虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2019-02-19のスレッド一覧 5298件

金髪ー!なーに落ち込んでるんでちか一回射精させただけでも大神の悲劇人形にしては上出来でちよ! ほら!お前のためにお酒とお摘み作ってあげたでち!あの鬼がいつも呑んでる酒をベースにしたカクテルとやたらに乾いた塩っからいスルメでち! 他に何かお好みはありまちゅか?あちきは今機嫌がとってもいいのでなーんでも作ってあげまちゅよ? 新鮮な魚介?霜降りのお肉?まさかまさかこんな夜更けに丼ものいっちゃいまちゅかー? ささ、ともかくまずは一杯どうぞでち……いい飲みっぷりでちねぇ!いやーあちきも作り甲斐があるってもんでち! 今夜はお酒も摘みも大解放!金髪は好きなだけ呑んでいいんでちゅからねー? そーれ一気!一気!もう一杯! ……ようやく前も後ろも分からないくらいには酔いまちたか。お前様もそろそろ出てきていいでちよ いいでちか?あちきは生きてる間の惚れた腫れたに口を挟むつもりはありまちぇん でも、想いを秘めた女に恥をかかせてあまつさえ一人で涙を流させるなんてもってのほかでち。未来の番頭がそんな様では困りまちゅ だからお前様……金髪を癒してあげなちゃい。方法は任せまちゅ ではあちきはこれで。ごゆるりと……

19/02/19(火)23:31:09

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「ここらで一旦切り上げるとしておきましょう博士」「そうですね助手、それではご飯にするのです」 研究所での暮らしに慣れたのか手際よくエレベーターを操作しリビングへ向かう二人 「さて今日は何にしましょうか?」「む…悩みますね…着いたのです」 エレベーターのドアが開いたその先で二人が目の当たりにしたのは─泡を吹いて倒れているかばんだった 「ひっ…なな、何事ですか!?」「気絶してる…なんで…」「…でもこれは我々が長に返り咲くチャンスですよ助手」 実のところ博士と助手は現状を受け入れてはいたもののその心の奥底にはかつて長であったという矜持と野心が燻っていたのだ だが… 「…博士!口元をよく見るのです!」「え?何かあ…あ!あああああ!!」「こ、これ!乳です!ミルクなのです!!」「そんなまさか!そんな筈…っ!」 狼狽していた二人は後ろから抱き締められる感触に包まれていた その正体を確かめようと振り向いたその先には… 「はい、お母さんですよぉ」 「ぎゃぁぁぁぁーーーーーっりりりリカオンなのですぅぅぅぅ!!!!」「ひぃぃぃぃーーーーっ!!たっ、助け」 けものはいてものけものはいない 本当の愛はここにある

19/02/19(火)20:58:06

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声を取り戻した百鬼丸とどろろの連日連夜の立退き要求についに根を上げ、鬼神の蟻地獄は右足を返して何処かへ去った。 「兄貴、やったね!」どろろが百鬼丸の傷口に練ったご飯粒を塗って右足をくっつけた。傷は完全完璧に治った。 「さ、帰ろうぜ」カラオケセットを大八車に積んで、どろろは晴れた空を見た。 「…あ!」そして息を呑み、百鬼丸もその声で異変を知った。 みおの住む寺の方角に、雨雲のように黒い煙が立っている。みおの寺が、燃えている。 「そんな…!」どろろが走り、百鬼丸が走った。取り戻したばかりの足がもつれ、百鬼丸は地面に転がった。すぐに獣じみて起き上がり、石段を駆けて寺へ飛び込んだ。 火が木材を舐め、爆ぜる音が聞こえた。心の目には、力なく廃墟にもたれかかる数多の白い魂と、それに寄り添うみおの魂。 そして、見慣れぬ大きな魂の影と、そこに挑み掛かるどろろの魂がある。 「兄貴ー!バーベキューだってー!」どろろの歓声が聞こえた。戦はとっくに雌雄が決していた。 腹をくちくして眠る子供達の面倒を見ていたみおが百鬼丸に気づき、串を一本手渡した。 「はい!」 串から肉を一口に頬張って、 「いえーい!」百鬼丸、初めての絶叫!

19/02/19(火)18:56:40

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