虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 22/04/24(日)21:03:17 No.920423541

「お姉ちゃんは悪くないよ」

2 22/04/24(日)21:04:01 No.920423861

　美里お姉ちゃんは愛さんの憧れの人。 　初めて出会ったのはそう、お祖父ちゃんのお見舞いに行ったときの病院で、辛そうに廊下を歩いていたお姉ちゃんを見かけたときだった。 　本当に笑っちゃうくらい当時の愛さんは人見知りで、今思うとよくお姉ちゃんに声を掛けられたなって。でも、それぐらいお姉ちゃんの容態は悪そうに見えた。 　後から聞いてみても、あの時のお姉ちゃんの具合というのは絶望的に悪かったらしい。そんな事は露知らず、愛さんといえばお姉ちゃんにずっと無邪気に話しかけるばかりで。……学校でのこと、体育の授業が好きなこと、先生に怒られたこと。というか、学校に行けなかったお姉ちゃんに学校での出来事を伝えるとか、どんだけ愛さん無神経だったのって。

3 22/04/24(日)21:04:31 No.920424076

「愛ちゃんは優しいから、みんなも受け入れてくれるよ」 　お姉ちゃんの言葉はいつも私を勇気づけてくれる。 「愛ちゃんが友達いっぱいできて、私もうれしいな」 　お姉ちゃんはいつだって私が進む道を示してくれる。 　ある時、お姉ちゃんは私の耳元でこう語りかけた。 「愛ちゃんが居てくれるから、私は生きていられる」 　うれしかった。 　私を変えてくれたのはお姉ちゃんなのに。

4 22/04/24(日)21:04:48 No.920424215

　最初はふわふわとした気持ちのが強かった。 　何があっても、自然とお姉ちゃんを受け入れていた。 　指でくすぐられる度にお姉ちゃんを想う気持ちが強くなる。 　それが明確に官能だって気付いた時には、私の背丈はもうとっくにお姉ちゃんに追いついていた。 　退院のお祝いにあげたのは、愛さんが貯めたお小遣いでも買える程度の指輪。お姉ちゃんは涙を堪えながら受け取ってくれた。 　お姉ちゃんが何度も言った通り、歪な関係で許されることじゃないかもしれない。それでも私は、お姉ちゃんの隣が良かった。 　そのことを、ライブが終わった後で隣に座っている果林に伝えたら、最初は何か言いたそうにしてたけど、結局何も言わずに私の頭を撫でてくれた。果林って正直愛さんの好みでは全然ないんだけど、優しくて暖かくって、そして一番のライバルで、親友なんだなって思えた。

5 22/04/24(日)21:11:57 No.920427506

伊藤ハチは健康にいい

6 22/04/24(日)21:34:12 No.920437794

健康に良くない伊藤ハチがあるだろうか

7 22/04/24(日)21:42:25 No.920441751

指でどこをくすぐってんだ

8 22/04/24(日)21:45:01 No.920442979

当人たちが合意の上なら良いが…

9 22/04/24(日)21:55:50 No.920448296

合意じゃない伊藤ハチはな それは犯罪なんだ