虹裏img歴史資料館

ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。新しいログはこちらにあります

20/02/14(金)21:02:25 泥の愛 ... のスレッド詳細

削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。

画像ファイル名:1581681745273.jpg 20/02/14(金)21:02:25 No.663137423

泥の愛 https://seesaawiki.jp/kagemiya/

1 20/02/14(金)21:03:18 No.663137660

エロスとアガペー

2 20/02/14(金)21:04:18 No.663137928

アガペーパンチ! アガペーキック! おらっ立てへばってんじゃねえアガペーされてえか?!

3 20/02/14(金)21:06:27 No.663138536

なぜそこで愛!?

4 20/02/14(金)21:17:31 No.663141783

愛を融かして型に入れて冷却するんだよ!!!

5 <a href="mailto:両面の怪物と仮面の少女">20/02/14(金)21:35:09</a> [両面の怪物と仮面の少女] No.663146964

「ハイこれ」 「…………なんだこれは?」 手渡されたチョコを物珍し気に見ながらバーサーカーが聞く。まぁ、知る筈も無いか日本書紀の時代だし とりあえずバレンタインとチョコというものについて軽く説明する。こんな奴でも私のサーヴァントだから ……渡したチョコが冥裏のみんなに渡した奴の余りで、余らなかったら渡す気はなかったのは黙っておこう 「なるほど甘い。甘味か。俺の生まれた時代にはこんなものはなかったな」 包み紙を剥ぎ、口に頬張りながらバーサーカーは言う。 「しかし貴様は何故食わん? 人に甘味を施す前に、まずは自分が満たされるのが先ではないか?」 「……は?」 「顔色を見れば分かる。貴様今日1日碌な物を食っていないだろう。大方、またあの苦い薬で誤魔化していたか」 …何こいつ、いきなり。 「自分より他人が大事か? 滅私奉公の聖者にでもなったつもりか。そんなことをして何になる?」 「……うるさいわね。あんたに関係ないでしょ」 「関係はある。貴様は俺の現界の楔だ。滅私の上に死なれては困る。奉公に陶酔されてはこっちが────」 「五月蠅いわね!! あんたに何がわかるのよ!?」

6 <a href="mailto:両面の怪物と仮面の少女">20/02/14(金)21:35:23</a> [両面の怪物と仮面の少女] No.663147048

いつもはサーヴァントらしいことをしないくせに、こういうときだけグチグチぐちぐち五月蠅い奴だ なんで使い魔如きに説教されなくちゃいけないのか。そう考えると無性に腹ただしくなって声を荒げる 「人に物を送るのがそんなにおかしい!? 人に好かれたいと思うことが間違ってるっていうの!?  私は人が喜ぶ事で自分を認識できるんだからほっといて! 化け物には分からないんでしょうけどね!」 思わず、勢い余って平手打ちをバーサーカーにしてしまう。…やりすぎた。血の気が引いていくのを感じる だがバーサーカーは、反撃も、防御もすることなく、ただされるがままに頬を叩かれた 「……お前の心は、分かる」 一言だけ、バーサーカーはそう言った。 「"私"もかつてはそうだった。滅私奉公の末に平和があると信じ、人を信じ続けた」 一瞬だけ、バーサーカーの姿が立派な僧衣を身に纏った徳の高い釈家に見えた。 「────"俺"ではない俺が表に出るなど……相当だな貴様。気分が悪い。俺は寝る」 そう言ってバーサーカーは、言うだけ言って寝床についた。 ……意味が分からない。私を心配しているのか、いないのか…。苛立ちながら私も床についた。

7 <a href="mailto:両面の怪物と仮面の少女">20/02/14(金)21:35:36</a> [両面の怪物と仮面の少女] No.663147099

翌日、いつものように身なりを整えるために朝4時半に起床すると、いつもと違う空気があった。 台所からいい香りが漂っている。見ると机の上に、釜で炊かれたお米と、鉄板の上で焼かれた牛肉、 加えて何か、葉っぱのようなものの上に置いた状態で火を通された味噌が置いてあった。 その横には達筆な書体で書かれた和紙の手紙が1枚。名は無いが一目で分かる。あいつの字だ 『甘味を貰ってばかりでは怪物の名が廃る。これで貸し借り無しと行こうか我が楔よ』 『碌に食い物を食わんから苛立つのだ。まずは食え。そうでもないと俺がこの世界にい続けられん』 ……自分勝手な奴だ。自分が此処にい続けたいから、私に朝から肉を食べろと?…価値観の押し付けだ そう思いながらも、空腹には抗えないので、つい机の上の食事に手を伸ばしてしまった ……美味しいのと、情けないのと、悔しいのと、悲しいのと……。 とにかく感情が混ざりすぎて、涙が止まらなかった ------- 朴葉みそと飛騨牛焼き 両面宿儺のバレンタインのお返し 『今の俺の支配していた場所ではこういったものが有名らしい。残さず食えよ、俺の為に』

8 20/02/14(金)21:42:09 No.663149013

良い話だけど朝から出すメニューじゃないよ宿儺!

9 20/02/14(金)21:46:03 No.663150223

とりあえずできたやつから投げていく su3650268.txt

10 20/02/14(金)21:49:15 No.663151168

ミナミchang!!!

↑Top