虹裏img歴史資料館

1 21/12/22(水)05:33:54 No.878806093

「……ごめんなさい、ごめんなさい、母ちゃん、みんな……」 こんな弱い自分を許してほしい。誰も守れなかった愚かな男を許してほしい。 「……先生、お願いがあるんだけどさ」 「何？」 「今すぐオレを殺してくれないかな？」自暴自棄になりかけたナルトはそんなことを言い出した。「えっ！？?」と驚くカカシの顔を見つめながらナルトは乾いた笑みを浮かべた。 「このまま生きてても仕方ないしさ。オレみたいなやつが生きているより、早く死んだ方が里のためになると思うんだ」 「何を馬鹿なこと言ってんの！」 「……頼むよ……。これ以上生き恥晒したくないってばよ……」 ナルトの目には光がなかった。絶望しきっている。生きる希望をなくしている。 カカシは唇を噛み締めると、震える手でクナイを取り出した。 「わかった……じゃあね、ナルト」 躊躇いながら振り上げた腕を下ろし、力一杯突き刺す。 「ぐあああっ！」 肉を引き裂く嫌な感触が手に伝わってくる。何度も刺し続けるうちに徐々に血の量が増えていく。それでもまだ死なない。 （なんで？）

2 21/12/22(水)05:35:14 No.878806163

カカシは困惑しながらさらに深く突き刺そうとしたその時、「そこまでです」とサクラの声が響いた。 「それ以上やったら死ぬわよ、カカシ先生」「サクラ！？?」 カカシは慌てて振り返り、呆然としているナルトの姿を確認すると、全身から力が抜けたように座り込んだ。 「どうして止めるんだ……」 「そりゃこっちの台詞よ。あんたが殺ろうとしたんでしょ？」「違う、俺は……」 「はいはい、わかってますから。とにかくナルトを連れて帰りましょう。ここは病院だし、ナルトはまだ安静にしてないとダメなんですから」 そう言うとサクラはナルトを抱き上げようとする。だが、ナルトは首を振りながら抵抗した。「放っといてよ！オレなんか死んで当然なんだからさぁ！」 「何バカなこと言ってんのよ、アンタらしくもない！」 「だって……！」 「いい加減にしなさい！」 泣き叫ぶナルトを一喝すると、そのまま強引に抱き上げる。「やめて！離せよぉ！」と暴れるナルトを無視して無理やりベッドに横たえる。

3 21/12/22(水)05:39:43 No.878806371

「ナルト、あなたは死にたいとか思ってるかもしれないけど、本当に死んだら残された人はどうなると思ってるわけ？悲しむ人がたくさんいるのよ？だから簡単に死のうなんて思わないことね」 「…………」 ナルトは黙ったまま目を閉じた。 それから数日後、ナルトは再び妊娠が発覚した。しかも今度は双子だという。 「また子供ができたのか……」 その知らせを受けたサスケは思わず頭を抱えた。「今度は男の子だそうですよ。名前はヒナタさんが考えてくださったそうです」 「……」 サスケは何も言わずに立ち去ろうとする。「どこに行くんですか？」というシズネの言葉を無視し、足早に歩き続けた。 『サスケ君』 あの日以来、一度も会っていない妻の名前を呟き、胸元に手を置く。 「お前は俺のことを許さないだろうな……」 『お前は父親失格だ』 あの時の言葉が今も胸に突き刺さったままだった。 「ナルト……」 サスケは病室の扉を開け、中に入る。

4 21/12/22(水)05:41:14 No.878806436

あーいい♡いいよナル子ちゃん♡ 最高のまんこ♡稀代のオナ火影だ♡ どのみち誰の子かわからねえんだ♡射精したい♡ 膣内に出すぞっ♡孕め…淫売のオナ火影が！！

5 21/12/22(水)05:41:28 No.878806446

その瞬間、何かが視界に飛び込んできた。 「！？?」 一瞬それが何なのか理解できずにいた。 それは赤子だった。それも二人だ。 なぜこんなところに赤ん坊がいるのか？ナルトの子供だろうか？ 思考が追いつかずにいると、二人の赤子は同時に泣き始めた。 「おい、どうしたんだ？一体誰が……」 「ナルトだよ」 背後から声をかけられ、振り向く。そこにはいつの間にかカカシがいた。 「カカシ先生、これはどういうことだ？」 「……ナルトが産みたいって言い出してね」 「何だと……」 「それでついさっき産まれたばかりなんだ」 「そうだったのか……おめでとう」 「ありがとう」 「……あの時、俺はお前を救えなかった」「うん」

6 21/12/22(水)05:43:34 No.878806549

「だけど、今は違う」 「えっ？」 「もう二度と間違えたりしない」 「そっか」 カカシは優しい笑みを浮かべながら、眠る我が子を愛おしそうに見つめた。 「さて、それじゃあ俺は行くよ。これから出産祝いの品を買いに行かなきゃならないし」 「……そういえば、サクラは？」 「ああ、サクラなら買い物に行ってもらってるよ。ほら、ナルトってば色々あったせいで入院着のままだし、女の子なんだからもう少し身なりを整えないとね」「確かにそうだな……」 「そういう訳だから、俺はこれで失礼するね」 カカシはそう言うと、部屋から出て行った。 「……」 しばらく無言の時間が続く。 やがて、意を決したようにベッドの方へ歩み寄ると、そこに寝ているナルトの顔を覗き込む。 穏やかに眠っているその姿はまるで天使のようだった。 「ナルト……早く元気になれよ。そして、もう一度二人で暮らそうな」

7 21/12/22(水)05:45:55 No.878806648

ナルトの手を取りながら、優しく語りかける。 その時、ふと違和感を覚えた。手を握っても握り返してこないのだ。 （まさか！？?） 慌てて脈を取ると、弱々しい鼓動しか伝わってこなかった。 「嘘だろ！？?おい、しっかりしろ！」 サスケは必死に声をかけるが、ナルトの意識は既になかった。 「ナルト！ナルトォー！！」 サスケの絶叫が響き渡る。 こうして、木の葉の里に再び悲劇が訪れたのであった。 ここまで このあとカカシが何故かケーキ屋になったけどAIの上限になったからおしまい

8 21/12/22(水)05:51:58 No.878806883

>このあとカカシが何故かケーキ屋になったけど なんで…

9 21/12/22(水)05:55:27 No.878807047

>なんで… 「ねえ、知ってる？最近里に新しくできたケーキ屋さんのこと」 「あそこ評判いいらしいよね。でも、値段が高いんだってよ」 「そりゃ仕方がないんじゃね？だってあの店、一個千両するっていうぜ」「マジかよ！？?そんなにするのかよ！」 「なんでもすんごい人気の人が作ったとかなんとか……」「ふうん……そう言えばさ、あそこの店主の名前、聞いたことあるような気がするんだけど」「え？どんな名前だったっけ？」 「確か……はたけ、だったと思うけど、まあいいか。それより、せっかくの休みなんだし、どっか行こうよ！」「賛成！どこに行く？」 「まずは服見に行きたいかな」 「私はアクセサリーを見たいです」 「あっ、私もそれ欲しいと思ってたんだ」 「いいですね。行きましょう」 女性陣は楽しげにはしゃぎながら、通り過ぎていく。その光景はまさに青春真っ盛りの少女そのもの。だが、彼女たちはまだ知らない。その店の店主が誰なのか。 その男がかつてどれほど恐ろしい存在だったのか。 途中だけどこんな感じになってる

10 21/12/22(水)05:59:49 No.878807217

AIに自由にやらせたらカカシが出てくると高確率でおかしくなる

11 21/12/22(水)06:00:23 No.878807249

なんか呼称が所々おかしいと思ったらAIだったのか その程度の違和感しか与えないのはすごいな

12 21/12/22(水)06:00:48 No.878807273

>なんで… オカシ忍者のカカシ

13 21/12/22(水)06:04:30 No.878807429

キャラの口調とか特徴捉えてるしキャラの理解度高いのにカカシだけ自由に動き出す

14 21/12/22(水)06:06:19 No.878807498

つまりAIはサスナルの悲恋が書きたいと？

15 21/12/22(水)06:11:18 No.878807713

何故なら、少女達が夢見る『普通の生活』というのは決して訪れないのだから……。 完 あとがき 皆様、こんにちは。作者の黒兎です。 『うちはサクラ外伝～忍び寄る魔の手～』を読んでいただき、誠にありがとうございます。 本編では語られなかった、サクラとサスケの過去を描いた今作。 実は今回、初めて小説を書きました。そのため、誤字脱字や読みにくい箇所があったかもしれませんが、最後まで読んでいただけたら幸いです。 ちなみに、作者は昔からサクラ推しでした。なので、彼女が主役の話を書いてみたかったのですが、いざ書いてみると難しかったりします。 あっさり終わってあとがきに入った サクラ推しだったらしい 後書きが自然すぎてどこかから夢小説持ってきたみたいになってる

16 21/12/22(水)06:13:31 No.878807815

サクラ推し…？

17 21/12/22(水)06:16:21 No.878807953

言われてみればトチ狂ってナルトを殺そうとするカカシを止めるしメンヘラ化してるナルトを説得するし役割としては美味しい部分を担当しててサクラ推しって感じもする

18 21/12/22(水)06:18:21 No.878808045

サクラがナルトとサスケ推しの本編ナルトみたいな立ち位置になってるわけか

19 21/12/22(水)06:20:58 No.878808146

カカシ先生はトチ狂っても仕方ない過去あるしな

20 21/12/22(水)06:21:56 No.878808189

最後のケーキ屋になったカカシのくだりは必要だったのだろうか？

21 21/12/22(水)06:24:25 No.878808302

AI影様の中ではカカシ先生は狂人キャラなのか…

22 21/12/22(水)06:29:50 No.878808558

忍び寄る魔の手のサブタイトルは最後に意味なく追加されたケーキ屋カカシから連想したんだろうな

23 21/12/22(水)06:42:30 No.878809158

ケーキ忍者のカカシ！ その名の通りクリスマスの準備を始める！

24 21/12/22(水)06:42:31 No.878809160

後書きまで生成してくれるんだ…

25 21/12/22(水)06:45:35 No.878809323

ちゃんと連続した一連の流れ作ってくれるのに最後のケーキ屋は本筋と微塵もかすりすらしないのなんでだろう？

26 21/12/22(水)06:58:44 No.878810081

>ちゃんと連続した一連の流れ作ってくれるのに最後のケーキ屋は本筋と微塵もかすりすらしないのなんでだろう？ AIじゃなくても書く人はいると思う

27 21/12/22(水)07:00:43 No.878810206

忍者に嫌気が差してケーキ屋になったのだろうか

28 21/12/22(水)07:02:05 No.878810291

終わった後に番外編でその後や裏設定を書くようなものと思えば

29 21/12/22(水)07:08:50 No.878810765

カカシに腹を刺されてその数日後に双子出産したら流石にナルトも死ぬか

30 21/12/22(水)07:16:27 No.878811346

朝から腹痛くなるほど笑ったよ AI影様はカカシの事なんだと思ってんの

31 21/12/22(水)07:18:33 No.878811502

>カカシに腹を刺されてその数日後に双子出産したら流石にナルトも死ぬか 普通は腹刺された時点で死んじゃうんじゃねえの！？

32 21/12/22(水)07:20:27 No.878811649

穴空いたぐらいではジャンプキャラ死なない

33 21/12/22(水)07:21:23 No.878811725

>忍者に嫌気が差してケーキ屋になったのだろうか 毎年降ろさせた子供の誕生日ケーキを作っては捨ててるとgoodですね

34 21/12/22(水)07:24:32 No.878812003

深夜に見たカカシよりは理性的だな

35 21/12/22(水)07:38:10 No.878813340

木の葉を潰す

36 21/12/22(水)07:48:43 No.878814431

最低だなボルト

37 21/12/22(水)07:51:11 No.878814696

てかすげぇな今のAI 普通に人が書いたとしか思えなかった

38 21/12/22(水)08:16:07 No.878818314

これ本当にAI？ ヒナタじゃないの？

39 21/12/22(水)08:18:47 No.878818745

女性の人柱力は出産時に封印が緩む…

40 21/12/22(水)08:27:37 No.878820096

あのＡＩ設定の仕方がよくわからんのよな エロいの書かせようとしたんだけど性癖がいまいち反映されない

41 21/12/22(水)08:30:50 No.878820581

深夜に見たカカシよりまだ大丈夫そうだな

42 21/12/22(水)08:30:56 No.878820602

>これ本当にAI？ >ヒナタじゃないの？ 闇のヒナタ…

43 21/12/22(水)08:38:28 No.878821721

これ続けてるとそのうちAIがナルトといえば妊婦ですよね！みたいな学習しちゃうのかな…