虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。

2020-02-14のスレッド一覧 5778件

中庭には所狭しと生徒たちが並んでいる。 そのお目当てはフジ先輩だ。彼女やオペラオー、ライアンは女性人気の高いウマ娘で、勿論ウマ娘にも人気がある。 あとはルドルフ会長も…その中でも特に女性の扱いが上手いのは、やはりフジ先輩だろうか。普段からの振る舞いは気取っているのではなく、ああいう人なのだ。愛想がよく社交的で、面倒見も良いから栗東寮の長を務められる。私とスペちゃんとの折り合いがよくなった理由のひとつは、間違いなくあの人だから。 ああいう男性的な魅力だけではなく、内助の功にも通じる甲斐甲斐しさ…その人気は必然的だと言える。 私も、特にその甲斐甲斐しさには憧れている。あの振る舞いそのままとはいかないけれど。 私の視線に気がついたのか、フジ先輩はこちらに目を向け意味深にウインクをする。 彼女のことだ、この手に持ったものの行く末を案じているのだろうか。 「ご心配なく、きっと上手くいきますから」 そんな気持ちを込めて、私は先輩へとウインクする。彼女は笑って手を振り見送ってくれた。 となれば、行き先はひとつだ。あの人のところしかない。 トレーナーさん。 彼に会って、このもどかしい気持ちを伝えたい。

20/02/14(金)23:58:22

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……遅くなって、申し訳ありません。チョコレートのお返しに参りました。 『いいって言ったのに』 いいえ。あれは授かりではなく、マスターからの好意の証。ならば返礼をするのが道理というもの。 ……いえ、違いますか。道理や義務。そういったものではなくて、私が、あなたにお返ししたい。日々の感謝をあなたに伝えたい。それでは、いけませんか? 『それならまあ……』 では、こちらをどうぞ……はい。なんの変哲もない、ただの首飾りです。 その石は、スターサファイア。色が黒く透明でもないので価値は低いのですが、光に当てると……ほら、石の中で強く星が輝くでしょう。この光がとても美しく思えて……選び、首飾りとして細工した物です。 ……手先があまり器用ではないので、少々見劣りはしますが。お気に召していただけると幸いです。 『もしかして、アルジュナって宝石好き?』 ええ、見目に美しいのならば相応に好ましいと思います。 『オルタの方からも、綺麗な石貰ったんだ』 そうですか。……やはり、私の根幹はどこまでも変わらないのかもしれませんね。 身に付けてみますか、マスター。……ああ、思った通りだ。その輝きはあなたにこそ相応しい……。

20/02/14(金)23:30:43

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バレンタインは恋人の日でもあるがビジネスチャンスでもある、我が義兄も例外ではなく朝から忙しない 仕事の切れ目を見計らいホットココアを淹れて義兄に出すと、照れ隠しなのか「チョコはいいヒエンな、やり放題ヒエン。お菓子イベントというものは有り難いヒエン」などと憎まれ口を叩いていた また、と苦笑した私だったが、その瞬間私の股間に電流が奔る お菓子…お菓子というのは無論「犯し」の隠語である、思えばチョコレートは苦みの強い薬であったものがいつしか甘味の代表格となったもの、苦い現実から目をそらし甘い夢ばかり見続ける義兄に誂えたようではないか 義兄が口にした「お菓子イベント」もまた犯しイベントであり私への強姦宣言に他ならない…恐怖のあまり流れた涙が私の下着に染み込んでいく─気付けば私は愛刀を義兄の首に走らせていた だがそれは義兄の服を切り裂いたのみで宙を切る─鎖鎌が剣閃を逸し、そして私を縛り上げたのだイヤッハ 「ヒーヒッヒエン、血のバレンタインを起こしてやろう、お前の破瓜の血でな」 「やめてくださいお義兄様!お義兄様のトッポで膣内までたっぷりにしてください!」 私の抵抗も虚しく義兄は小枝の包み紙をはずs

20/02/14(金)22:24:47

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うおっ……オメェさんもすげぇ量のチョコだなホップさんよ。いくつ貰ったんだ? …火火っ、勝った。火火火火っ。……しかしなんだってチョコなんざ押し付けてきやがったんだあいつら。 バレンタイン?…………あれか愛を伝える日とかなんとかいうやつか。物好きだねぇ、オレなんかに…女が女に…? ……なんだオメェさんも欲しいのか? チョコ。火火火……素直だね。んでもってんなにチョコ貰ってるってのにまだ欲しがるのかい。欲張りかお前。 残念だがオレの手元にゃ他の女からのチョコしかねーよ。……それにんな量のチョコあれば十分だろ。だから……そうそう唇で挟む感じ、火火火っ、大人の階段上っちまったな。 んあ?いやオレも吸ってねぇよ。吹かしてるだけ。うがいするみてぇに口に煙溜めて、後は吐くだけよ。やってみな? ……うん、上手い。結構筋良いんじゃねぇか? 最初は大抵噎せるぜ。 火火火っ、童貞切っちまったな。……いや突っ込まれた側だから処女か? まあいいや。感想は? クラクラする? まあ最初はそんなもんだ。 ん、火ぃ貸してくれ。ほれ、顔寄越せ。……サンキュ。 ふぅっ……平和だねぇ……。こういう人生も、悪くねぇかもな。

20/02/14(金)22:14:23

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「グズマさん!ハウオリシティはビーチサイドエリアに来てください!」 突然ミヅキからそう言われ俺様はビーチへ足を運ぶ。 呼び出した理由は分かってる。だから俺様も今日のためにあるモノを用意してたわけだ。 「俺様を呼び出すとはバトルでもしたくなったかチャンピオン様よお?」 「違うよー今日はバレンタインデーだよ。はい、私の愛情たっぷりのエネココアチョコ!」 差し出しされたのは丁寧にラッピングされたラブカス型チョコ…とその指には絆創膏が。 バトルは強えくせにこっちはからっきしなのが妙に微笑ましい。 「ああ、ありがとよ…だがよ、アローラじゃ男が女に物を贈るのが一般的だ、覚えとくんだな」 「そうなんですか!…あれ?ということはグズマさんも私に…」 「そ、そういうことだな!ホラ!さっさと受け取れや!」 渡したのはハナミズキの髪飾り。コイツと同じ名を持つ花だ。花言葉は…言わなくてもいいな。 「わあ…素敵!グズマさんから何か貰うなんてめざめいし以来だね。ありがとう!」 その後俺様はミヅキを家まで送り届け貰ったチョコを頬張り帰路に着いた…甘いエネココアチョコだ。 …なんてバレンタインデーもいいと思うムシャ!

20/02/14(金)19:22:07

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