虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2020-03-18のスレッド一覧 5341件

無意識的にマスターと行動を共にするようになり、意識的にマスターから距離を取るようになってから六日目の夜。 夕食の後もハンティングクエストに勤しんでいたマスターを労うために、あたしは簡単な夜食を拵えて久々に彼の部屋の扉を開けた。 マスターは部屋の真ん中に立ったまま、ペットボトルから水分を補給していた。顔から滴る汗が首元のタオルをずぶ濡れにしている。 彼が自主的な筋力トレーニングを終えるのはいつもこの時間だ。 「はーい今日も筋トレお疲れさま!お夜食いかが?愛情いっぱい込めてるよ!」 違う。持参した夜食に込めているのは十分なタンパク質と消化吸収を補助するルーンだ。それだけのものに過ぎない。 マスターの青い大きな瞳は、宇宙の果てを想う子供のように純粋な疑問を宿していた。 あたしは彼に説明を求められていると感じた。なぜここに居るのか、宇宙の果てがどうなっているのかについて。 しかしいくら思考を混ぜ返しても答えは見つからない。あたしはどうして六日目の夜になって彼の部屋を訪れようと思ったのだろう。 「あのね」 クッションとしての言葉だけが独立して排出される。それは飾るべき絵を持たない額縁だった。

20/03/18(水)23:28:19

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「な…なぁ…一体なんだよこれ…」「心配するなタビー…オレの義妹だろう?」「ええ子にしとったら直ぐ終るから大人しくするんやで~?」「あっ!ほら来たわよ準備なさい!」 姉達に連れられタライの中に正座していたタスマニアデビルの前にマイクに妹達の物と思われるパンツを括り着けた大幣を振り回すプリンセス姉が現れ…奇声と共に布地で頬を打ち始めた!! 「きぇぇええぇえっ!!」「いたっ、痛いよぉ!なにすん…」「内なる悪魔よ出ていけ!!きぃえぇぇぇえぇっ!!」「うわあああん!やめろよぉぉーーーっ!!」 そう…これはシスターによる悪魔祓いだったのだ!だがそんな事を知らない彼女は恐怖のあまり逃げ出してしまった… 「ど、どうしたの!?」「わあぁぁぁ~ん!オーストラリアデビルぅぅ~」 目の前に現れた親友に思わず抱きついたタスマニアデビル…そんな彼女の頭を優しく撫でる手が一つ 「よしよし…怖かったね…『タビーちゃん』」「…え?」 思わず顔を上げ親友の顔を覗き混むと…その瞳は慈しみと親愛の光を湛えていた… 「よくやったわ…お姉ちゃんデビル」「うん、ギンギツ姉の言った通りだったね…大丈夫、お姉ちゃんがついてるからね」

20/03/18(水)01:13:10

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おや?深夜の往来をバイウールーが歩いてる!こんな深夜にかわいこちゃん一人なんて危ないぜ…? こんなふうにな!立派な毛並み!モフリよろしいでしょうか!モフ…モフ…!この感じ…ホップ君のバイウールー! 何してるの?あちらをご覧ください?研究所?ホップ君のお迎え!やだなにこの子!健気! これはホップ君のグッドパートナーとして負けられない戦い…!なんて優しい目…!そうか私達はわかりあえる…!あえた! 一緒にお迎えに行けばいいね!ポケモンに目で諭された!人として…! 君と歩いた夜道はー暗くてー険しいー!歌ってないと夜道は怖いのよバイウールー!梅雨!バイちゃん! えっ何バイちゃんどうしたの背中かゆいの?それは置いといて?背中に乗せて? 背中に乗っていいの!ありがとう!じゃあお言葉に甘えて…失礼しますよ! うお…凄え毛の弾力!トランポリンかな?安定しない!荒波の様に揺れる! ボヨンボヨン!バイちゃんちょっと加減して!あっ止まった!研究所についたのね! 降りても身体からボヨンボヨンするわい!あっホップ君お疲れ様お迎えですよ!嬉しい?嬉しいなら良かった! なんで縦揺れしてるかって?友情のしるしかな…!

20/03/18(水)00:30:49

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