虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    22/01/29(土)01:29:25 No.891562322

    「プイィ~、さっぱりわかんないプイ」 参考書の一つをパラパラとめくった後、鹿毛の客人は元の通りに平積みにした。 「あなたならその気になればすぐに理解できると思いますよ」 「興味ないプイ。私は教えるより自分が走る方が好きプイ」 私が部室でサブトレーナーの勉強をしていたところ、彼女、ディープインパクトはいつも通りふらりとやってきた。 ひとしきりだらだらした後私の方に興味を示したようだが、彼女のお眼鏡にかなうものではなかったらしい。 「デュランダルはどうしてサブトレーナーの勉強してるプイ?将来はトレーナーになりたいプイ?」

    1 22/01/29(土)01:30:00 No.891562476

    「まだ具体的に進路を決めているわけではありませんが…昔、少しだけ小さい子に走り方の指導をしたことがありまして。それ以来、コーチという形で走りに関わりたくなったんです」 その言葉を聞いた彼女はふーんと小さく返事し、直後に通知音の鳴ったスマホをいじり始めた。 「オルフェちゃん走り込みしてるみたいプイ!ちょっと辻併走仕掛けてくるプイ!」 「ええ、いってらっしゃい」 その言葉を聞いた彼女は少しうれしそうな顔をして、行ってきますと返事をして飛び出していった。 「無敗の三冠馬に嬉々として併走に誘われるようになるとは…あなたはやはり天才ですね」