ある夜のことだ 腹の減る音で目を覚ました私は 枕の下においておいたじゃぱりまんの袋を開けた
暗い森の中 自分の手元に安心があるというのは素敵なことだ 澄んだ空の先の光を眺めて食べる それもまた素敵な
いやまて リカオンの頭に疑念がスイと湧き出た 愛しい私の娘はちゃんとご飯を食べているだろうか お腹は空いていないだろうか
深呼吸を一つして 枕の下からタライを取り出し 中に入ればそこはもう図書館 寝ている博士ちゃん達にママミルク注入
寝ている子供というのは無邪気なもので 気がついたら口から母乳が溢れていた すぽんと乳首を引き抜くと母乳がぴゅうと湧き出て可愛らしい
ついでに机の上のじゃぱりまんの中身をくり抜いて母乳を詰める 漏れた 仕方ないのでクリームにして詰め込んだ 朝ごはんも母乳 当然ね
それじゃあお休みなさい娘達 明日はピクニックよ 夢に囁くように言葉を残して窓から飛び降りる そのまま頭から落ちた 見込み甘かったかー
17/11/09(木)23:54:36
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