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    21/08/01(日)22:42:08 No.830154414

     俺の担当ウマ娘、アクノロブロイ。  彼女はトレーニングのお礼や俺の集中を高めることを口実に、性的な行為を行うよう唆してくる。  そして俺は誘惑に抗えず、溺れ続けていた。  5月の終わり。日本ダービーに出走するウマ娘たちが、次々にゲートへと入っていく。  その中には俺の担当ウマ娘、アクノロブロイの姿もあった。文学少女のような勝負服を身にまとう彼女だったが、内に秘める闘志は戦士と形容すべき力強いものである。英雄譚が描かれた本のように、その知的なモチーフの中で、炎のような情熱が渦巻いている。  やがて、出走する全てのウマ娘がゲートに入り、レースの開始が近づく。俺は観客席の最前列で、アクノロブロイの姿を見つめる。控室では落ち着いた姿を見せ、何かしらのアドバイスをする必要すら無かった。ただ、勝利した後にスイーツを御馳走することと、俺に「ご褒美」をくれることだけを、約束した。

    1 21/08/01(日)22:42:25 [s] No.830154543

     今も彼女は、冷静さを保っているだろうか。一抹の不安はあったが、それ以上に彼女ならやってくれるという期待が、俺の中で膨らんでいた。  君なら、勝てる。  心の中でそう言葉にした瞬間、ゲートが開いた。  日本ダービーが、始まったのだ。  一斉に走り出すウマ娘たち。アクノロブロイは先頭を走る逃げウマ娘の後ろにつき、その位置をキープした。  2番手のまま、1000メートル、1500メートルと駆け続ける。彼女の安定した走りは、十分な持久力と冷徹とも言える賢さがあってのものだ。日本ダービーという大舞台であっても、アクノロブロイの強さは揺らいでいない。  第4コーナー。アクノロブロイが追い抜きを仕掛ける。後続のウマ娘たちも次々に加速しながら、最終直線へと入る。  全力でゴールを目指す、18人のウマ娘たち。これからのトゥインクル・シリーズで活躍し、新しい世界、新しい領域を拓いて行くに違いない、優駿たち。その中から――わずか半歩でも良い――抜け出てくれたなら。

    2 21/08/01(日)22:42:40 [s] No.830154659

    「行けっ!! アクノロブロイッッッ!!」  俺は、精一杯の声を出した。彼女に届いただろうか。いいや、どうか聞こえないくらいに集中していて欲しい。観客も他のウマ娘も目に入らないくらい、自分の道を走り抜けて欲しい。  英雄の、ように。  アクノロブロイの末脚に、追込を仕掛けるウマ娘たちが迫る。  そしてついに追い抜かれようとする、その寸前。彼女は半歩だけ早く、ゴールラインを越えていた。  アクノロブロイの、勝利だった。    1週間後。約束通り豪勢なスイーツをアクノロブロイに御馳走した俺は、彼女と一緒にトレーナー室へ戻って来た。 「ようやく一段落した感じだな」  俺はソファーに座って、体を伸ばす。 「はい。取材の予定はもう無いんでしたっけ?」  アクノロブロイが、俺の隣に座る。彼女が俺と並んで座るなんて、初めてのことかもしれない。それだけ信頼を得たということだろうか。

    3 21/08/01(日)22:42:53 [s] No.830154752

    「まだいくつかはあるが、忙しいという程じゃない。やっとトレーニングに専念できるというわけだ」 「取材も人気者になったみたいで、楽しいんですけどね」 「君は人気者だ。なんたって、ダービーウマ娘なんだから」 「そうですね。トレーナーさんのおかげで、私は日本ダービーに勝てました」  穏やかな表情で、アクノロブロイが俺に微笑みかける。普段とは違う悪意の感じられない笑顔に、思わずドキッとしてしまう。 「俺の力じゃない。君にそれだけの才能があったからだ」 「才能だけで勝てるものでは無いですよね? 私に才能があったとして、それを伸ばしたのはトレーナーさんですよ。もっと、自分を評価してください」 「……そうだな。俺は君に見合うトレーナーとして、その務めを果たせた」 「はい。ですので」  アクノロブロイが俺に近づき、強くゆっくりとした動作で、俺の体をソファーに押し倒した。 「約束通り、ご褒美をあげたいと思います……♥」

    4 21/08/01(日)22:43:05 [s] No.830154855

    「唐突だな……人が来たらどうする……」 「鍵は閉めていますので、心配はいりませんよ」 「そうか……」 「それで、どんなことをして欲しいんですか……?」  魅惑的な笑み。アクノロブロイらしい、悪戯めいた悪意が混じった笑顔。 「……パイズリを、して欲しい」 「パイズリ……それは、どのような行為でしょうか?」  前々から感じていたが、やはり彼女には年相応の性知識しかないようだ。保健体育で学ぶ程度の、己の身を守るための知識。だから教科書には載っていない、たとえば男を悦ばせる方法などについて、彼女は無知も同然なのだ。  そんな初心な側面が、逆に俺の興奮を高めてくる。 「俺の陰茎……おちんぽを、胸で挟んで……手でやるのと同じように、しごくんだ」 「そういうことですか……トレーナーさんは、大きな胸が好きなようですからね……♥」 「やってくれるか……?」

    5 21/08/01(日)22:43:18 [s] No.830154944

    「そうですね……避妊具を使ってくれるのなら、問題ありません」  本当ならコンドーム無しでやって欲しいのだが、行為が行為だけに、妥協も致し方無いだろう。 「わかった……それで行こう」 「では、準備しますね」  そう言ってアクノロブロイは制服の上、シャツ、ブラジャーと脱いでいく。露わになる彼女の爆乳。その間に自分の陰茎が挟まれることをイメージするだけで、股間に血が集中してしまう。 「避妊具は鞄の中ですか?」 「ああ……」  アクノロブロイが乳房を揺らしながら、床に置いてある俺の鞄に手を伸ばす。そして中から、コンドームの箱を取り出した。 「…………これは、どう使えばいいんですか?」 「……自分でやる」  俺は彼女から箱を受け取り、コンドームを1つ取り出す。アクノロブロイの視線を感じながら、俺は仰向けのまま靴、ズボン、パンツを脱ぎ、勃起した陰茎にコンドームを装着する。

    6 21/08/01(日)22:43:30 [s] No.830155038

    「なるほど……そうやって着けるんですね……」  まるで授業を受けているかのように、俺の動作を真剣に見つめるアクノロブロイ。俺をからかうことより、知的好奇心の方が勝っているようだ。 「これで、精液が君にかかることは無い」 「はい。勉強になりました」  本当に勉強になったようなので、少しおかしかった。歪んではいるが、これもまた性教育なのかもしれない。 「それじゃあ……まず、ソファーの上に正座してくれ。その方が、パイズリはしやすい」 「はい……」  アクノロブロイが正座の姿勢を取る。俺は脚を開いて、彼女の膝の上に自分の腰を乗せた。 「確かに、この体勢なら胸とおちんぽの距離が近いですね……」 「そのまま、おっぱいでおちんぽを挟んでみてくれ……」 「はい、胸で……おっぱいと言った方がいいですか?」 「出来ればそう言って欲しい」 「わかりました……おっぱいで、トレーナーさんのおちんぽを挟んじゃいますね……♥」

    7 21/08/01(日)22:43:43 [s] No.830155132

     びくん、と反応した陰茎を、アクノロブロイの大きく柔らかい乳房が包み込む。竿の部分は完全に見えなくなり、亀頭の一部だけが谷間の間から顔を出していた。 「ここから……どう動かせばいいんですか……?」 「おちんぽに押し付けながら、おっぱいを上下に動かしてくれ……」 「こんな感じでしょうか……」  アクノロブロイが自身の両乳房を手で押し上げ、押し下げる。押し上げ、押し下げる。何度も何度も、それを繰り返す。 「そんな感じだ……とても、気持ちいい……」 「トレーナーさん、とても切なそうな顔をしてますよ……♥」  彼女は乳房の上下運動を続ける。だが次第にその摩擦が強くなり、彼女も難しい顔をし始めた。 「なんだか、だんだん動かしづらくなってる気がします……最初は、ちょっとぬるぬるしてたのに……」 「コンドームに塗られていた潤滑剤が乾いてしまったのかも……そういう時は、唾液を垂らしてみてくれ」 「唾液ですか……」  アクノロブロイの口からコンドームを着けた俺の亀頭へと、液体がたらりと落ちて行く。その淫猥な光景に、俺の陰茎が硬さを増す。

    8 21/08/01(日)22:43:56 [s] No.830155238

    「少し、動きやすくなりましたね……」  ある程度唾液を垂らした後、アクノロブロイはそれを陰茎に塗り込むように、乳房を上下に動かす。 「あぁ……うぅ……」  俺は下唇を噛みながら、性感帯を責める爆乳の感触に浸る。 「苦しそうな顔をしていますね……♥ 射精を我慢しているんですか……♥♥」 「いや……肉体的な快感もあるが、それ以上にアクノロブロイのおっぱいに俺の陰茎が包まれている、その満足感が凄くて……」 「そうなんですか……どうすれば、もっと肉体的に気持ち良くなりますか……?」 「左右のおっぱいを一緒に動かすんじゃなくて、互い違いに動かしたり……」 「こうですか……♥」  アクノロブロイが、乳房の動かし方を変える。左右の乳肉が交互に俺の亀頭を撫でるような、くねった動き。その気持ち良さに、俺は声を漏らしてしまう。 「くっ……あぁっ……!」  彼女の爆乳が亀頭を可愛がる度に、射精感がどんどん高まっていく。  もう、耐えきれそうになかった。

    9 21/08/01(日)22:44:39 [s] No.830155562

    「アクノロブロイ……! そろそろ、出る……!」 「ええ、出しちゃってください……♥ 私のおっぱいに挟まれて、おちんぽからいっぱい、精子を出してください♥」 「あぁぁ……!!」  どぷり、どぷりと、精液が発射される。動きを止めたアクノロブロイの乳房、その間から顔を出しているコンドームの精液溜まりが、白く膨らんでいく。 「破裂しそうですね……♥ それでは、今日はこれでおしまいとしましょう」  射精が終わり、アクノロブロイの胸が俺の陰茎から離れる。幸せな時間が、終わってしまったのだ。 「そんな残念そうな顔しないでください……また、気が向いたらしてあげますよ……♥」 「ああ……出来れば、次はコンドーム無しでやって欲しい……」 「それはちょっと難しいですね……でも、たとえば菊花賞に勝利したりしたら」  菊花賞。クラシック三冠最後のレース。ダービーウマ娘となったアクノロブロイが挑むべき、大きな目標。 「その時は、考えてあげても良いですよ……♥」 「……絶対に、君を勝たせてみせる」 「お願いしますね」  アクノロブロイが浮かべた笑顔は、どこか、爽やかにも見えた。

    10 21/08/01(日)22:45:29 [s] No.830155956

    ここまでのまとめ fu212432.txt レースシーンは真面目に書きすぎると本編書けなくなるのでもどかしい…

    11 21/08/01(日)22:46:51 No.830156561

    どんどんエスカレートしていく…!

    12 21/08/01(日)22:51:09 No.830158426

    信頼関係と肉体関係が比例しているの良いよね

    13 21/08/01(日)22:52:19 No.830158903

    もしかしたらダービー勝ないかもって思ってたから勝ってどんどんずぶずぶになるのはありがたい…

    14 21/08/01(日)22:55:58 [s] No.830160443

    >もしかしたらダービー勝ないかもって思ってたから勝ってどんどんずぶずぶになるのはありがたい… 史実通りというよりはURAシナリオらしさを優先してるし… いやそもそもアクノロブロイなんて競走馬はいないんだけど…

    15 21/08/01(日)22:58:42 No.830161605

    股間のおにんじんに逆らえない情けないトレーナーすぎる

    16 21/08/01(日)22:58:52 No.830161664

    >いやそもそもアクノロブロイなんて競走馬はいないんだけど… そうだね

    17 21/08/01(日)23:01:10 No.830162687

    URAまで突破したらどうなってしまうんだ……

    18 21/08/01(日)23:01:39 No.830162940

    キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

    19 21/08/01(日)23:03:02 No.830163561

    むっ!!!

    20 21/08/01(日)23:05:42 No.830164836

    >股間のおにんじんに逆らえない情けないトレーナーすぎる でも有能ですよ?

    21 21/08/01(日)23:07:44 No.830165705

    温泉まで行く頃には生ぴょいしてそうだ…

    22 21/08/01(日)23:10:01 No.830166705

    どこまで上り詰めたらお嫁さんになってくれるんですか

    23 21/08/01(日)23:16:14 No.830169394

    >どこまで上り詰めたらお嫁さんになってくれるんですか 春秋シニア六冠

    24 21/08/01(日)23:23:41 [s] No.830172565

    >春秋シニア六冠 シナリオ目標が増えすぎるのでそのルートは却下したし…

    25 21/08/01(日)23:25:26 No.830173360

    キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

    26 21/08/01(日)23:26:44 No.830173888

    余裕そうに見えて知識が無いのいいですね…

    27 21/08/01(日)23:26:54 No.830173958

    ありがたい…

    28 21/08/01(日)23:28:13 No.830174509

    いいねぇ…

    29 21/08/01(日)23:28:24 No.830174596

    >股間のおにんじんに逆らえない情けないトレーナーすぎる 逆らえる男はいないと思われる 俺は無理だ

    30 21/08/01(日)23:32:40 No.830176277

    ロブロイ専門絵「」きたな… ありがたい

    31 21/08/01(日)23:33:57 [s] No.830176771

    >ロブロイ専門絵「」きたな… >ありがたい 本当にありがたくてやる気にバフがかかるし…