虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2021-12-03のスレッド一覧 5239件

はぁ゛ーッ……あんちゃんちょっとそこ座るべ。正座だべ! ええが?おめさはシチーさんのトレーナーだべ?お? んで今何月だっぺ?言え?そうだべ12月だべ恋人たぢの季節だべー!! だのにおめと言う゛男はどったけ甲斐性ね゛っどか!?ちったぁ自分でけっぱれこのおたんこなすび! はァ?「シチーが担当をそんな目で見てるわけない」って……あぁも゛う!見た目ばっかりシチーさんのトレーナーらしくなって、中身は子供ン頃のあんちゃんのまんまだべ…… ん゛ン゛!とにがく!そんなもンオシャレなシチーガールはお誘いを待ってるに決まってるべ! おなごに自分から言い寄らせるのが趣味の下衆かあんちゃん!?違うべ!?だったらさっざとクリスマスでも年末年始でも予定入れるっぺ!多少強引でもええがら! 「やり方がわからない」?ならわだしが最新のモテモテムーブそン身体に教えてやるべさ!こーして!壁に手ぇドン!逃がさねようにもう片方もドドン!そしてこうだべ「好きだべ……」ンでちゅーって!こうむぢゅーってすんだべ!ンでもって抱け!抱けーっ! えっ?うすろ?………………………あ゛っ ち、違うべシチーさン待ってくんろ誤解だべーーーーっ!?

21/12/03(金)22:29:47

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「マカヒキくん、そろそろ休んでもいいんじゃないかな」 一段落ついて、馬の姿から可憐な少女の姿に戻っていた親友が、床に寝転んだ僕に凭れ掛かりながら言った。 「……そういうわけにはいかないよ、ダイヤくん。僕の走りを楽しみにしてる人がいる。僕に走り続けてほしい人がいる。その限り僕は、止まるわけにはいかないんだ。それに僕はまだ元気だし、同期のアイツもダートで頑張ってる。まだまだ僕も頑張らなきゃ!」 それを聞いた親友は少し驚いたような顔をしたあと、薄く朱に染まった頬を、袖で隠すようにして俯むく。 「私は……君のそういうところが……」 消え入るような声で呟かれたその先を、僕は聞き取ることが出来なかった。 暫く、気まずくはない、むしろ心地のよい沈黙が僕と親友の間を流れる。 「でも今日は本当に良い夜だったよ。ダイヤくん。最初はどうかと思ったけど、初めてが君で良かった」 「そう言ってもらえて、私も嬉しいよ。マカヒキくん」 親友は心からの笑顔を僕に向ける。そのあと僕たちは、寄り添うようにして眠りについた。次に目を覚ましたとき、ほんのりと温かい空間がそこにあるだけで、親友の姿はもうどこにもなくなっていた。

21/12/03(金)00:43:22

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