虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2022-12-22のスレッド一覧 4863件

私免許持ってないですけどミライドンに乗って大丈夫ですかね!?大丈夫だって! 餌付けしたポケモンは特別な子だったヴェルタースオリジナルあげなきゃ…!はいクワッスにもあげる いやー快適な旅だ!最初からこんなかっこいいライドポケモンを仲間にするなんて日頃の行いが出たね!サンキュー神様! 占い!?私そういうの好き!前世?スマホケース…!?アルセウスフォンじゃねーか! 学校を出よう!私はミライドンで風になる!行き先は風に聞け!私が風になるのでは…!? 周りが岩っぽくなってきた!岩場だ!ペパーから電話だここにヌシがいる!?それは本当か!よーしわかった!スパイスを集めて伝説のカレーにするんだね!ちがう?そう 結構走ったね休憩しようか!そこの崖の下でピクニックでも…崖が動いている!きゃあでっけぇガケガニ! ちょっと遠近法が壊れた!まだ私が道具を出してる途中でしょうが! これはいかん!撤退!撤退ですよプロデューサーさん!ミライドン転進! なにぃ!?逃げていいのかって?いいに決まってるぜ!前に進んでばっかだと私は飽きるからね! 逃げた先に楽園はなかった…しかし別の道はあったりする…つまり…どういうこと…?

22/12/22(木)01:57:00

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太陽を厭う生活にすっかり馴染んでいたので、出歩くのはいつも夜と決まっていた。 師走の寒気は忙しく駆け回る者に心地よく、そうでない者には深く鋭く突き刺さる。 それでも手袋を付けてこなかったのは、いつも車道側を歩く貴方が必ず気付いてくれるから。 「霧子、コートのポケットにカイロがあるから──」 当たり前のように温もりを差し出そうとする貴方の手を冷たい指で絡め取る。 「プロデューサーさんが、冷たくなるのは……だめ、です」 ポケットの中で、二つの手と手が睦み合う。暖かくて大きな貴方と、冷たくて細い私。 はじめに驚き、固まり、少しして寄り添い合って、指と指とを恐る恐る絡め合う。 貴方の笑顔に合わせてぎこちなく笑い返して、それも辛くなってきたから冬の星空に声をかける。 遠く遠くで瞬くそれが私を招いているようで、無意識に利き手を伸ばそうとして、凍り付いた左手の呪詛に目が覚める。 さめざめと涙が溢れる事にも慣れたけれど、冬の風に吹かれるとやっぱり冷たい。 「霧子。帰ろうか」 いつの間にか抱き締められていた胸の中で、幼子のように何度も頷く。 俯いて退場していく私達を、冬の星座は何も言わず見送ってくれた。

22/12/22(木)00:03:03

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