虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2019-02-15のスレッド一覧 4960件

「たつみー。おーはよ」「…」 身に感じた冷気によって目を覚ますと毛布の中、寝間着のリリィがくっついてた 「ちべたいわい」「知ってる」 「でもお目目ぱっちりでしょ?」「お蔭様でこの通りじゃい!!!」「きゃーっ☆」 リリィをわしわしもそもそしていた巽だったが ベッドの脇からブラシをとり出しリリィを自らの前に座らせた 「ゾンビィでも寝癖出来るのは不便じゃのう…」「そーぉ?リリィはいいけど」「何で…?」 リリィは何も答えず巽の優しくかけるブラシに目を細める 「…こんなものだろう」「じゃ、こーたい」「いや俺は」「いーからほら。座って」 しぶしぶといった体で目の前に座った巽に寄り掛かり、リリィは鼻をひくつかせた 「加齢臭はねーのな。やるじゃん」「いやあってたまるかいっ!え…ないよね?」 「まだないね。うん」「まだとか言うんじゃないわい!」「ひひ。泣け泣け」 ひとしきり匂いを嗅いだ後巽の髪にブラシをかける。特に寝癖はないが、同じ位の時間をかけ、ゆっくりと 「よし。じゃ、リリィお風呂入ってくるから」「ブラシかけた意味ないじゃろがい!」 あった。あったのだ。リリィは巽と同じ香りのシャンプーを手に取った。

19/02/15(金)09:12:32

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