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2019-09-14のスレッド一覧 5749件

ぴるす君が気持ち悪いのは、寝ている彼の夢でも同じだ。私は次元六方で彼の精神世界へと跳躍した。 そこには、大量のぴるす君が靄のような何かとまぐわう光景が地の果てまで広がっていた。 ぴるす君は管理人さんを求めるが目で見たことがないから、相手が靄になってしまうのだろう。 このような世界は廃棄されて然るべきだ。 手近にいたぴるす君を採取。全DNAを解析。これをネットに流すと、すぐに大量の湯川君が出現した。 プリングス-硫酸プログラムを起動。二段階伝承を完了、データリード。構築された変換システムが即座に実行された。 世界がスーッと変わってゆく。ぴるす君は湯川君に、靄のような何かはぴるす君に、それぞれ置き換えられた。 プログラムの効果で、湯川君の体液は硫酸になった。彼が絶頂すると、ぴるす君の肛門は硫酸で破壊される。そして即座に再構築され再度破壊される。 繰り返す破壊と再生。無数の番いでそれらが同時に行われるのだから結果は明白。 崩壊を始めた夢の中から、私は次元六方で現実世界へと帰還する。 現実世界のぴるす君の寝顔は…やはり気持ちが悪い。結局、どんな世界にあっても、醜さは隠しきれないということか…。

19/09/14(土)23:36:41

9レス

(う……ここは……なにが、どうなって……) 混濁した意識の中、深い水底から浮き上がるようにゆっくりとラビアンは覚醒を始めた。 瞼は開いているはずなのだが、目の焦点が合わず何も見えない。分かるのは薄暗い場所にいることだけだ。 思考がずしりと重い。まるで脳が石塊か何かに変わってしまったようだ。 そんな頭を支えるのも億劫で、首はだらんと脱力して重力に身を委ねてしまっているらしい。 何かひとつのことを考える、ということすら覚束ない。集中できないので意識の賦活を早められない。 頭の中へ取り留めなく漂ってくる自分の肉体の情報を、まるで紙面を流し読みするように漫然と見つめる。 身体が熱い。だが、燃え上がるようにと例えるのは語弊があった。 熱せられた鉄板のようになっている、というのが持ち合わせている表現の中で最も近い。 めらめらと勢いよく炎を吹き上げているわけではない。白煙が上がるほどじりじりと熱せられた鉄の板。 苦しかった。早く止めたい。止めて欲しい。楽になりたい。この“疼き”を、鎮めて欲しい。 下腹部のあたりから溢れ出し、四肢を伝い、指先まで肉体を支配するこの熱。吐息すら驚くほど燗がついている。

19/09/14(土)00:41:43

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