海外のゲーム見本市で一仕事してきたはやいさんは帰ってくるなりこう言った
「えー次の実家の仕事でー…あたし達以外のケモっ子のMotionが必要になるのでー
せっかくだから虹裏町の人材をScoutしてー間に合わせたいと思いまーす…」
「はやいさん、向こうで今回影薄かったからって投げやりになるのやめて」
「──という訳で次の作品はこのListのAnimalが出るからScoutしたいのさ」
チヤホヤおだてられ漸く立ち直った彼女から、リストを受け取り「」は目を通す
「えーと…まず犬、猫、鳥はよりどりみどりでしょ。兎はウサいさんがいる
狼は…似てるからはすきぃさんでいいか。針鼠ははやいさん達以外だと…うーん」
「あ、そこはNo Problem.あたしが兼役で入るから」
「そうなの?じゃあ最後は…熊か」
「パッと思いつく知り合い居なくてあたしも悩んでるんだよな、ご主人心当たりない?」
「無くはない…けど………紹介は出来ないから一人で行ってくれるかな」
「…?OK,場所さえ教えてくれれば大丈夫さ、Thank you」
こうしてはやいさんは樹海へと向かう。尻に手をやっていた「」を不思議に思いながら──
17/06/16(金)00:00:25
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