虹裏img歴史資料館

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21/09/26(日)05:04:23 [不定期... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1632600263791.jpg 21/09/26(日)05:04:23 No.849850353

[不定期] 結月ゆかりがきりたん(70代・年金生活のロリババア)を将来的にメチャクチャにする話 [予定] ・13歳→18歳 ・健全なロリババアきりたんを滅茶苦茶にする ・コッショリ

1 21/09/26(日)05:05:31 No.849850410

外で熱せられた空気がじんわりと庇から入り込む。 熱射からというよりも、空気中に含んだ湿度がどうにも鬱陶しくてたまらない。 私は耐えかねて畳の上にある扇風機から涼しい風を取り込んだ。 ぼんやりと外を眺めると、眩しい日差しに地面地面が焼かれている。 ここいらの所、私の生活とはかのような日々の連続であった。 じぃっと体を部屋の中で竦ませて、暑さか寒さに耐えてぼんやりと日を眺めるばかりである。 生活に困窮しているから身を縮こませてじぃっとしているわけではない、ただ身ばかり若く気持ちはただ萎えていた。 鉄の簪にも似たような髪飾りを机の上に放り投げて、ただただ私は何かを待つでもなく、移ろう庭の様子を眺めて生きている。 何かに不満があるわけではないが、兎に角私はじぃっとしていた。

2 21/09/26(日)05:06:01 No.849850435

だがどうにもその期間が余りに長かったからか、ぼんやりとこの生活に飽きが来ている事には気がついている。 外の日差しの下では、何処からか子供の笑い声らしきものが聞こえている気がする。 少しだけ耳に響くような、それでいて何となく安らぎを覚えるような声。 そんな声をぼんやりと聞いていると、徐々に日差しが伸びて居間にまで入り込んできた。 響いていた子供の声は徐々に遠くなっていき、何やら消化しきれない感覚を私は掴み取っていた。 少しだけ、ほんの少しだけあの子を待つ家庭というのが羨ましくなるような感傷にも似たような気持ち。 「……たまには、外でも彷徨いてみようかしら」 私はそんな事を思い、いつの間にか額に浮かんでいた汗をハンケチで拭って立ち上がった。 パキパキと体の中で小さな骨が軋むような音を響かせた後、私は着ていた洋服を整えて胸元のポケットにハンケチをしまい込む。

3 21/09/26(日)05:07:30 No.849850526

使い古した畳を踏む度に、い草の枯れた匂いが立ち上るのを感じつつ、私はぼんやりと玄関へと歩いていく。 玄関で靴棚から運動靴を取り出して、つま先を地面に叩いて履き慣らし。 私は日差しの中、ぼんやりと当てもなくふらふらと歩き始めていた。 少しだけ暑い日差しが頭にかかると、ぼんやりとしていた夏だという気持ちがより起こされる。 青臭いような木々の匂いに、眩しい日差し。 それから時折聞こえてくる、遠くの木々から響く蝉の鳴き声。 何度目の夏だろうか、そんな事を考えかけて思い出すを私は止めてしまう。 「……どうでも、いいか」 そんな事を呟きながら、あてもなく歩き続ける。 それからふらふらと街の中を歩いていたら、気がつくと川沿いに出ていた。 ふと川辺に目をやると、何人かの子どもたちが川の中で水遊びをしているのが目に写る。

4 21/09/26(日)05:08:24 No.849850571

「……ああ、いいな」 ふいにそんな事をポツリと呟いてしまう。 何か羨ましいような、そんな気持ちになりながらぼんやりと川で遊ぶ子どもたちを眺めた後、また道を歩く。 ……結婚したいとは思ったことはなかったけど、時々子供が居たらなんて考えてしまう。 そのうちなんて思って居たら、あっという間に時間は過ぎ去っていってしまった。 「この歳で色恋なんてどうかと思うけど、でも子供が居たら楽しかっただろうな……」 そんな事を思いつつ、今日もいつも通りスーパーで適当な惣菜を買って家に帰る。 帳の落ちた外を眺めながら、また今日もぼんやりと日を過ごす。 ただただ惰性で何となく、日々を過ごす。 そんな時だ、あのチラシを見つけたのは。 ───

5 21/09/26(日)05:09:13 No.849850611

「……里親?」 ある日、一枚の広告チラシが目を引きます。 手作り感のあるチラシには、全国の里親募集の文字が記載されていた。 親の居ない乳幼児や子どもたちについてや、独身でも子供を引き取ることのできる旨が書かれた文面に目を走らせた。 「……里親、かぁ」 なぜだかその言葉が気になってしまい、私は一時間、二時間経つ度についついそのチラシを手にとってしまう。 血の繋がりがなかったとしても親になれるのか、そんなお話は特に近世ではDNAというものが発見されて以来、より強く一つのテーマとして見受けられた。 DNA解析では今現在分かっている限り、身体能力や表現能力、他には遺伝的……つまり人間の直接的に関連する遺伝的形質では強く。 それとは逆に、社会的気質は直接の両親の育成に強く影響を受けるとされている。 ……とはいえ、私のような人間が里親になどなれるのだろうか。 そんな事を思いながらチラシを眺めていると、隅の方に育親になりたい方へという項目があることに気がついた。 電話番号と、自由にご相談くださいとイラストの女性が笑いかけているのを見て、ついつい私の心が惹かれて居ることに気がつく。

6 21/09/26(日)05:10:17 No.849850677

「自由にご相談ください……か……」 そろそろ日も登りきろうという頃、私は何度か電話機のボタンを押しては受話器を置いて、何度か押してを繰り返した後。 意を決して、チラシにあった電話番号へ連絡をすることにしたのでした。 ─── それから月日は流れ。 夏の様相を示していた空は、台風の嵐で何度か洗い流された後に涼しい風を運んできた頃。 私は里親になるための講習を受け終え、少し寒く、そろそろ木枯らしも吹き始めた時期に少し古い建屋の前に居た。 近くの街路樹では木々が少しずつ葉を散らし、行く行くは今残っている葉も全て枯れ落ちるだろう。 途中で踏んだ枯れ葉がクシャと音を鳴らすのを感じながら、私は秋空と簡素な建屋を見上げた後建屋の中へと進んでいく。 私は何処に行くべきか少し迷い、近くの職員らしき人に声をかけた。

7 21/09/26(日)05:10:47 No.849850706

「あ、あの……今日、養子縁組の件で来たものですが……」 私がそう言って声を掛けると、職員らしき人が少し驚いた顔をした後、何か用紙を見比べた後に意を決して口を開いた。 「え、ええ、お待ちしていました、ただ受付はこちらでは出来ませんので、207番のカウンターへ向かってください」 「あ、すみません、ありがとうございます」 少しだけ他人行儀のような、いっそ公務員らしさを感じさせるような言動を感じながら、私は対応する受付へと向かっていく。 該当のカウンターに近づいて、私が受付番号用紙を取ると、短くチャイムのような音が響いた後、短く女性の声が屋内に響いた。 私は少し遅れながら返事を返した後、にこやかにこちらに笑いかける女性の前の椅子に腰掛けた。 「えぇっと……本日は、以前ご相談させていただいた養子の件で参りました、東北と申します」 私がそう言うと、目の前の女性はペンで何かが書かれた紙と私を見比べた後、少しだけ驚いた様な顔をした。

8 21/09/26(日)05:11:36 No.849850755

「あ、あら済みません、思っていたよりもお若く見えるもので……申し遅れました、京町と申します」 目の前の女性はそう言いながら、何枚かのパンフレットを取り出しつつ口を開く。 「えぇっと……東北さんは既にお仕事は年齢付の退職済みで、今は年金生活……で確かお間違いありませんでしたか?」 少しだけ困惑気味の女性の声に、何となく察しを得ながらも私は頷きを返した。 「そうです……よく見た目で困惑される方もいらっしゃりますが、既に実年齢の関係で現役は退いています」 私がそう言うと、目の前の女性は何か考えながら、ペンで紙にメモを取りながら口を開いた。 「そうでいらっしゃいましたか、それでは……えぇっと、済みません以前もお電話でお話させていただいたかと思いますが……」 「単独の親では12歳以下は、体力的に厳しいかも知れない……というお話ですね?」

9 21/09/26(日)05:12:21 No.849850789

京町は私の言葉に頷く。 やはり、電話でも言われた通りその年齢というのは大変なのだろう。 「ええ、そうですね……やはり、ご年齢というのもありますが、一人親で幼年期の子供を預かるというのは大変難しいものがあります」 「そうですか……ええ、分かりました」 目の前の女性は真剣に私に頷きを返した後に、また口を開く。 「ですが、丁度13歳で里親を募集している子が居まして……名前は結月ゆかりと言う子なんですが」 「はぁ……」 私がそう言うと、目の前の女性は何やら気を良くしたのか、それとも得心でもしたのか頷きながら言葉を続ける。 「少し口数は少ない子ですが、賢い子で……ええっと……事前の審査でも特に問題無いようですし……折角ですからお会いになられませんか?」 「あ、あの……いえ、分かりました」

10 21/09/26(日)05:12:45 No.849850813

何かをいうべきかと思いつつ、結局私は京町の言葉に私は流されるまま頷きを返す。 何やら気を良くしたのか、目の前の女性は立ち上がって何やら準備をし始めた。 気が早すぎるのではないでしょうか、なんて言うべきだろうか……なんて事を思っているうちに目の前の女性はどこぞへと電話をし始める。 それからカウンターの奥へ行ったり、書類を幾つかまとめた後にこちらの手をとってにこやかに笑いかけてきた。 「それでは、今から施設へ向かいましょう!」 「……はい」 そう言いながら私の手を掴んだ彼女の掌に、私はまた流されて同意の返事を返してしまった。 ───

11 21/09/26(日)05:21:18 No.849851253

以下続き sp94687.txt ゆかきりのロリおねものが少ない そもそもPixivとかのロリおねは、大体ロリがパワフルすぎて怖い だから優しいロリおねというのは、自分で作るしかない。 ただロリとおねがくっ付くまでの過程を盛りたいという欲求もある だからゆかりの親を一先ず墓地に伏せ、最終的にきりたんの性癖位は破壊させてもらう

12 21/09/26(日)07:17:17 No.849857560

新作か…ありがたい

13 21/09/26(日)07:23:20 No.849858053

きりたんが名前欲しがるやつ書いてた人?

14 <a href="mailto:s">21/09/26(日)07:39:36</a> [s] No.849859629

>きりたんが名前欲しがるやつ書いてた人? 多分違う人かな……

15 21/09/26(日)07:44:01 No.849860101

健全な方もおとくんもピザバイトゆかりも全部読んでる ぶっちゃけスレ「」のファンだ 新作ありがたい…

16 21/09/26(日)07:56:33 No.849861743

>健全な方もおとくんもピザバイトゆかりも全部読んでる >ぶっちゃけスレ「」のファンだ >新作ありがたい… ありがたい……というか全部読んだんだ、それも凄いな……

17 21/09/26(日)08:49:40 No.849870240

落ちる直前で見つけた 今作も楽しみにしてる

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