虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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2017-11-17のスレッド一覧 5565件

図書館にヒグマとリカオンの雄叫びが響き渡った 訓練ではない本当の戦いのそれが 「お前っ…いい加減にしろ!」うるさい!コノハちゃんとミミちゃんは私が母親になるべきかも知れない娘達なんですよ!!「ふざけんな!あの二人見てみろよ!?怯えて泣いてるだろうが!」それはアンタに怯えてるんでしょうが先輩っ! 「はぁ!?コノハとミミは私の事が大好きに決まってるだろ!私こそこいつらのママなんだよ!」母力を振るって子供にしてるだけでしょうがこのわからず屋ぁぁ!!「お前がそれを言うんじゃないこの自分勝手がぁっ!!」 コノハちゃん!「ミミ!」私と「コイツ」『どっちがママだっ!?』 「二人とも怖いのです…」「どっちもイヤなのです…」「リカオンもヒグマも酷いことするのです…」「やだって言ってもやめてくれないのです…」「だから二人ともイヤなのです…」「お願いなので我々をほっといて下さい…」 ほら見なさい!先輩が怒鳴り散らすから私まで嫌われちゃったじゃないですか!「お前が食って掛かるからだろ!?私のせいにすんなよ!」まだ言いますかこのDV予備軍!「誘拐癖のある奴に言われたかないぞ!!」 親権勝負は更に火花を散らした

17/11/17(金)20:06:35

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買い物の重みを右手に感じながら帰路についていると、街灯の照らすスポットに影がひとつ落ちていた 見やればてるてる坊主ごっこに勤しむぴるす君だが、珍しいものでもない。放置して家へと急ぐ ペチャリと音がした。暗い足下に目を凝らすと、臭いから察しはついていたが血だまりらしい 発生源は手斧と思われる凶器で全身をHIRAKIにされたぴるす君だが、またか。と見慣れるを通り越して呆れてしまう自分がいた 火炎瓶を投げつけて滅却を試みる。炎が夜の町をオレンジに染めた。その至る所に惨死体が転がっていた ここまで寄り集まるのは多少は珍しいことなので思いを馳せるのもよいだろう はて、私は何故こんな夜更けに外に出たんだっけ 買い物袋の手斧、ドリル、アイロン、鉛筆、紙ヤスリ、エトセトラエトセトラ。妙なことに赤黒いものがこびりついている。紙ヤスリにいたってはまだ温かい 挽肉の焦げるような臭気が足下から漂ってくる。どうやら火炎瓶のバンテリン量を間違えたようで、町は既に火の海だ まあいいか珍しいもんでもない。代わり映えしない日常を退屈と感じる歳はとうに過ぎた。けおけおと悲鳴飛び交う町は野バラ咲く路のように紅く染まっていた

17/11/17(金)01:29:21

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