虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

20/02/14(金)00:10:44 No.662947124

「逝きさん愛してる！」　「あははははははキスキスキス！！！」 「」が虹裏をしているとメイドが台所から笑いながら駆けてくる。 「あははは味見をして下さい「」さん！味見を！！「」さん！」 ――すわHなお誘いか！？　と思ってエロに走るのは安易であろう。 彼女が味見してほしいのはバレンタインデーのチョコレートである。 先日から台所に立て籠もって楽しそうにクッキングに励んでいる。 …「」もあれぐらい情熱的にホワイトデーをする必要があるのか？ 実際無理だろう。「」がもしあれぐらい熱心に何かにひたむきになれるなら、例えそれが虹裏でも… 「」にはならなかっただろう。「」は「」でしかない。ただ虹裏に向き合う。向き合っているだけ。 「本命なんですよ「」さん！！」　小皿に得体のしれない形のチョコレートが蕩けたまま幾つも並ぶ。 「…はぐれメタルみたいな」　「あははははは！！レベルが上がるかも知れませんよ「」さん！！」 「「」としてのレベルが上がるとどうなるの？」　「ますます雪の旦那様になるって訳ですね！！！」 なるほど悪くない。彼女の細い指がチョコをつまみ、「あははあーーん！！」　ハッピーバレンタイン。