虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2020-08-23のスレッド一覧 6702件

カガリさんはどうですか、最近。 ボクは悪くないですよ。サファイアとの関係も良好です。彼女のことを愛してますから。 愛している……うん……。 愛しているからこそ、何かあったときに相談したくないってダメなんでしょうか。 昔ちょっと、彼女を襲おうとした野生のポケモンを追っ払ったら、怖がらせてしまって。 当然だと思います。そのポケモンからの攻撃で流血してましたし。ただ、それでダメになってしまった。 大切な人に本心を曝け出そうとすると、どうしても「否定されるのでは」という疑念が拭えない。 イヤじゃないですか。彼女からまた畏れられたら、ボクはもう生きていけないですよ。 結局、そうやって本心を表出するのがイヤだから昔の出来事を持ち出して、外面を覆い隠すように美しさに固執している気がする。 愛し想いやる心こそが本当の美しさだと思っていた。 こんなことで悩むことが美しいとはとても思えない。 ボクは間違いなくサファイアのことを愛し、想いやっているはずなのに。 なんだか、思考がダメだな……。ごめんなさい、こんな話をして。缶ジュースまで頂いたのに。 ええ、冷蔵庫の中のを適当に飲んでいいって。 ……えっ、これお酒なんですか?

20/08/23(日)22:53:24

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運命の姿を知っているかねぴるす君。謝ることはない。私とていまだ捉えることかなわぬ。心に去来したことも、到来を確信したこともある。だがそれは形なきものだ。それでも追わずにはいられない。風を捉えようとする愚行だとしても。 而してぴるす君。君は運命の音を知っている。私もまた、運命の音を知っている。言うまでもない。ベートーヴェンがその音を捉え楽譜に書き残したからだ。彼は音を失い、その中でついに運命の訪れを聞いた。無音の世界にのみ運命の音が訪れる。聾者だけがその音を聞き入れる。 運命の姿を知っているかねぴるす君。運命の匂いを知っているかねぴるす君。運命の肌触りを知っているかねぴるす君。おお、ぴるす君。君のその姿もまた運命。君が生まれ落ちたその時から、これは定められたこと。 これはトラジディだろうかぴるす君。そうではない。悲劇とは思いもよらぬもの。結ばれるべきものが結ばれず、救われるべきものが救われるもの。死ぬべきものが死に、絶えるべきものが絶えるのは、単なる記録と呼ばねばならぬ。 ぴるす君、私は舞おう。別れの舞を、離別の歌舞伎を。さだめたる天上の神々に、私が奉じられる唯一のものを。

20/08/23(日)16:23:32

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夜空を眺めてるとセンチメンタルな気持ちになる…センチメンタルグラフティ…! あっ!流れ星!沢山!流星群かな!走って追いかけよ! 私が草原を駆けると巨大な黒い影がそれに追随する様に闇夜を切り裂いた ムーちゃん!凄いね!流星群だよ!あんなに星が沢山!100回くらいお願いできそう!願い星取り放題かも! そう言って大地を蹴って大ジャンプちょっとした浮遊体験そして後は落ちるだけ だがしかし私はムーちゃんの背中に着地して夜空に向かって更に高く飛び出した 二段ジャンプである!違うか!ムーちゃん!もっと高く高く!星を掴めるくらい!無理かな? ムーちゃんと私は高く高く空に向かって滑り落ちたそして雲の上は月に照らされて青白く光る大地のようであった だだっ広い…そして寒い!迂闊だった上空だ寒いに決まってる!でも!それよりも!流れ星は…! 私達は夜空の流星の只中にいる星の海だ! 赤く輝くそれらはきっと願いの欠片だろう つまり星と共に空を飛ぶ私達は皆の願いの最中にいる きっとそうだから私はこう願わずには居られなった 流星への願いが全部叶う様にといいなぁとか そんな事を言ってたら自分のお願いを忘れた…ウルトラミス!

20/08/23(日)02:38:32

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いやぁ涼しいな、ワタシ路上生活に戻ることがあったら夏はキルクスに住むわ あまりの快適さに思わず感嘆の声が漏れる。ホントに同じ地方かここ?ホップにつれられて久しぶりに来てみりゃあこんなに過ごしやすい場所たぁな。前に来た時は雪が降っててとてもじゃねえけど路上は無理そうだったけど、この季節なら寧ろここ意外考えられ…。 おわっ、んだよ?ああ、デートだったなそういや。わりいわりい ホップの不満そうな顔をみて顔の前に片手を出して謝る。今日はホップの家を出て二人でキルクスに来た。別にワタシはホップの家でダラダラできてりゃそれでいいんだが、おいしんボブに行くってんで喜んでついてきた。着いたらブティックに連行されたりしたがステーキが食えるのなら全然構わねえ。そんでもって色々回って(温泉は流石に拒否した)もう辺りは暗くなりそうだった。 どうすんだ?そろそろ行かねえと帰りが…は?ホテルぅ!?あー…そういうことですかい。じゃあ肉は一番高いやつな。えーじゃねえよ!そらそうだろ、一番いいやつ食っとかねーと体が保たねえもんで、こちとら路上生活が染み付いた不健康児なんでな。それじゃあ行こうか、ホップくん?

20/08/23(日)01:26:13

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作り話するんぬ ぬは家に帰る時に身体、特に足が不自由そうな障害を持たれた方と一緒にバスに乗る事が多々あるんぬ 乗ると言ってもその人は一区間だけで降車した後の足取りの確かさとバスが来た瞬間に凄く嬉しそうな表情からきっとバスが好きな人なんだろうと勝手に思ってたんぬ 車内は大体帰宅客で車内が混んでる時間帯、誰も彼もが他人に無関心でその人が居ても何も起こらないんぬ、その日以外は… その日は優しい子供がいたんぬ、「どうぞ座ってください」とその人に席を譲ろうとしたんぬ 次の瞬間にその子のお婆ちゃんらしい人が柔和な声で「譲らなくていいのよ」と言ったんぬ 短距離だから大丈夫とか事情を知ってる人なのかな、と続くお婆ちゃんの発言まではぬは聞き流してたんぬ… お婆ちゃんは「その人はね、前世で悪いことしたからそうなってるの、だから今償っているのよ」と譲ろうとした子供を諭したんぬ 車内は凍りつき、障害を持たれた方はいつも通り降りるバス停で泣きながら降りていったんぬ…、顔は見てないけどまさに噎び泣くという声が漏れていたんぬ その後あんなに喧騒の無いバス車内は初めて経験したんぬ… 一昨日考えついた作り話なんぬ…

20/08/23(日)00:05:02

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