二階堂サキが己のプロデューサーと身体を重ねるのは云わばデトックスも兼ねていた
デトックスとは生理学的・医学的に生物の体内に溜まった有害な毒物を排出させることであるのだが
この場合の毒とは即ち彼女の中の「雌」の部分である
元々、女性的な部分とは縁の薄いヤンキーであったサキではあるが
巽によって女性らしさを掘り起こされ、耕され、そして開発された結果すっかり色気が芽吹いてしまった
放っておけば徐々に蓄積していくそれを普段の営みとして嬌声と共に発散する事で
フランシュシュ2号としてのリーダーの体裁を保つのも可能となっていたのだ
が、いかんせん度が過ぎる…と巽が感じたのはまさに前の晩三度程精を放った翌日の事だった
経験が無い分白紙のような元ヤンゾンビィは吸収が早く快楽にも素直であり
巽の悦びそうな事を聞いては即実践に移すというありさまで、それを巽自身楽しんでいたフシもある
19/05/23(木)00:14:30
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