  小梅は黒森峰学園艦から、わざわざ大洗学園艦までやって来ていた。  理由は、エリカの捜索である。  エリカが行方知らずになってから一ヶ月が経っていた。  誰もが、特に小梅が心配するも、エリカの話はまったく聞こえてこなかった。  しかし、あるとき小梅はみほの友人達から情報を貰った。みほが何やら誰かを家に連れ込んでずっと引きこもっていると。  小梅は直感でそれはエリカだと思った。むしろ、他にエリカの場所が思いつかなかった。  そのため、小梅は大洗と黒森峰が接近する日を待ち、学園艦から学園艦へと移動した。  小梅はエリカに謝りたかった。

32 17/12/04(月)00:25:03 No.469717905

 小梅がかつて作戦室で話していたことは、半分本気ではあったが、半分嘘でもあった。確かにみほが隊長、エリカが副隊長の黒森峰は理想だろう。しかし、今の隊長はエリカであって、小梅はエリカに全幅の信頼を置いている。  エリカにならすべてを任せられる、と思っていた。  しかし、あの場ではああ言わなければ、自分がグループの輪から外されると思ってしまったのだ。  小梅はかつて、水没事件の際黒森峰中から無視された時期があった。そのときは死ぬことを考えるほど辛く、またそんな経験はしたくないとついエリカを下げるようなことを言ってしまったのだ。  だが、その学園艦中から無視されていた時期に小梅を助けてくれた数少ない人物もまた、エリカだった。  そんなエリカを裏切ってしまった。小梅はそんな罪悪感でいっぱいだった。  だから謝りたかった。そして、できることなら、虫のいい話ではあるがまたやり直したいと思っていた。  そのために、エリカを探さなければならない。だからこそ、エリカの唯一の手がかりであるみほのところを訪れたのだ。

33 17/12/04(月)00:25:18 No.469717969

 小梅はみほの寮の部屋の前まで行くと、インターフォンを押した。  すると、しばらくしてから扉が開かれる。 「はーい、新聞なら間に合ってます……よ……?」 「……久しぶりです、みほさん」 「……赤星さん?」  みほは驚いていた。当然である。黒森峰にいるはずの小梅が突然目の前に現れたのだから。 「……ひ、久しぶり……どうしたの? 今日は」 「そこに、エリカさんいませんか?」 「え? ……い、いないよ」  みほは明らかに目が泳いでいた。みほは嘘がつけない質であることを、小梅はよく分かっていた。 「……いるんですね、エリカさん」 「いっ、いないよっ!」 「入らせてもらいます!」

34 17/12/04(月)00:25:34 No.469718038

「ちょ、ちょっと!?」  小梅はみほが反応する前に無理やり扉を開けると、そのまま土足でみほの部屋に上がった。  そこで見たものこそが―― 「……え?」  これこそが、小梅の見たもののすべてである。  小梅の前では、ぼうっとしているエリカと、そのエリカを必死で守ろうとしているみほの姿があった。 「……みほさん。そこをどいてください」 「駄目! さっきも話したでしょ!? エリカさんには私がいてあげないと駄目なの! 私が一緒じゃなきゃ駄目なの!」 「そんなこと言ってる場合ですか!? エリカさんは今すぐにでも治療が必要って分からないんですか!?」

35 17/12/04(月)00:25:53 No.469718113

「駄目! とにかく駄目なの!」  小梅はエリカを連れ戻したかった。そして適切な治療を施したかった。  しかし、みほはそれを拒否する。エリカを渡すまいと、必死でエリカを庇う。  二人の意見は平行線だった。  小梅は、このまま話を続けても無駄だと思った。なので、強硬手段に出ることにした。 「とにかく、エリカさんは私が連れて行きます。悪く思わないでください」  そう言うと小梅は前に出て、エリカを隠そうとするみほを掴んで横に大きく投げ飛ばした。 「きゃあっ!?」 「ママ!」 「さあ、エリカさん行きますよ」  小梅はエリカの手を掴み引っ張る。  エリカはそれに必死で抵抗する。 「いやあ! いきたくない! ママといっしょにいるぅ!」

36 17/12/04(月)00:26:10 No.469718186

「お願いですエリカさん! これはエリカさんのためなんです!」  小梅は多少乱暴にしても仕方ないと、力強くエリカの手を引っ張った。  エリカは小梅によって少しずつ引っ張られていく。 「いたいいたいいたい! いたいよう!」 「我慢してくださいエリカさん! これもエリカさんのためなんです!」 「いやいやいやあ! いたいよう! いたいよう! たすけてえええええええ!うわあああああああああああああん! たすけてママあああああああああああ!」  エリカは泣きながら助けを求める。  小梅はそんなエリカの姿に絶望と、多少の良心の呵責を覚えながらも、エリカの手を強く握った。  そのときだった。 「うちの子を……私のエリカさんを返せええええええええええ!」  みほが立ち上がったかと思うと、台所に向かい、包丁を持って小梅に向けて走ってきたのだ。  小梅は、それをかわすことができなかった。 「うぐっ!?」  包丁は、小梅の脇腹に刺さった。小梅はそのあまりの激痛に、エリカの手を離し、床に倒れる。 「みほさ……ぐう!」

37 17/12/04(月)00:26:27 No.469718256

「ママ……?」  小梅は激痛に苦しむ。  エリカは状況が分からずぽかんとしている。  みほはそんなエリカに、血に濡れた手を差し伸べた。 「さあいこうエリカさん! ここから逃げよう!」 「……うん!」  みほとエリカは手と手を取り合い、部屋から出ていった。部屋には、脇腹に包丁の刺さった小梅一人が残された。 「……はぁ……はぁ……」  小梅は激痛の中携帯電話を取り出す。そして、薄れ行く意識の中で、九一一へと連絡した。

38 17/12/04(月)00:26:45 No.469718321

 結果で言えば、小梅は一命を取り留めた。  包丁があまり深く刺さっていなかったこと、脇腹だったこと、病院への連絡が早かったことなどが幸いした。  しかし、みほとエリカは行方をくらましてしまった。  警察が捜査に乗り出しているが、なかなか見つからないようだった。  どこかの陸に降りたのか、それとも別の学園艦に乗り移ったのか、それすら分からなかった。  小梅は病院のベッドでそんな二人のことを思いながら、涙を流した。 「ごめんなさいエリカさん……」  出て来るのは、エリカへの謝罪の言葉。  小梅はこれからずっとエリカのことを後悔して生きるのだろう。  体の傷は癒えても、心の傷は決して癒えないのである。

39 17/12/04(月)00:27:03 No.469718394

   ◇◆◇◆◇  とある寒村。そこに、みほとエリカはいた。 「ママー!」 「はいはい、ママですよー」  みほとエリカは、とある集合住宅の一室の中央にある布団の上で裸で抱き合っていた。  エリカは丸くなり、みほはそんなエリカを抱いて頭を撫でている。 「ねえママ」 「うん? なにかなエリカさん?」 「わたしたち、ずっといっしょだよね!」 「……当然だよ、私とエリカさんはずっと一緒。これからもずっとずっと、永遠にね……」  そう言ってみほはエリカの頭を撫でながら、額にキスをした。  この歪な親子は、これからも仲睦まじい親子として過ごしていくのだ。  いつか来る、終わりの日まで。

40 17/12/04(月)00:27:23 No.469718468

おわり

41 17/12/04(月)00:30:18 No.469719150

読んでいただきありがとうございました su2132686.txt 過去作もよかったら ・シリーズもの su2132691.txt ・短篇集 su2132695.txt

42 17/12/04(月)00:35:20 No.469720278

こりゃまた失明とは違うパターンの要介護なやつ来たな…

43 17/12/04(月)00:36:30 No.469720567

いつも介護されてるやつ

44 17/12/04(月)00:37:01 No.469720677

メッチャクチャ倒錯してる…

45 17/12/04(月)00:38:52 No.469721096

やつにとっては光かも知れない…安らげる人の胸の中に戻ることが出来たから みぽりんにとっても光かも知れない…自分を本当に求めてくれる人のそばにいるから

46 17/12/04(月)00:40:11 No.469721393

介護の一環のはずなのにおっぱい吸われてオナニーしちゃうのいいよね… 母性と淫欲が地獄のネジ回ししてる

47 17/12/04(月)00:40:13 No.469721408

ダーク「」、闇がパワーアップしておられる?

48 17/12/04(月)00:41:57 No.469721842

脱字あった >西みほのいる大洗女子学園との戦い ダーク「」寝れてる…?

49 17/12/04(月)00:42:40 No.469722000

よくもこんな

50 17/12/04(月)00:43:34 [す] No.469722219

よくよく考えると救急車は911じゃなく119でした! 修正しました! su2132719.txt 本当は逸見の日記念で書いてたはずなのにすぎちゃったけどまあハワイ時間だし大丈夫だと信じて……

51 17/12/04(月)00:43:41 No.469722264

決して届かない謝罪の言葉いいよね…

52 17/12/04(月)00:43:53 No.469722299

SSじゃないよ ショートじゃないよ中編小説よ

53 17/12/04(月)00:45:57 No.469722763

やっと見つけたよ私とエリカさんの現実からの逃げ道

54 17/12/04(月)00:46:30 [す] No.469722879

>脱字あった >>西みほのいる大洗女子学園との戦い >ダーク「」寝れてる…? ありがとうすまない…… 寝れてるよなんと土曜は17時間ぐらい寝たよ 再度修正 su2132726.txt

55 17/12/04(月)00:47:34 No.469723089

黒森峰モブのムーブでははーん失明やつの人だな…ってなるなった 要介護部位がどんどんコレクションされていく…

56 17/12/04(月)00:50:00 No.469723624

カレースナック・ゴンの昼下がりふとマスターに声をかける 「Heyまほ!あの窓際の席、いつも予約席になってるわね?」 「ああ…あのふたりがいつかかえってくるきがするんだ」

57 17/12/04(月)00:52:20 No.469724147

>寝れてるよなんと土曜は17時間ぐらい寝たよ そっか あの日ホントに夜まで起きてて一気寝したのね…

58 17/12/04(月)00:52:24 No.469724155

>よくよく考えると救急車は911じゃなく119でした! 洋ドラマ見てるとコールナインワンワン!って言葉が耳に残っちゃうよね

59 17/12/04(月)00:55:36 No.469724786

ぇ…いぁ…しゃん お…かぁ…しゃん

60 17/12/04(月)00:56:14 No.469724902

>カレースナック・ゴンの昼下がりふとマスターに声をかける >「Heyまほ!あの窓際の席、いつも予約席になってるわね?」 >「ああ…あのふたりがいつかかえってくるきがするんだ」 だから お姉ちゃんの店は 不の世界線の集合点じゃ ねーよ!

61 17/12/04(月)00:58:08 No.469725281

>だから >お姉ちゃんの店は >不の世界線の集合点じゃ >ねーよ! だってお姉ちゃんが戦車道やめないとゴンできないし……

62 17/12/04(月)00:59:40 No.469725560

これ依存し合ってる今も歪んだ闇だけどいつか見つけ出されて引き離される時に破滅的な闇が訪れるよね

63 17/12/04(月)01:01:45 No.469725929

>これ依存し合ってる今も歪んだ闇だけどいつか見つけ出されて引き離される時に破滅的な闇が訪れるよね お姉ちゃんが気に病んで引き取ってくれるから大丈夫

64 17/12/04(月)01:06:23 No.469726730

>お姉ちゃんが気に病んで引き取ってくれるから大丈夫 そしたらやつはきっとママ…ママがいない…ママに合わせてってなって そこに包丁持ったみぽりんが私の子を返してって…

65 17/12/04(月)01:10:26 No.469727373

多分これを救えるのはサングラスかけた島本ダーさんだけだと思う

66 17/12/04(月)01:11:35 No.469727536

ゾクゾクする闇でした ダーク「」が元気で何よりです

67 17/12/04(月)01:11:54 No.469727584

あのキメたやつや欠損住殿を救ったダー様なら

68 17/12/04(月)01:12:12 No.469727634

>多分これを救えるのはサングラスかけた島本ダーさんだけだと思う 絶対かつ強引にハッピーエンドにする最終兵器すぎる…

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