虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2019-03-15のスレッド一覧 5006件

ゾンビィにも森林浴の効果はあるのか検証が必要という事で 巽とサキそしてリリィは佐賀の山道を歩いていた 「あっ!」 突如駆け出したリリィが何やらしゃがみこむと喜色満面で手にした物を見せつける 「ひっひー☆見て見てサキちゃん、たつみー!」 「あん?その木の枝がどげんしたと?なあグラサン」 「くっ!リリィお前…やるな」「は?」 唇を噛み締めた巽が駆けだし、山道を外れると周囲を散策する。…が、特に成果は無かったのか肩を落として戻ってきた 「俺の負けだ…」「たつみよわーい」「えっ何の勝負しとると?」 「いいかサキ…このリリィが持っとる枝だが見ろこの直線。こんないい感じの棒は中々天然物ではお目にかかれんのじゃい!」 はあ…と相槌をうつサキの前で巽は棒を欲しがるがリリィも頑として譲らない 「自分で探せよたつみー」「ふ…ならこれと交換ならどうだ?」「…葉っぱやろグラサン」 「わわ!テングノウチワじゃん!どこで見つけたの?」「ふ…さっきそこでな」 どうやら隠し持ち腰に差していたらしい葉っぱをひらひらさせる巽と目を輝かせるリリィ テンションを上げる男共を見ながら今日のおかずをどうするか…とサキは考えていた

19/03/15(金)12:39:22

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水野愛は激怒した。 必ず、かの邪智暴虐のサングラスを除かなければならぬと決意した。 愛には運転がわからぬ。愛は、助手席の人である。ステレオからクラシックを流し、羊を数えて暮してきた。 けれども眠気に対しては、人一倍に敏感であった。 きょう未明フランシュシュは佐賀を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此のシラクスの市にやって来た。 ライブも間近なのである。フランシュシュは、それゆえ、はるばる市にやって来たのだ。 運転は当然にサングラスが担った。気の遠くなるような距離をただの一人で走れ!サングラス。 しかし隣には愛がいた。サングラスは孤独ではなかったのだ。 サングラスを寝かせてはならぬ。愛は使命に燃え、持ち前の動体視力で見張った。 ああ、神々も照覧あれ!サングラスの真剣な横顔を。黙ってさえいれば見惚れるような整った鼻梁を。 横断歩道を手を挙げ渡る子供らを見つめ慈愛にほころぶ口元を。はっきりと存在を主張する喉仏の起伏を。 愛は思う。願わくば、このままどこまでも走り続けていたいと―― 佳き正雄は、気をきかせて教えてやった。 「愛ちゃん、たつみじゃなくてナビ見なよ」 アイドルは、ひどく赤面した。

19/03/15(金)12:32:41

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セルリアンとの戦闘に駆り出されて巡回のシフトが夜までずれ込んでしまった…私夜行性じゃないんだけどな…しかもこんな時に限って一人だしオーダーきついですよぉ… 昼間はなんてことないのに暗くなるといつもの風景もちょっぴり怖くなる うぅ…早めに済ませてすぐ寝よう ガサガサッ!「ひぇぇぇえぁ!?」 突如、背後の茂みが音を立てたので思わずすっとんきょうな叫び声が漏れてしまった うぅ…こういうの苦手なんですよぉ… 恐る恐る振り替えると─フレンズが一人倒れていた クラシックなセーラー服に可愛らしい耳だ 「大丈夫ですか!?」急ぎ掛けよって抱き寄せたが…「あ、大丈夫ですよ…すこし驚いて死んだフリしてしまっただけですので…」 死んだ…フリ?なんだびっくりした…「私はタヌキ…ちょっと怖かったからあのままやり過ごそうとしたけどもう大丈夫です…」 あ、私ママだった 怖い思いのあまり死んだフリまでするなんて余程不安だったのねでもお母さんが来たからにはもうあーんしん♪ 心を落ち着かせる為には母乳がいいらしいのでそのままタヌキちゃんに乳房をブチ込み母乳を注ぐとジタバタ暴れた末…ねんねしたようだ ふふっ…安心してお休みなさい

19/03/15(金)01:23:23

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