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    21/07/03(土)22:11:46 No.819728109

    甘奈 Pドル R-15 -NTR

    1 21/07/03(土)22:15:14 No.819729926

    ちょい役で出てる他のアイドルのPドル物が引っかかる

    2 21/07/03(土)22:17:06 No.819730962

    甜花ちゃんとのPがイチャつく話です タグ:大崎甜花 Pドル 大崎甘奈 R-15

    3 21/07/03(土)22:26:19 No.819736194

    4 21/07/03(土)22:40:43 No.819744213

    「……プロデューサーさん、もしも甘奈が吸血鬼だったらどうする?」 「……?」 突然突拍子もないことを言う彼女に、俺は何も言葉を返せなかった。そういった仕事も特にないので、本当に雑談なのだと思うが。 「どう?うーん……吸血鬼なら、太陽に弱いんだよな?だったら日中の仕事は……」 「もー、そうじゃなくて」 そうじゃないらしい。 「プロデューサーさんの血を吸うかもしれないんだよ?」 「そ、そうか……。貧血にならない範囲で大丈夫か……?倒れたら甘奈に迷惑かかっちゃうし」 仕事のことばっかり。甘奈はそんな風に笑いながら俺の手を取った。 「でも、甘奈と一緒にいることを考えてくれてるんだよね、プロデューサーさんは」 「ああ、そうだな。俺は甘奈のプロデューサーだから。それは甘奈が吸血鬼でも変わらないよ」 それだけではない。甘奈との関係にはもう一つ続きがある。 「でも、恋人として考えると複雑だな……。甘奈が他の人から血を吸うのはちょっと」 「えへへ……だいじょーぶ、甘奈が吸血鬼になっても、プロデューサーさんの血しか吸わないよ」 それで足りるのか?なんて聞く前に、指を甘噛みされた。ご馳走様、と小さく笑う顔は真っ赤だった。

    5 21/07/03(土)22:58:59 No.819754389

    「でもどうして急に吸血鬼なんだ?」 「んー……深い理由はないんだけど」 別に何かがあったわけじゃなくて、プロデューサーさんとこういうことをする口実が欲しかっただけ。でも、それを言ったら引かれちゃうかな。 「そうか……急だからびっくりしたよ」 「えへへ、ごめんね」 「嫌じゃないよ。……でも、ここは事務所だから首筋を噛んだりとかはダメだぞ?」「首筋?」 「……あっ、いや、今のは、その……」 プロデューサーさんの顔も途端に真っ赤になる。きっと、そういうことを考えちゃったんだろうなって。甘奈も同じことをプロデューサーさんのせいで考えちゃって、やっぱり赤くなる。 「……すまん、今度のオフ、いいか?」 「えへへ、楽しみにしてるね☆」 そういうの、好きなんだって思うとちょっとおかしかった。なかなかデートをしたりとかは出来ないけど、二人はその代わりに色んなことが出来るもん。こうしてたくさん約束をして、まっさらな未来を埋めていくことだって。 「あ、でも甘奈。指先を咥えるのは……その、いけない気持ちになっちゃうから……」 「ふぇ?」 「……やっぱりなんでもない」 プロデューサーさんはまた顔を赤くした。

    6 21/07/03(土)23:00:48 No.819755446

    最近甘い

    7 21/07/03(土)23:07:25 No.819759260

    ちゆ~…

    8 21/07/03(土)23:08:28 No.819759872

    「えへへ、たっだいまー☆」 「お帰り、甘奈」 甘奈を家に招く時は、必ず家族のフリをして迎えるようにしていた。周りの人に怪しまれないようにするため、という建前の理由が一つ。効果があるのかは分からないが。もう一つは、いつか本当にそうなって欲しいから。 「プロデューサーさん、今日は何しよっか?」 「んー……そうだな、この前言ってた映画みるか?レンタルはあったから借りてきたんだけど」 「あー、めっちゃ話題になったやつだよね?覚えててくれたんだ~」 他愛もない会話をしながら、当然のように並んで座る。たまに膝の上にも座ろうとするが、それはなんだか一線を越えてしまいそうな気がしてまだ出来ずにいた。 「あ、そうだ!……えいっ!」 首筋に、湿り気が乗った。牙はないけれど、吸血鬼の眷属にされてしまったかもしれない。 「うわっ!……はは、甘奈の眷属になっちゃうかもな」 「眷属って……」 「甘奈のものってことかな」 自分で言って恥ずかしくなってしまった。二人は揃って俯いた。